かつての台湾総督官邸です。現在は中華民国外交部の管轄で、迎賓館となっています。その性格上、内部に入るのは非常に難しい建物です。ただ、秋以降、一般開放することになっており、今は修復工事中です。拙著『台湾 日本統治時代の歴史遺産を歩く』でも紹介しましたが、あそこでは館内の写真を入れられなかったので、ここで紹介したいと思います。
日本統治時代に置かれていた花蓮港駅のスタンプです。制作者は総督府鉄道部ではなく、JTB(ニホンツーリストビューロー)です。口琴を吹くタロコ族の女性をそのまま外枠とし、砂金採掘や吊り橋、港、タビト(現天祥)の桜、太平洋の荒波と盛りだくさんの図案です。