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1.23 燃えない紙コップの実験を行って

2012年02月02日 | 日記
1月23日(月)

 紙コップに水を入れて加熱しても、紙コップは燃えないということを確認する実験についての感想を紹介します。

・原理は、テレビでもやっていたので知っていました。しかし、実際に自分で実験をしたことはなかったので、テレビで見るのとは少し違う点も含めておもしろかったです。特に、テレビの成功例とは違って、紙コップの底の端の部分が焦げてしまったのも、実際に自分で実験してみないと分からなかったことだと思います。  [中1 男子]

・ものが燃えるということは、燃える物質があり、その物質が発火点まで温度が上昇することで初めて起こる現象だということが分かりました。実験後、水が周りの熱を吸収するとは聞きましたが、200ミリリットルくらいしか入っていない紙コップの水がガスバーナーの熱をほとんど吸収したと思うと、水の吸熱はすごいと思いました。[中1 男子]

・紙コップ自身はとても燃えやすい物体です。その紙コップが、水を入れただけで燃えなくなります。紙コップが火に耐えているように感じて愛着が沸き、思わず物体である紙コップを応援してしまいました。
 また、紙コップの中に入れた水は、最高で85℃まで上昇しました。カップ麺を作ることができる温度まで上昇したのです。これにはさすがに驚きました。[高2 男子]

・紙コップが燃えないよりも、私は50℃くらいから紙コップの中から水蒸気が出てきて、沸騰するような感じだったのが印象的でした。家庭でもできる実験なので、是非やってみたいと思います。[中3 男子]

・実験中は、紙コップに水を入れただけなのになぜ燃えないのか、不思議でした。60℃までは完全に紙コップは燃えずに耐えていました。 
 実験後に、みんなで考えてみました。いろんな意見が出たものの、結局内田先生に教えてもらいました。加熱した熱を紙コップの中の水が吸収したからだと分かりました。高1の理科総合の授業で比熱の話があり、水の比熱は大きいことを思い出しました。身近な現象が元で教科書が作られているのだと感心しました。[高1 女子]

・私は紙コップで本当にお湯が沸くのか半信半疑でした。実際にお湯が沸きました。それなのに紙コップは焦げたものの、燃えませんでした。原理も理解できて良かったと思います。[中2 女子]

・今回の実験では紙コップだけを使ってお湯を湧かす実験でした。紙コップは燃えることなくお湯を湧かすことに成功しました。この実験を通して水と紙コップの間でエネルギーの交換をしているのを実感しました。[高1 男子]

・水を沸騰させるのにはヤカンなどの金属製の容器を使うのが普通だと思ってました。金属のように熱伝導がしやすい物質で水を湧かす方が素早くお湯を沸かすことができるからです。しかし、紙コップでも85℃まで上がるとは知らなかったので、良い勉強になりました。[高2 男子]

・紙コップでお湯を湧かすなんてできるのだろうかと思っていました。何カ所かで実験したところ、ガスバーナーの火力や紙コップの設置の仕方(紙コップを水平に設置しないと、ガスバーナーの火に近い部分が焦げやすくなる)が微妙で、うまくいった班と焦げてしまい、水が少し漏れてしまった班がありました。成功した班と失敗した班を比べることで、次回実験するときは全員が成功するのではないかと思います。失敗は成功の元。 [高2 男子]

・今日は「紙コップ」でお湯を沸かしました。普通、紙コップが燃えてしまいそうなのに、「水が紙コップの熱を吸収すること」によって、燃えにくくなることが分かりました。
 理科部では、毎回いろんな不思議を解決していきます。
 部員のみなさんと一緒に楽しく貴重な経験ができることがとても幸せに感じます。
 検定の補習で1ヶ月間ほとんど部活に参加できなかったため、今日はその分とても楽しかったです。
    [高1 女子]

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