DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

[Mizrock] 女性ハードロック期待の新星!!

2006年03月26日 | 音楽レビュー
女性ハードロック期待の新星、Mizの2ndアルバム『Mizrock』のレビューです。
基本的に、1stアルバム『Say It's Forever』、1stEnglishアルバム『Dreams』で
聴けるハードロックサウンドの延長線上にあるアルバムで、安心して聴けます。

Mizrock
Miz
ビクターエンタテインメント

ライブでは、ポップorヘヴィ、どっち路線??

サウンド的には、以前のアルバムよりも、音の抜けが良くなっていて、
重低音のこもった感じが軽減され、スッキリと聴きやすい印象を受けました。
ギターがヘヴィなので、ハードなロックが好きな人なら気に入るはず。
この人は声にやや甘い要素があるので、ハードになりきれない部分がありますが、
ロングトーンで伸ばすところなんかは、なかなかハードロック然としてて、
カッコイイです。
特に1曲目の「Bitter Sweet」2曲目「Eyes Don't Lie」はオススメですね。

昔、相川七瀬が好きだった人は結構聴けるんじゃないですかね。
相川七瀬はロックンロールがベースになっているのに対し、
こちらはハードロックがベース。
そしてややガレージ感もあり、よりモダンな音作りです。
川島だりあや、KIX・Sが好きだった人にも良いかも。
8曲目の「Give It All Away」はややアヴリルチックな感じもあります。

デビューシングルの「New Day」では、猫をかぶって、普通のガールポップっぽい
サウンドだったので、1stアルバムの「CONFUSION」「Dreams」「Got it」などを
聴いてビックリした人も多いはず。
恐らく、これからも「New Day」「In The Sky」「Backseet Baby」のような
ポップサイドと、「Waiting for」「Dreams」「Bitter Sweet」のような
ヘヴィサイドの2本柱で行くんでしょうね。

ポップ性とヘヴィネスの2面性(二重人格)を持っていたアーティスト
としては、シャムシェイドが思い浮かびますが、彼らのように、
2枚組みで、ポップサイドとヘヴィサイドの2枚組みのアルバムなんか
出してくれると面白いなぁ、なんて勝手に期待しています。

SIAMSHADE VI
SIAM SHADE, ティム・ジェンセン
SE

シャム6枚目のアルバム
シングルはポップ、アルバムはヘヴィな彼らの集大成でした



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