山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

アナログな暖房にアナログな冬の生活!

2012年01月16日 | 日記・エッセイ・コラム

今年も12月中旬から記録的な降雪・低温が続いています。昨年の東日本大震災から10ヶ月が過ぎました、ここ山形県も震災発生から数週間は電気、ガス、ガソリンなどのライフラインが不安定な不安な日々が続きました。生活サイクルが狂い、仕事、学校への移動手段確保が困難となったり、4月に入っても寒い日が続きました。それでも被災され被害を受けた方々から比べればその比ではありません。

震災は、スイッチ一つで暖房が入る、灯りがつくという当たり前の生活を見直す機会となりました。

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最初に思いついたことは薪スートーブです。周囲の知人(なぜか二人とも髭を伸ばしています!!)が薪ストーブライフを実践している影響や自治体の制度に薪ストーブ購入費用に助成金が出る事を知り、早速購入、設置して見ました。

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でも、薪の確保が想像以上に大変なことも後でわかりましたが、家の周りを薪が囲んでようやく今冬の薪を何とか確保??

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おかげさんでその恩恵はその苦労を凌ぐな~!と実感。
何がそんなに!!薪ストーブ生活・1年生が時々このブログで紹介したいと思います。


8年目の講習会

2012年01月16日 | インポート

1月14日~15日
猛烈な降雪の中、月山雪崩事故防止講習会が月山・弓張平で開催されました。
北海道雪崩事故防止研究会の樋口和生氏から伝えていただいた雪崩事故軽減のためのノウハウ。みんなで試行錯誤しながらおかげさまで8年目を迎えることができました。

今年も、1日目は雪の専門家、医の専門家を招き講義や野外実習を行い、夜までディスカッションが続きました。

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2日目は、行動判断、レスキュートレーニングの予定でしたが、今年は例年になく“見事な雪の降りっぷり”となり周囲は3mを越える積雪に囲まれてしまいました。一歩雪原へ踏み出すとスノーシューを履いても腰まですっぽり??
みんなで出した行動判断は体育館の軒下で
等身大のダミーを相手に埋没者の丁寧な掘り出し方、意識の確認の反復練習?

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午後からは、雪崩レスキューについてを学びあいました。
 

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また、来年も開催予定です。