DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[7人の女弁護士主題歌]ハリケーン・リリ,ボストン・マリ / AAA

2006年05月13日 | 桜ソング、ドラマ主題歌特集
2006年春ドラマ主題歌のレビュー第4弾です。
釈由美子主演のテレビ朝日系木曜ドラマ「7人の女弁護士」の主題歌に
なんとAAAの曲が使われてるんですねぇ。
う~ん、このドラマとまったく合ってないような気がするんですが。。。

(AAAに関する過去の記事はコチラをどうぞ)
AAAの1stアルバム『ATTACK』のレビュー
【レコード大賞】 新人賞はもっとヒドイ

ハリケーン・リリ、ボストン・マリ
AAA
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ

妙にインパクトのある曲名ですね

この曲は、昨年11月に活動を休止したハイロウズのマーシーこと、
真島昌利作詞・作曲なんですね。
なかなか爽やかで夏に似合いそうなロックソングですね。
ブルーハーツ、ハイロウズのときもそうでしたが、マーシーの曲は
単純な符割りと、平易な言葉で表現されるところが大きな特徴。
それだけに、歌い手の力量がとても試されます。
下手をすると、童謡をカラオケで歌っているような、
聴き応えのない曲になってしまいかねないのですが、
ブルハ~ハイロウズと20年を共にした盟友、甲本ヒロトは、
牧歌的ながらもその中に強い意思を感じさせる、その独特の唱法で
名曲たらしめていました。
(⇒ブルハ、ハイロウズをもっと知りたい方はコチラの記事へどうぞ)

そして、AAAが歌う今作。
聴いてみればわかる通り、詞もメロディも非常にシンプル。
(⇒GyaOのコチラページでPVフル試聴できます)
皆さんはこの曲を聴いてどう思われましたか?

残念ながら、私にはただのノリの良い曲という以外に、
何も感じられませんでした。
どうしても、AAAによる歌がカラオケ状態にしか聞こえない。。。
これがマーシーの曲の難しいところ。
でも、きっとライブでは盛り上がるでしょうね。
ライブはある意味、アーティストや観客と一緒に大合唱する
大カラオケ大会みたいなもんですから(^^

マーシーは、松たか子のニューアルバムにも曲を提供していますが、
松たか子は、マーシーの曲をどんな風に聞かせてくれるんでしょうか。
これまで、小田和正、Akeboshi、スキマスイッチと様々なアーティストの
楽曲を歌いこなして来た彼女が、マーシーの曲をどう表現するのか
非常に楽しみです。

僕らがいた
松たか子, スキマスイッチ, 常田真太郎,
和田唱, TRICERATOPS, 佐橋佳幸,
真島昌利, 森俊之, Akeboshi, 武藤昭平
BMG JAPAN

様々なジャンルのアーティストとコラボした
これまでになく意欲的な作品

松たか子の『僕らがいた』のアルバムレビューはコチラ

《 本ブログのレビューアーティスト一覧はコチラ 》


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