6月29日 心配していた、花、天気にも恵まれ、小田越へ無事下山。
今日は、早池峰へ出かけてきた。昨日の八幡平の花の様子から花の開花、それから天気も心配だったが、青空が広がりだし、岩手山が姿を見せるとそんな心配も消えてしまった。
早池峰、昨年は花の時期に3回、今年は冬に2回とよく登っている山の一つ。
いつものように、河原の坊に車を止め、携帯トイレ持参の確認、登山口では外来種の侵入を防ぐ目的で置いてあるマットで靴底をゴシゴシ。何年ぶりかで新しいマットに代わりこれなら多少は効果もあるのかな??!様々な準備??を整え頂上へと向かった。
いつもの場所に、いつものように高山植物が咲いている早池峰山。今日は余裕を持って花の解説もでき、山のガイドにも余裕を持てた。
ミヤマタネツケバナ、ズダヤクシュ、ミヤマオダマキ、ミヤマハンショウヅル、キバナノコマニツメ、ハヤチネウスユキソウ、ナッブトラノヲ、ナンブイヌナズナ、ヨツバシオアガマ、ミヤマシオガマ、ホソバノイワベンケイ、ヒロハヘビノボラズ、ホソバツメクサなどなど。
岩手といえば、花巻市出身の宮沢賢治の名を思い出す方も多いのでは、イハートブ(ボ)は賢治の造語で“ドリームランド”とも呼んだ故郷・岩手のこと。山登りが好きな宮沢賢治が好んでしばしば登ったこの“早池峰山”からは『どんぐりと山猫』『風の又三郎』などこの山の展望から着想された作品は数多いとのこと。
小田越えから河原の坊をのんびり歩くことなどめったになく、この賢治の詩碑にはどんな意味込められているのだろう。宮沢賢治と岩手の山、早池峰信仰と遠野の山々と興味の尽きない、イーハトーブの山々の一コマ。
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