客家麺 バンティアオ

客家住民が愛してやまない麺「ばん條」です。「ばん」の字は「こめへん」に「反」という字です。これは米を原料とした麺で、独特の歯ごたえがあります。日本統治時代は「広東麺」とも呼ばれていたそうです（これは客家人の多くが広東を出身地とし、広東人と呼ばれていたためで、広東地方の麺料理ではありません）。スープは薄味なので、少量の黒酢を入れるとおいしいです。

北埔取材

新竹県の北埔を取材してきました。ここ数年は観光地としても注目され、週末はものすごい人出となっているようですが、平日はいたって静かです。町をのんびりと散策すると、昔懐かしい台湾風情を満喫できます。なお、ここは客家住民の比率がとても高く、耳にするのも客家語ばかりで驚かされます。

写真は「水井」という喫茶店で、日本統治時代に建てられた家屋をそのまま使っています。路地裏にはこんな店がいくつかありますので、どうぞ探検なさってみてください。