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1.20 フクロウのエサやり

2012年01月22日 | 日記
1月20日(金)

 フクロウのエサのやり方が分かりました。
 手には手袋をつけて、フクロウを脇に抱えます。その時、フクロウの足の爪が危ないので、雑巾などに捕まらせます。フクロウを脇に抱えたら、今までの野鳥の強制給餌と全く同じ方法でエサをやります。
 まずは、大きなピンセットで口を開けさせます。
 次に左手の人差し指をくちばしの中に入れて、くちばしが閉じないようにします。
 開いたくちばしの中に、ピンセットでエサを入れます。すると、本能でエサを飲み込むのです。このようにして、毎日2回から3回エサを与えることにしました。

 
 エサを食べた後は、頭をさすってあげます。頭をさすってあげると、このようにおとなしくなります。
 
 
 気持ちが良かったのか、目を閉じてしまいました。

 
 とうとう、完全に寝てしまいました。
 私たちの感覚では、野生のフクロウがこれほど人に慣れるのも珍しいと思います。だから、この「フク」は、どこかの家で飼われていたような気がします。

1.19 フクロウに名前がつきました

2012年01月22日 | 日記
1月19日(木)

 フクロウを入れるためにネコ用のゲージ(入れ物)を購入しました。
 名前は「フク」と名付けました。
 「フク」は自分からはなかなかエサを食べてくれません。
 今は内田先生が強制給餌をしているそうです。食べさせるエサは、冷凍ピンクマウスと鶏肉です。

 
 エサを食べたからか、少し目に力が出てきたように見えます。

 
 昼間はまぶしいのか、このように目を閉じていることが多いようです。

 
 まだまだ警戒心の強い「フク」です。

 今日は、小牧市にあるハーモニー動物病院に連れて行くことにしました。ハーモニー動物病院には、鳥を専門に診てくれる先生がいるからです。
 「フク」は、5日間ほとんどエサを食べていない割に体重は重い方で、肉付きもチェックした結果、命に別状はないとのことでした。
ただ、少し栄養を与えた方がよいとのことで、鳥用の缶詰をいただきました。
エサのやり方も、今までの鳥と同じで良いそうなので、しっかりとエサをあげていきたいと思います。

1.18 フクロウを保護しました

2012年01月22日 | 日記
1月18日(水)

 昨日、舞台の上(舞台照明のさらに上)にエサを置いたので、食べたかどうかの確認をしました。ところが、何も食べていませんでした。
 このままでは、フクロウが弱ってしまいます。そこで、捕獲することになりました。
 捕獲するためには舞台照明の上に登り、大きな網で飛んでいるフクロウを捕獲するしかありません。万が一の危険も考えたため、内田先生が捕獲することになりました。
 舞台照明の上に登ると、フクロウが鉄パイプ(梁)の上に止まっていました。

 
 これが体育館の舞台の照明の上の空間に止まっていたフクロウです。
 お腹が空いているのか、こちらを見ています。

 
 網を向けると逃げ回りました。
 近くに飛んできたときに捕獲するしかありません。
 1時間くらいかけて、ようやく捕獲をしました。


 捕獲したときの内田先生です。
 ダンボール箱の中にフクロウが入っています。左手に持っているのは捕獲したときに使った手網です。

 
 ダンボール箱の中に入ったフクロウです。
 手につけている軍手は二重になっていて、フクロウの爪やクチバシから身を守るためにつけています。本来は革製の手袋をつけますが、今回は保護したばかりなので、軍手をつけています。その理由は、フクロウの健康状態をチェックするためです。

 
 保護をしたら、まずはこのように触ります。
 すると、肉付きや体温の簡単なチェックが出来ます。どうやら低体温にはなっていないようです。しかし、保護したばかりは気をつけなければなりません。
人の出入りが少なく、暖かい部屋に移動し、出来るだけ早くエサを与えなければなりません。そこで、購入したのが冷凍のピンクマウス(生まれたてのネズミ)と鶏肉です。
しかし、まだ食べる様子はありません。

 
 頭をなでてみました。動物は、首筋をなでてあげると落ち着くことが多いからです。首筋からは副交感神経が出ているので、その部分を刺激すると気持ちよくなるのです。
 しかし、保護したばかりです。嫌がっているようにも見えます。
 とにかく、暗くして安静にすることにしました。

 放課後、フクロウを動物病院に連れて行きました。
 鳥類は専門ではないと言いながらも、いろんなアドバイスをいただきました。ありがとうございます。
 ダンボール箱では狭いので、ホームセンターでネコ用のゲージを購入しました。
 

1.17 フクロウが舞台裏へ

2012年01月22日 | 日記
1月17日(火)

 フクロウが体育館の舞台の上に入ってしまいました。
 体育館に入ってきたのが1月14日(土)だとすると4日間何も食べていないことになります。そこで、舞台の上に登ってエサを置いてみました。
 しかし、すぐには近づいてくれませんでした。
 そこで、1日様子を見たいと思います。

1.16 フクロウの種類

2012年01月22日 | 日記
1月16日(月)

 放課後にもう一度写真を撮りました。

 
 フクロウはまだ照明の上にいました。
 弥富町にある野鳥センターに画像を送ったところ、日本のフクロウか大陸産のものだということでした。
 外国産のフクロウだとしたら、外に逃がすことは出来ません。
 そこで、捕獲することにしました。

 
 近づくと、飛んで移動しました。
 ちょうどフンをしたところです。
 猛禽類は、フンを後ろに飛ばすという話を聞いたことがありますが、フクロウは真下に落とすことが分かりました。

 
 フクロウは、フンをした直後に飛んで移動しました。

 
 次に止まったのが鉄パイプの上でした。
 このまま1日様子を見ることにしました。