台湾体験ー片倉佳史のブログ

台湾在住のフリーランスライター片倉佳史のブログです。台湾関連のニュースや情報交換は台湾特捜合同掲示板でどうぞ。

レストラン取材

2005-08-21 06:00:14 | 台湾の王道グルメ
最近はほぼ毎日、レストラン関係の取材が入っています。台湾でレストラン取材をしていると、自慢の料理や人気料理の秘密や裏話、レストラン業界内の評判や流行などを聞けてとても楽しいです。また、話し好きな人が多いこともあって、いつも取材はかなり時間をオーバーしてしまいます(ありがたいことなのですが)。日本から取材者がやってきてという場合には時間の余裕もなく、表面的な取材にならざるを得ないのですが、実はこうやって得ていく情報やグルメ事情が最も重要なんですよね。

日本からやってくる取材者を案内したり、コーディネートしたりすることは多いのですが、料理雑誌を含め、取材の浅さというものが時々心配になります。もちろん、言葉の制約や時間の問題はあるのですが、台湾の方々はこちらが何か興味をもって、熱心に問いかければ、かなりの確率で「熱い応対」をしてくれます。約束をのばして取材に応じてくれたり、無理をしてくれることも少なくありません。なんかとても惜しいように思えます。みなさんはいかがお考えでしょうか?

ま、現実としては、深く取材をしていても、紙面が限られている関係で、形にできないことも多いです。でも、本当はこういうネタこそ、台湾グルメを底なしのおもしろさにしているんですけどね。

それではお休みなさい。

AOBA(創作台湾料理レストラン)

2005-08-21 05:50:22 | 台湾の王道グルメ
台湾料理の老舗AOBAですが、大安路に創作台湾料理と銘打った新しいお店を出しています。店内はしっとりとした雰囲気で、ゴージャス感があります。料理は従来の台湾料理はもちろん、和食や洋食の手法を取り込んだ創作料理がおすすめです。また、カクテルなんかもバリエーションがあります(お店からは紹興酒を勧められました)。また、ここの杏仁豆腐は手をぬいていないしっかりとしたものなので、お見逃しなく。一般に売られているものとはかなり違いますよ。ま、あまり詳しくは書きませんので、みなさん、お試しください。

台北市安和路1段116号1F
02-2700-0009
11:30~24:00/ラストオーダー23:00
無休

http://www.aoba.com.tw/
公式サイト

美麗華百楽園の観覧車

2005-08-20 05:35:21 | Weblog
今日は早朝出発で新竹取材をもくろんでいたのですが、雨続きの台湾なので、急遽とりやめ、内湖地区にできた大型ショッピングセンター・美麗華百楽園に行ってきました。大きな観覧車が目印のこのエンタテイメントパーク。実は初めて行きました。聞いていたほどには大きくなかったのでやや拍子抜けでしたが、摩天輪と呼ばれる観覧車はさすがにすごい!一週17分、ゴンドラは48あるそうです。乗り場から広角レンズで大きくあおりながらの撮影。料金は平日150元で週末は200元。ちょっとせこいような気がします。お客さんはあまり乗っていませんでしたね。熱しやすく冷めやすい台湾の人々なので、今後が心配です。ここまでは中山国中駅と剣潭駅からノンストップの無料バスが出ています。

なお、ここからの夜景はとてもきれいな上に、観覧車自体もとてもきれいとのことです。

http://www.miramar.com.tw/
公式サイト

台北に高速バスターミナルがオープン

2005-08-19 01:57:45 | 台湾のバス
乗り場がばらばらで評判の悪かった台湾の高速バスのターミナルができました。現在國光客運台北西バスターミナルのある場所の北側で、重慶北路に面しています。裏手はそのまま延平北路に面し、台湾鉄路局旧舎に向かい合っています。

正直なところ、数社のバス停がただ集まっているだけで不便です。たとえば、高雄に行く場合、高雄へ行くバスが複数社あるので、混乱する上、切符売り場は小さく、行列必死。売店などのスペースも小さくて目新しい物もない状態。以前に比べればましになりましたが、ちょっとがっかりでした。

現在のところ、統聯客運や國光客運の一部、豪泰客運、新竹・三重客運、飛狗バスなどが入っています。ご利用の方、感想をお聞かせください。

池上一郎博士文庫

2005-08-18 01:48:26 | Weblog
屏東県竹田郷にある池上一郎博士文庫。本日はここを切り盛りしておられる劉耀祖さんとお会いする機会に恵まれました。台北市内でおいしい客家料理が食べられるお店を紹介してくださいとリクエストしたところ、民生東路にある一軒へ連れて行ってくれました。お店の方は苗栗出身の客家の方で、劉さんとの会話も客家語。しかし、コミュニケーションこそスムーズなものの、お互いの客家語にはかなりの違いがあるのだとか。

僕は客家料理の中に見られる地域性というのに興味がありますが、高雄県美濃の客家料理はとりわけ独特なものがあるようです。以前、美濃で食堂に入った際、全く見たことがない野菜があり、調理してもらったことがあります。台北はもちろん、ほかの地域でもこの野菜を見たことはありません(現在、詳細を調査中)。

今回、屏東県の客家語に定着した日本語というのを聞きました。一つは「ひょろひょろ」、もうひとつは「かりかり」です。前者は痩せた人を形容し、後者はなんと、お菓子の名前だとか。来週屏東へ行ったときには、かりかりがどんなお菓子か調べてきます。

http://www.a-eda.net/asia/ikegami_np.html
↑以前、岐阜新聞に寄稿した池上文庫の記事です。竹田駅については拙著『台湾 日本統治時代の歴史遺産を歩く』(戎光祥出版)でも紹介させて頂きました。

新和風概念料理・焼き肉「喜多村」

2005-08-17 12:46:01 | 台湾の王道グルメ
日本式をうたった焼き肉屋は台北にはたくさんあります。日本よりも安い値段でおいしい肉を食べられる(あたりはずれはあります)ので、おすすめ度も高いのですが、ここ喜多村は僕のお気に入りの一軒です。先日、オーナーから連絡が入り、リニューアルオープンを果たしたとのこと。早速取材に行ってきました。インテリアは洗練されたデザインに変わり、雰囲気は一新されていました。味も以前と同じレベルを保っており、これなら自信をもってオススメできると思いました。旅行で台湾へやってくる人たちはどうしても台湾料理や中華系の料理に目がいってしまうと思いますが、時には焼き肉も良いですよ。

ラジオ収録

2005-08-16 12:40:16 | Weblog
今日は夕方1時間ほど、ミッキー安川さんがパーソナリティをつとめるラジオ番組の収録をすませてきました。昨晩はじめてお会いしたのですが、おかげさまで気に入っていただけたようで、即ラジオ番組の出演を決めてもらいました。さすがに40分以上続けて話をするのは緊張しますが、どんな感じになっているか、不安と期待でいっぱいです。ミッキーさんはそれほどおしゃべりな方ではないのですが、さすがに収録となると流れるようなトーク。やはりその道のプロは違いますね。ただ、収録後はヘルニアできつそうでした。

黄昭堂さんのお食事会に同席させて頂きました

2005-08-16 12:36:24 | Weblog
本日は台湾独立建国連盟主席の黄昭堂さんのお食事に呼んで頂きました。とても風格のある方ですが、同時に非常に気さくな方でした!話題は靖国問題から尖閣列島、そして台湾の独立、建国など幅広かったのですが、とても良い勉強をさせていただきました。内容を詳細に書けないのがなんとも残念です・・・。それにしても、含蓄深い話が多かったです。
料理は真北平という北京料理の老舗で北京ダックを食べました。ここはかつて中華商場(中華路の上にあった不法市場)の外省人レストランで、味はほんもの。北京ダックもおいしくいただきました。それにしても、外省人老人のお客さんが多かったです。

評論家・宮崎正弘さん

2005-08-15 12:57:38 | Weblog
評論家宮崎正弘さんにお会いする機会をいただきました。友愛会の陳絢暉会長主催の食事会でした。宮崎さんには拙著をメルマガで紹介していただいたことがあり、そのお礼を述べさせてもらいました。中国問題や台湾などを多くあつかう宮崎さんのメルマガはとても興味深いので、みなさんもアクセスしてみてください。登録者数6000を軽く上回るというすごいメルマガです。

http://www.nippon-nn.net/miyazaki/zizi/miyazaki.html
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」

ミッキー安川さんとお食事

2005-08-15 01:23:11 | Weblog
本日はラジオ番組でおなじみのミッキー安川さんとお会いしました。友愛会会長の陳絢暉さん主催のお食事会に呼んでいただきました。ミッキーさんは台湾にはもう何度も来られているそうで、リラックスした様子でした。食事を済ませた後は夜市を散策。マンゴーかき氷などを食べてからホテルへ戻りました。明日はラジオ番組の収録です。なんと、ミッキーさんは週に9本もの番組を持っているのだそうです。子供時代にテレビで観ていた方とお会いするのは、どうしても緊張してしまいますね(笑)。それにしても、安川さんとお呼びするか、ミッキーさんとお呼びするか、ちょっと迷いました。

潮州式おかゆ

2005-08-14 04:35:31 | 台湾の王道グルメ
今日は終日家で原稿書き。あまり健康的ではない一日でした。でも、仕事ばかりではあまりにもつまらないので、夕方はグルメ探検に出てみました。今日入ってみたのは潮州式のおかゆ屋さん。潮州は中国人(特に南部の中国人)に言わせると、美食イコール潮州なのだとか。ちなみに香港の有名レストランのシェフの6割は潮州出身者と言われています。潮州料理は「微妙な味付け」というのが評価のポイントらしいのですが、今日のおかゆも確かに凝った味でした。なお、台北に潮州料理は少なく、圓環の近くに一軒あるばかりでした。このお店への期待は「大」です。

今日は店も忙しそうだったので、詳しく話はきけませんでしたが、日を改めてその魅力を深く探ってこようと思います。場所は民生東路と吉林路の交差点から吉林路を北上します。小さな店です。

エヴァ航空機内誌VERDE

2005-08-12 23:38:42 | 日記
本日、エヴァ航空の機内誌を仕上げました。僕は写真のみの関わりですが、新竹県の北埔の記事です。エヴァ航空とは縁が薄く、初めて関わらせてもらいました。機内誌をぱらぱらと見ていたら、中華航空の機内誌で連載をやっていた頃がなつかしくなりました。あのころは生活にもあまり余裕がなく、中華航空に少なからず支えられて暮らしていました。うーん、懐かしい・・・

写真は北埔の慈天宮前にある北埔食堂というレストランの店内です。渋いでしょう?

創作日本料理

2005-08-11 12:17:12 | 台湾の王道グルメ
台湾でも5年くらい前からスタイリッシュな雰囲気をウリにした創作料理レストランが出てきました。中でも和風料理を出す店はかなりの勢いで増えています。ガイドブックでは非中華系の料理があまり紹介されないため、在住者をのぞくと日本人の間での知名度は高くないですが、そのレベルはなかなかのものです。

本日はな~るほどザ台湾誌の取材で、農安街と中山北路の交差点に近い「源」というレストランを取材してきました。写真をご覧になって頂ければわかると思いますが、洗練されたインテリアが自慢です。高級感があふれているわりには一品あたり300元程度とリーズナブル。お味も日本人の口に合うものが多く、なかなかのおすすめと思いました。中でも、カルボナーラ風に仕上げた焼きうどんがおいしかったです。詳細は来月号のな~るほどザ台湾誌をご覧ください。

アミスの豊年祭

2005-08-10 11:53:31 | Weblog
今、台湾東部では豊年祭真っ盛りですね。残念ながら今年はガイドブックの執筆がちょうど重なってしまい、なかなか足を運ぶことができません・・・。なんとか8月中に東部に行きたいと思っています。できれば、海岸アミ族の村を訪ね歩きたいと思います。みなさんの中で行かれたかたはおられますか。

写真は花蓮県豊浜の豊年祭です。現地名はヴァコンと言います。2年前の豊年祭です。