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1.27 電気のいらないカラオケマイク

2012年01月29日 | 日記
1月27日(金)

 今日は、電気のいらないカラオケマイクを作ります。
 糸電話の原理を応用した「バネ電話」です。

 
 まず、ボールペンやサインペンなどに針金を巻きます。

 
 次にプラスチック製のコップの下半分に厚紙を巻きます。
 これを2つ作ります。

 
 プラスチック製のコップの底にキリで穴を開けて針金を通し、セロテープで固定します。これで出来上がりです。

 
 さっそく使ってみます。
 耳を近づけるとエコーがかかった声が聞こえてきます。
 大成功です。
 今回は、材料が足りなくて一部の人だけがバネ電話を作りました。
 次回は、全員で作ってみることになりました。
 
 

 

 

1.25 77円電池

2012年01月29日 | 日記
1月25日(水)

 今日は77円電池を作ることになりました。

【準備】

 食塩、純水、500ミリリットルビーカー、マグネティックスターラー、マグネット、
 ティッシュペーパー、発光ダイオード、電子オルゴール

【手順】

1 500ミリリットルビーカーに水と食塩を入れて、マグネティック
 スターラーでよくかき混ぜて、飽和食塩水をつくる。

2 1で作った食塩水にティッシュペーパーを浸す。

3 2で作ったティッシュペーパーを10円玉と1円玉の間に挟む。

4 3の操作を繰り返し、77円分の硬貨を重ねる。

5 4で作った77円電池に発光ダイオードや電子オルゴールにつなぎ、電流が流れてい
 ることを確認する。

 
 マグネティックスターラーで飽和食塩水を作っています。

 
 マグネティックスターラーでよくかき混ぜているところです。
 ビーカーの中にマグネット(磁石)が入っていて、激しく回転しています。

 
 硬貨に飽和食塩水で浸したティッシュペーパーを乗せていきます。

 残念ながら、今回はなぜか電流が流れませんでした。
 次回、もう一度チャレンジしてみようと思います。 

1.23 フクロウの強制給餌

2012年01月29日 | 日記
1月23日(月)

 保護したフクロウの「フク」は、まだ自分でエサを食べてくれません。
 このまま何も食べないともっと弱ってしまいます。
 だから、強制的にエサを食べさせます。
 
 
 エサをほしがっている「フク」です。
 可愛い顔をしています。
 
 
 まだエサをねだっています。

 
 手袋をして、大きなピンセットで口を開けて、そこに左手の親指を入れます。

 
 エサをピンセットでつまみます。
 今日のエサは鳥の心臓、肝臓、ササミにビタミン剤とカルシウム剤を振りかけものです。

 
 このようにのどの奥にエサを入れます。
 すると、鳥の本能で飲み込みます。
 
 
 食べた後は、このようになでてあげると喜びます。
 このまま、寝てしまうこともあります。

 
 とてもおとなしい「フク」ですが、足の爪を見ると猛禽類だとよく分かります。

1.23 燃えない紙コップ

2012年01月29日 | 日記
1月23日(月)

 今日は「燃えない紙コップ」の実験を行います。

 
 まずは、紙コップに水をいっぱい入れます。
 
 
 ガスバーナーに火をつけます。

 
 火の加減は弱火にします。

 
 鉄製スタンドに取り付けた紙コップにガスバーナーの火を近づけます。

 
 このように紙コップ内の水の温度を一分ごとに測ります。

 
 始めに入れた水道水の水温は14℃です。1分ごとに2.4℃ずつ上昇しました。この写真は6分後の紙コップ内の水の様子です。紙コップの底から水蒸気の泡が発生し始めました。

 
 思った以上に温度は上がりました。
 最高では16分で85℃まで上がることが分かりました。

 
 中の水が68℃になるまで加熱した後の紙コップです。
 紙コップの底の縁は焦げていますが、底は焦げていませんでした。
 85℃まで加熱したコップは多少水が漏れてしまいましたが、68℃までは漏れないことがわかりました。

 
 中の水の温度が85℃になるまで加熱した紙コップの裏側です。
 かなり焦げているのがわかります。しかし、多少の水漏れですんだのが不思議です。

 
 実験後の紙コップを上から写した写真です。
 多少の焦げ目はありますが、水は漏れていません。
 では、なぜ紙コップは燃えないのでしょうか。
 それは、紙をガスバーナーの火で加熱しても、紙コップの中の水が紙を冷やしてしまうために、発火点(燃えるために必要な温度で、紙コップは約400~500℃)にならないからです。
 身近な材料で科学を学ぶのも楽しいものですね。 

1.20 酸化還元反応

2012年01月29日 | 日記
1月20日(金)

 今日は、酸化還元反応を行います。

【準備】

 硫酸銅、純水、亜鉛、大型試験管、ゴム栓、ろうと台、ろうと、ガラス棒、
 ろ紙、薬さじ、200ミリリットルビーカー

【手順】

1 硫酸銅水溶液を作る。
  今回の実験は定量実験(濃度や液量が正確でないといけない実験)ではなく、
 定性実験(性質の変化を見るため、濃度や液量は正確でなくて良い)なので、
 適当な濃さの硫酸銅水溶液を作ります。

2 試験管に硫酸銅水溶液を入れる。

3 2の試験管に亜鉛の粉末を入れ、ゴム栓をしてよく振る。

4 3の試験管の中の混合溶液をろ過して、ろ液の色の変化をよく見る。

 
 硫酸銅を薬さじで200ミリリットルビーカーに入れます。

 
 純水を硫酸銅の入った200ミリリットルビーカーの中に入れます。

 
 ガラス棒でかき混ぜる。これがかき混ぜた後の溶液です。
 この溶液を大型試験管の中に硫酸銅水溶液を入れます。
 硫酸銅水溶液の色は青い色(水色)をしています。
 それは、硫酸銅水溶液にふくまれている銅イオンの色です。

 
 硫酸銅水溶液の入っている大型試験管の中に亜鉛の粉末を入れます。

 
 試験管の中の硫酸銅水溶液と亜鉛の粉末がよく混ざるように激しく振ります。

 
 よくかき混ぜた混合溶液をろ過します。
 
 
 ろ過のやり方です。
 
 
 ビーカーにたまったろ液です。
 透明になったことが分かります。このことから、硫酸銅水溶液の中に入っている銅イオンが銅に戻り(これを還元といいます)、亜鉛が溶液に溶け出したということが分かります。

 
 
 体験することが大切なので、部員全員が実験を行いました。

 
 このようにうまく実験すると、硫酸銅水溶液に亜鉛の粉末を入れた瞬間に茶色になることが分かります。この変化も、硫酸銅水溶液の中の銅イオンが銅になったことが分かります。
 中学校では、銅と炭素を使って加熱することで酸化還元反応を実験しましたが、今回のように、加熱しない方法もあるということを知りました。
 今後もいろんな実験をしてみたいと思います。