本日は郊外への取材。温泉で知られる烏来へ行ってきました。MRTの開通で格段便利になった烏来ですが、温泉街をのぞいては結構秘境ムードを楽しめます。写真は帰り際にちょっとだけ立ち寄った渓流。水遊びはなかなか楽しいものです。犬も涼しそうに泳いでいます。本当はこういう楽しみもガイドブックで紹介したいところなのですが、やはり難しい現実がありますね。
烏来の取材に出た後、仕事ばかりではつまらないので屈尺と呼ばれた土地に設けられていた水力発電所を見に行ってきました。ここには木造の宿舎がほぼ完全な形で残っており、驚かされました。場所は台北の水瓶でもある翡翠ダムの近く。知る人ぞ知るおいしいアイスキャンディーも食べられます(どのくらいの人が知っているんだろう)。なお、この屈尺には日本統治時代に建てられた派出所が今も残り、その向かいには、三井合名会社(後の日東紅茶)の工場跡が廃墟になって残っています。