山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

仕事初めは ガイド養成講習会 

2012年01月12日 | 公益社団法人 日本山岳ガイド協会

1月6日~11日
一昨年からはじまった社)日本山岳ガイド協会ガイド養成講座。
今年の仕事初めはガイド養成講座・無積雪期ルートガイディング講座と積雪期ルートガイディング講座となりました。

Dc011201

雪のない山と雪山が近距離に在るエリアってどこだろう??

Dc011221

考えた末、選んだ場所が宮城県丸森町・阿武隈山地の北限にあたる・岩岳という標高430m花崗岩の山でした。

Dc011228

コースタイム2時間ほどの小さな山ですが動植物が豊かな森の広がる里山です。

Dc011223

Dc011226

Dc011206

Dc011231

Dc011233

Dc011209

木道、木橋、急登、擬似木の階段、岩場、急傾斜地とガイドのイロハを学ぶにはには最適な山です。この山で毎日10時間朝から日が暮れるまで実技の反復練習を行いました。

Dc011225



後半の積雪期ルートガイディング講習は、丸森町から車で1時間半ほど西に向かった蔵王連峰・刈田岳山麓にあるスキー場をベースに行いました。

Dc011235_2


Dc011234

スミカワスノーパークスキー場と刈田岳の間に広がる広大な聖山平というシラビソの森・樹氷原の中ではガイディングの練習です。

Dc011239

 

スキー場から雪上車を利用して蔵王・刈田岳に登りピッケルの使い方やアイゼン歩行の練習、またリフトを利用して広大な樹氷原のなかでは読図、コンパスワーク、ルートファインディングと・・・、焦る気持ちを抑えながらゲストへの雪山ルートガイディングや低温リスクへの対応と・・・!風雪吹く中講習は連日続きました。

Dc011241

時には朝3時から宿の朝食時間までツエルトビバーク体験や朝5時からビーコン操作の練習などなど、ガイドを目指す青年二人と寝食をともにした熱い6日間でした。

Dc011240


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 笑顔咲き 希望のたねが育ち... | トップ | 8年目の講習会 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿