個人的にかなりひかれ、何度か乗りに行っていた名鉄の岐阜付近の路線たちですが、廃止後はバスがその地域の輸送をになっていました。でも、運賃も高く、本数も少ない。しかも不確定なバスでは、乗る側も困ってしまいますよね。赤字だから見直し、廃止というのはもっともなんだけど、これでこの一帯は完全な公共交通機関のない土地になってしまいました。難しい問題です。これから「地方」はどうなっていくんでしょうか・・・
写真は駅ビルのデパートの年内撤退も決まってしまった新岐阜駅前の往事の路面電車です。
名阪近鉄バス「谷汲黒野線」廃止のお知らせ(揖斐川町ホームページ)
「谷汲黒野線」は、平成13年10月1日より、名鉄谷汲線の廃止に伴い、鉄道代替輸送にあたるため、名阪近鉄バスが運行してきました。運行開始当初より利用客が僅少のため、イベント時の臨時バスの運行、「谷汲山」への路線延長など地域と共同で利用向上策を図ってきましたが、平成17年4月に黒野駅までの名鉄揖斐線が廃止されるに至り、名阪近鉄バスは「谷汲黒野線」の廃止の申出を「岐阜県生活交通確保に関する協議会」に提出しました。今後路線廃止の手続きを経て、平成17年10月1日より「谷汲黒野線」は廃止になります。
【路線名】谷汲黒野線
【運行経路】谷汲〜黒野駅〜大野バスセンター
【廃止日】平成17年10月1日より
【停留所】揖斐川町内(谷汲山、谷汲、結城、山田、長瀬診療所前、長瀬、赤石)
広報いびがわ 九月号 P23
http://www.town.ibigawa.gifu.jp/papers_9/moon_023.pdf