
世の中、分からないことが多いと言うか、分からないことばかり。
その一つが、今もってマスク着用の人が多いことです。人が多いところでマスク着用ならそれなりに理解できますが、タカ長の生活圏では人はパラパラなのです。それでもする人はしています。
拙宅の近くにこども園があるためか、若い人が多くいます。ひとり車に乗ってマスクをしている人も良く見ます。その風潮が良く分かりません。
そのよう事をあらためて考えてのは文芸春秋の雑誌で、「腸内細菌が寿命を決める」と言う座談会の記事を読んだからかも分かりません。

腸は水分を吸収して便をつくるだけの「単なるクダ」ではありません。腸の免疫機能が注目されていますし、最近は認知機能にも大きく関与していると言われています。
しかし、タカ長には信じられないのですが、今は便秘の人がとても多いとか。それでは免疫機能が低下することは素人でも想像できます。
現代女性のトイレ事情は惨憺たるもので、48%の女性が便秘だとか。
便秘は三日以上、大便が出ないことですが、このうち七割近くは五日に一回しか出ない。月曜から金曜まで出さないで土日に下剤を使って出すパターンが多く、僕らは「週末トイレ症候群」と呼んでいます。(辨野義己・理化学研究所研究員)
タカ長が人さまの腸内事情を心配しても仕方ないのですが、コロナなどの病気と闘うためには自分の免疫機能、「自分の身体防衛軍」の戦力を落とさないようにすることが大切だと思っているのです。しかし、そのことに目を向ける人は少ないようにタカ長には見えます。

「自分の身体防衛軍」の戦力を高めるのは腸機能のアップをはかるだけではありませんが、安易にマスクに飛びつく前に気をつけることがあるのではありませんか、と言いたいのです。
便所というのは便器のあるところという意味でしょう。だけど本当の意味は違います。「レター・フロム・カラダ」。体からのお便りを受け取る所が、便所なんです。(辨野義己)