DUMMY FAKE ROLLERS

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[ペイチェック] ドラえもんの便利道具のような楽しさ

2006年04月18日 | 映画・その他DVDレビュー
ベン・アフレック主演、ジョン・ウー監督の『ペイチェック』を観ましたが、
まるで漫画を観ているな、楽しい映画でした。

極秘プロジェクトに参加し、高額な報酬を受け取るのだが、
その代わりに、プロジェクト参加期間の記憶を消されるという
仕事を繰り返していた主人公が、
最後の一仕事として、3年間のプロジェクトに参加して、
報奨金をもらい、引退するつもりだったのが、
フタを開ければ、報奨金は自分から辞退し、なぜか命を狙われる身分に
なってしまっていたというお話。

この三年間の間に何があったのか?というところが、ミソになるのですが、
その三年間の間に、未来の自分宛に、さまざまな道具(ガラクタ?)の入った
封筒を送っており、この道具達がその秘密を解く鍵を握っているというもの。
まるで窮地に陥ったときに、ドラえもんが差し出す便利道具のようでした(^^)

ペイチェック 消された記憶



漫画的な楽しさ!

封筒に入ったアイテムが必要になる場面が必ず来るのですが、
そこが単純に「なるほど~」と唸らせてくれる面白さが小気味良くて、
最後まで楽しめました。
まぁ、ハッキリ言って、そんなうまくいくわけないだろう的なシーンも
あるのですが、そこは漫画的な面白さとして受け取って、
そんな細かいこと気にしない方が楽しめます。

ジョン・ウーらしく、アクションも凄くて、バイクと車のチェイスシーンは
すごい迫力で、凄かったです。また、ヒロイン役のユマ・サーマン(キル・ビルで
すっかりお馴染みになりましたよね)も、端から主人公の活躍を応援している
ような役ではなく、自分からもバンバン戦いに参加するところが、凄い!
特に彼女がモンキーレンチを振り回している姿には笑ってしまいました(^^

パズル的な謎解きと、凄いアクションを気軽に楽しめる作品だと思うので、
あまり重い映画は観たくないけど、充実感を得たいならコレおすすめ!

P.S.最初、主演はマット・デイモンを予定してたらしいけど、都合があわず、
マットがベン・アフレックをジョン・ウーに紹介したとか。
マットとベンは本当に仲が良いんですねー

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