DUMMY FAKE ROLLERS

邦楽オススメ若手バンドから、洋楽のガールズロックやHR/HMまで、音楽やアーティストを色んな切り口からレビューします。

短命に終わった愛すべきバンドたち2 ~SUPER EGG MACHINE編~

2012年04月02日 | 音楽レビュー
新年度が始まりましたね。
H24年度もどうぞよろしくお願いいたします。

新年度の一発目のレビュー、何にしようかと思ったのですが、書きかけで年度を持ち越してしまったレビューがあるので、この機会にリリースしたいと思います。

以前、一度リリースした「短命に終わった愛すべきバンドたち」の第2弾です。(⇒第1弾のレビュー「ピンクパンダー編」はコチラ

今回取り上げるバンドは、SUPER EGG MACHINEです。本ブログではたびたび登場するバンドなので、バンド名だけは目にしている方もおられるかもしれません。

vitamin Eggs
クリエーター情報なし
トイズファクトリー

ガールズ3ピースのバンドで、2002年~2004年あたりに活動してた記憶がありますが、リリースは少ないながらも、シングルではとてもポップでキャッチーな名作を残しており、日本のガールズロックが好きな方には必ず通過しておいてもらいたいバンドです。

プリプリが実現していたいわゆる王道ポップロックを体現していたのが彼女達と言っても過言ではないと思います。かの大槻ケンヂも「プリプリの遺伝子を確実に受け継いでいるバンド」と賞賛していたのを覚えています。

このバンドの魅力は、「胸キュンなメロディ&ヴォーカル」、これに尽きると思います。
彼女達がメジャーに初めて投下した名曲「Brandnew Way」を聴いてみてください!

●Brandnew Way / SUPER EGG MACHINE


続く2ndシングル「雨上がり、空の色」は爽やかな疾走ナンバーでした。雨上がりの青空を目にしたときのような清々しい気持ちになります。

●雨上がり、空の色 / SUPER EGG MACHINE


バラードな3rdシングル「波のよう」も良い曲ですが、その後の4th「銀色」の方が切なくて好きでした。1stの「Brandnew Way」の雰囲気をもっと切なく推し進めた感じ。この曲聴いて鳥肌立ちました。

●銀色 / SUPER EGG MACHINE


実はシングル以外の楽曲は結構ヘヴィなナンバーもあったりして、シングルではポップに、アルバムではヘヴィに、といったSIAM SHADEのような要素も併せ持ったバンドでした。

でも、ひとまずはガールズロック史上に残る上記の3つの名曲を押さえておいて欲しいなと思います。フルアルバム2作、ミニアルバム1作で散ってしまった彼女達。本当に惜しい存在でした。SUPER EGG MACHINE、、、私の記憶の中に残る愛すべきバンドの1つです。

《 本ブログのレビューアーティスト一覧はコチラ 》


コメントを投稿