07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

9月13日アメニティ江坂・高川下流域

2007-09-13 22:43:47 | 活動報告
【調査地】アメニテイ江坂・高川下流域
【参加者】5名

【調査した木】19本。合格18本(今日の調査範囲で97年大木は11本)
【樹種】クスノキ8本、エノキ5本、ムクノキ2本、ケヤキ2本、プラタナス1本
【場所別】アメニティ江坂11本、高川下流域5本、ビケンテクノ2本

【今日のトピックス】アメニティ江坂内の豊栄大明神境内周辺でクスノキ5本が見つかったことなどで97年4本→11本と増加、トータルも11本→18本となった。
今日の調査で合格本数が700本を超え、97年の420本比倍増の800本が見えてきた。

【主な内容】
①アメニティ江坂では97年調査木との対応がほぼ取れ、北側にある豊栄大明神境内周辺で新規に5本見つかったことから、トータルでも増加した。
②アメニティ内での1本立ち最大のクスノキは97年310→354cmと44cmも幹周りが増加していた。このクスノキは現在までの調査した木の1本立ち幹周りランクのベストスリーに入る大木である。また、プラタナスは3本立ちの1本と思われるほどくっついていたが、幾分離れているとして2本立ち(217+170cm=断面積法276cm)と1本立ち(188cm不合格)の2本の木とした。

③高川堤防上のビケンテクノ研修所内敷地には幹周り268cm、201cmのムクノキ2本があり、神社(祠)の後方左右の神木として注連縄が張られていた。神社の由緒書きも研修所建物内にあり、ムクノキが大切に扱われている状況が伺われた。

尚、細いムクノキは97年調査では2本立ち205cm(単純計)であったが、今回130cm高で2本がくっつき1本として206cm、やや細い下部の50cm高幹周り201cmを採用した。
④高川堤防上エノキの大木が5本あった。97年調査ではエノキ4本+クロマツ1本の5本となっているが、クロマツはなく、その代わりに、エノキ1本増え、トータルは同数であった。
⑤幹周り269cmのエノキは、高川(西)方向)へ伸びた枝は正常であるが、民家(東)側に伸びた枝が切られていた。その家の方の話では、ミツバチが巣をつくり吹田市に言ったが駄目で、管轄する茨木土木 (河川堤防)に、家にかかる枝を切ってもらったとのことであった。尚、この家の方は昭和50年代に購入し、10年後に入居したが、そのときは木が小さかったのに、大きくなってしまったといわれていた。
またこのエノキより200mほど北側のエノキには、ミツバチが大集合していて幹周り測定できなかった。幹周り2mを超えていることは間違いないので、幹周りは後日とし、それ以外の測定を行い、合格本数に入れた。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  806本(内合格 713本・・・・・97年報告数 328本)
▲調査協力者数 延べ 334人


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