07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

11月28日青山台・阪大積み残し

2007-11-28 21:24:42 | 活動報告
【調査地】青山台・阪大残り
【参加者】5名
【調査した木】9本。合格8本(今日の調査範囲で97年大木は0本)
【樹種】カロリナポプラ4本、クスノキ2本、ソメイヨシノ・アベマキ各1本
【調査個所】 青山台7本(青山台中3本、青山公園2本、こでまり公園2本)、阪大1本
【今日のトピックス】青山台の未調査地域と、阪大の積み残しを調査した。青山台中学校でカロリナポプラ2本とソメイヨシノ、青山公園でクスノキ2本、こでまり公園でカロリナポプラ2本、そして阪大でアベマキが合格した。
また、行く先々で紅葉、そして落葉を楽しむことができた。


今日は調査協力者が少ないと予想されSOSを出した結果、4人の方が駆けつけてくださった。感謝!

【主な内容】
①青山台中学校のセンペルセコイアは幹周り195cm、17m高で不合格となったが、平成6年4月植樹とのプレートが設置されていた。それによると幹周り50cm、高さ7mの木を植えたとのこと、13年間に幹周り+145cm、高さ+10mと急成長しており、高さ80m近くまで伸びる世界で一番高くなるといわれる木を髣髴とさせる成長ぶりである。


なお、昨年7月同校において、すいた環境学習協会SELFによる学習支援で樹木調査と名札掛けをしたが、カロリナポプラに名札が現存していた。

②青山公園では斜面に植樹されているクスノキが2本のみ合格した。千里ニュータウン各住区の公園にはメタセコイアが植樹され大木ラインに到達している所が多いが、青山公園にはメタセコイアはなく、大木も少なかった。
青山公園の北側にあるこでまり公園では、257cm、223cmカロリナポプラが2本合格した。太いカロリナポプラには表皮が剥け樹幹が見えるところがあるので、寿命がどうか懸念される。

③阪大では6/11にオオスズメバチがいて後日調査にまわしたアベマキを調査した。しかし今回も幹の傷口にオオスズメバチが3匹いたので幹周り測定はあきらめ、推定値(2本立ち200cm+150cm→断面積法250cm)とした。
写真右の大きな幹の反対側に、写真左の大きな傷口があり、その右隅にスズメバチがいる。


【今回までの調査結果累計】
▲調査した木 1002本(内合格 886本・・・・・97年報告数 416本(修正あり))
▲調査協力者数 延べ 419人


11月25日内本町の民家

2007-11-26 01:12:35 | 活動報告
【調査地】内本町
【参加者】4名
【調査した木】10本。合格7本(今日の調査範囲で97年大木は9本 内2本は断面積法で不合格)
【樹種】クスノキ5本、サクラ2本
【調査個所】 民家3軒 A・B・C

【今日のトピックス】今日は民家ばかりおじゃました。いずれも快く計測させていただいた。
10年前の冊子を出してくださり、「これが何番の木です。」と教えていただいたりした。
 それらの主な木は市の保護樹木指定を受けてくださっており、木をいつくしむ心を感じられる対応であった。
 ただ、どのお宅も、木の手入れと落ち葉の始末には苦労しておられる。
「最近は落ち葉を燃やすことができなくて…。消防に通報されたこともある」と。落ち葉を焼くくらいは心広くもっていただけないものだろうか。子どもたちに「垣根の垣根の曲がり角♪♪♪焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き♪♪」という歌の景色を思い浮かべるすべはないのかと悲しくなる。


【主な内容】

①民家A      クスノキ467cm 10年前は440cm  10年前民家で最も太い木であった。
この地は廃寺だったところを先祖が購入、庄屋をしていた。主幹は昭和初期ころ(祖父から聞いた)に雷が落ち、枯れているが、元気な木である。脇に社を作り祀ってある。


②民家B  クスノキ2本  サクラ2本  前回測定のエノキは断面積法で不合格になった。
家の壁に近いクスノキはたびたび剪定しているとのことでやや元気がないように見える。 この木は根が上がっているため家の土台が浮いおり、苦慮されている。

③民家C クスノキ2本 前回測定のアラカシは断面積法で不合格になった。


【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  990本(内合格 878本・・・・・97年報告数 411本)
▲調査協力者数 延べ 414人

11月21日素盞嗚尊神社~服部緑地植物園~

2007-11-21 22:12:30 | 活動報告
【調査地】江坂町・豊津町・芳野町
【参加者】5名
【調査した木】11本。合格9本(今日の調査範囲で97年大木は2本)
【樹種】クスノキ3本、アカメヤナギ・アラカシ・イチョウ・クロガネモチ・コナラ・ムクノキ各1本
【調査個所】江坂町8本(内緑化植物園5本)、豊津町1本

【今日のトピックス】今日は9本が合格となった。97年報告にある素盞嗚尊神社のクロマツは枯れたため伐られていたが、年輪を数えた所120年を超えていた。

吹田市と豊中市の境界にある服部緑地都市緑化植物園の吹田市域内で、5本見つかった。
江坂町3丁目の道路沿い八幡薮野社の前でクロガネモチ、法泉寺でイチョウを確認した。
芳野町高川堤防で9/13調査時にミツバチがいて未測定であったエノキの幹周りを確認、更に高川堤防に未調査のクスノキが見つかり、追加調査した。

【主な内容】
①素盞嗚尊神社では97年調査で大木が2本あり、いずれも吹田市の保護樹木となっていた。アラカシは健在であったが、クロマツは枯れたため、倒れて事故が起きないよう今春伐ったとのことで、切り株だけが残っていた。非常に残念である。

②服部緑地緑化植物園では吹田市域であることを確認しながら調査し、5本見つかった。合格した木にコナラがあったが、植物園の開園はそれほど古くないので、植樹されたコナラであればこれほど大きくないと思われる。アカメヤナギは鎌池の池畔にあり柵がしてあること、池に近く水面上にも枝を伸ばしているなど、危ないため計測はしなかったが、200cm以上あることは間違いないので合格とした。


③江坂大池に近い法泉寺ではイチョウが合格した。落ち葉の関係と思われるが枝が伐られていて可哀そうなだった。
また、すぐ近くの細い道路上にある神社(八幡薮野社)前ではクロガネモチ、幹の半分ほどは空洞で、寿命があまりないと思われるが生命力の強さを感じさせる木で、幹周り210cmで合格した。通りかかった年配の方が子どもの頃、既に大きな木で登ったことがあると話された。


④9月13日調査時にミツバチがいたので幹周りを測定していなかった芳野町の高川堤防にあるエノキまで足を伸ばし、幹周りを測定した結果、234cmであった(9/13合格木としている)。更にその帰り道、高川堤防の豊中市側を通った所、豊津町でクスノキ1本見逃しているのを発見、測定した所245cmの大木であった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  983本(内合格 871本・・・・・97年報告数 404本)
▲調査協力者数 延べ 410人

11月19日東西御旅町・川岸町・南清和園町

2007-11-19 22:30:04 | 活動報告
【調査地】東御旅町・西御旅町・川岸町・南清和園町
【参加者】5名
【調査した木】7本。合格6本(今日の調査範囲で97年大木は4本)
【樹種】クスノキ・ソメイヨシノ各2本、イチョウ・センダン・ポプラ各1本
【調査個所】東御旅町2本・川岸町1本・南清和園町3本

【今日のトピックス】今日は7本調査し6本が合格となった。西御旅町のクスノキは97年調査で吹田市内にあるとして報告されているが、吹田市境より10mほど南側(大阪市東淀川区)にあり、残念ながら合格リストから外した。また寿町のカナリーヤシが報告されているが、大木対象から外したので、調査していない。
尚、今回報告6本のうち4本が主幹が伐られている木であった。

【主な内容】
①安威川を越えた南側、東御旅町の私有地のイチョウ307cm(97年299cm)は、今日の幹周り最大の木であった。この家が大正年代にここに来たとき、既にあったとのことで100年は超えている。数年前吹田市から保護樹木指定の話があったが、保護樹木は伐ってはいけないといわれた。周囲から落葉に苦情が出るので時々枝を伐っているため、保護樹木指定を断わったとのことであった。尚、完全伐採するつもりはないとのことなので、市との意見確認が足りなかったようである。
この直ぐ隣りにある三島製紙吹田寮にソメイヨシノの大木があった。

②97年報告で西御旅町のマンション所有地にあるクスノキは上述の通り市域外にあったので、合格リストに入れなかった。
このマンションは2棟あり、南棟の真ん中を東西に吹田市・大阪市の境界線が走っている。下見時にお聞きした所、この南棟の住居表示は大阪市(東淀川区下新庄)であるが、固定資産税は大阪市・吹田市に分割して払われているとのこと、そして同一マンション敷地内であるが北棟は100%吹田市域にあり、住居表示は吹田市西御旅町とのことであった。

③安威川の北に戻り、川岸公園ではセンダン、枝が伐られ殆ど葉がついていなかった。2m高の所に以前の枝あとに穴が開いていて、ナンキンハゼが芽生えており紅葉していた。京都御苑の桜松のようになるのだろうか?

④南清和公園に沢山クスノキが植栽されているがその中で1本のみ合格した。更に吹田第6小学校ではクスノキ・ポプラが1本ずつ合格、2本とも枝を切ってあり、特にポプラは7~8mで主幹がすっぱり伐られていた。昨年伐られたとのことであるが、新しく数10本の枝が5mほど伸びていて、生命力の強さを感じさせた。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  972本(内合格 862本・・・・・97年報告数 402本)
▲調査協力者数 延べ 405人

11月14日山田西東・万博南及び東(残り)

2007-11-14 20:37:40 | 活動報告
【調査地】山田西3丁目・山田東4丁目、万博公園南・東(残り)
【参加者】5名

【調査した木】10本。合格10本(今日の調査範囲で97年大木は1本)
【樹種】クスノキ3本、ソメイヨシノ2本、アベマキ・エノキ・コナラ・プラタナス・ムクノキ各1本
【調査個所】山田西1本、山田東2本、千里万博公園7本

【今日のトピックス】10本調査し、内3本は幹周りを測定しなかったが合格とし、10本合格となった。未測定3本の内訳は、1本は山田東で見つかった台場クヌギ(アベマキ)でスズメバチがいたこと、他の2本は万博公園(旧エキスポタワー付近で、エキスポランド管理地)のサクラとクスノキで、万博機構に入園許可をもらっていなかったことによる。

今日最大の木は、山田東4丁目民家のムクノキ330cmで、広い裏庭に高くそびえる立派な木であった。

【主な内容】
①山田西では山田上自治会が管理する共同墓地で、2本立ちのコナラが合格した。幹には樹液の出ている跡、皮が向けている所があり、また幹1本は5mほどのところで折れているなど、生育状態は良くなかった。
②山田東4丁目民家では上述のムクノキ、97年調査報告に所在地が隣の家になっていたが、裏庭が広く隣家の後まで広がっているので、間違ったのかもしれない。また、97年幹周り200cmに対し今回330cm、あまりにも違いすぎる理由は良くわからないが、300cmだったのだろうか。

③北山田公民館の近くにあった吹田市で2本目の台場クヌギ(樹種はアベマキ)は、近くのマンション管理組合が大阪モノレールの所有地を借りて遊園地として利用されているが、スズメバチが出たため遊園地は立ち入り禁止で鍵がかけてあった。今回、大阪モノレールの許可を得て幹周りを測定しようとした所、樹液を吸うスズメバチを確認したので、調査は中止し推定値を入れた。


③万博南口近くでエノキが合格した。また上述の通り旧エキスポタワー周辺で2本大木と思われる木を見つけたが、上述の通り幹周りを測定せず、大木とした。
④万博南口の駐車場入口左側のプラタナスは269cmもあった。さらに万博球場の北側でソメイヨシノ、東口の万博サッカー場の北側の道路ロータリー内のクスノキが2本合格した。

⑤万博公園はこれで全域の調査を終了したが、幹周り推定値の2本を含め、トータル106本となった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  965本(内合格 856本・・・・・97年報告数 398本)
▲調査協力者数 延べ 400人

11月11日京都御苑・糺(ただす)の森・植樹100年後の森観察会

2007-11-11 23:47:13 | 活動報告
目的
 吹田操車場跡地に木を植え「21世紀の森を作ろう」と提案しているが、100年後の森をイメージするため、植樹された年がわかっている場所での3回シリーズ観察会を計画、第3回は100年後の森、京都御所及び糺の森(下賀茂神社鎮守の森)とした。
 京都御苑は明治2年の東京遷都後、御所及び公家屋敷の跡が荒廃した状況を見た明治天皇が、明治10年に御所周辺の旧観維持を希望され、皇室苑地として整備されたものです。徳川時代から残っている樹齢数百年の木があるものの、大部分は明治10年以降に植えられた木で、植樹後100年強の木が中心となっている。
 一方、糺の森は流鏑馬神事など有名な下賀茂神社の鎮守の森、下賀茂神社は1500年以上の歴史があるが、糺の森は一部を除いてシイ・カシが少なく、エノキ・ムクノキ・ケヤキなど落葉広葉樹中心で、森というよりは明るい林で大きな木も少なく、故湯川秀樹博士が散策されていた所でもある。
この両方の森、そして今までに見た万博・橿原神宮とあわせ、吹田操車場跡地をどうすればよいか、考える材料としたい。

内容 ①京都御苑の観察
・苑内に大木が多く、植樹100年後の大木を実感することができた。
・吹田の大木レベルは幹周り2mぎりぎりの木が中心であるが、ここでは2m前後は小さい木、環境省による巨木レベル3m以上も多く、4m~5mの木も目についた。3m以上の巨木のみを調査しても100本を越えるのでないかと思われた。
・何本か幹周りを測定したが、皇宮警察前梅林のエノキは502cmであった。
・関大クスノキに良く似た枝分れした木で恒例の全員写真、今回も木にのぼる人が(5人も)いて良い記念になった。
(枝の間に隠れている人がいます。わかりますか。)


・苑内に珍木も多く、「桜松」の愛称で呼ばれている木は、枯れて空洞となった松の木に桜(ヤマザクラ)が芽吹き、空洞の中で成長していたが、枯れ松が倒れた結果、横に長く広がり、所々から桜の枝が出ている不思議な木であり、ここでも全員写真をとった。

・珍木②は、木の栄養分を運ぶ導管が木の皮の直下にあることを実証していた桜の木。主幹が枯れ空洞、幹周りの三分の一程度のみ樹皮が残っていたが、2m高の所から新枝が伸びていた。幹がないので、何本もの補助木で支えられていたが、新枝への水分・栄養補給は良いようで元気であった。
他にも、エノキとオガタマノキ、エノキとムクノキなど、違う種が同じ木と思われるほどくっついた木もあちこちにあった。
・また、クロマツ・アカマツ・クスノキには、大木にもかかわらず地上から木の枝先に触ることのできた木が多かった。これは植樹当時から間隔をあけて植えられ、枝が横へ伸びることができた結果と推定される。

②糺の森の観察
・糺の森はケヤキ・ムクノキ・エノキの3種中心で、紅葉が始まっている明るい林は、明るく気持ちの良い林であった。
・京都御苑と違って自然林であることから木々が競合し、樹高の高い木が多かった。
・神社周辺のシイノキがまとまってあり、スダジイ・ツブラジイ両種の実が砂利の上に落ちていて、同時に拾うことができた。全員参加のシイの実拾いは、一見ハトのえさ探しのような情景となった。


③今日のまとめ  13名の参加者全員に今日の感想をお聞きした。
・初参加の方からは、木の種類が色々あることなどを知りよかったなど、自然を実感してもらうことができたようである。
・操車場跡地コンペに案を作って出したい。市の関係者や市議会議員などに現地を見せたい。一般の人が希望されるのは京都御所タイプだろうが、糺の森タイプの森を作りたい。などなど、それぞれ各人の感ずる所が多かったようで、今後の発展が期待される。

11月7日原町(吹田高校他)・藤が丘町(残り)

2007-11-07 20:46:18 | 活動報告
【調査地】原町・藤が丘町残り
【参加者】4名

【調査した木】12本。合格10本(今日の調査範囲で97年大木は2本)
【樹種】クスノキ3本、アベマキ・エノキ・クスノキ・サクラ・センダン・ハゼノキ・メタセコイア各1本
【調査個所】原町7本(内吹田高校2本)、藤が丘町3本

【今日のトピックス】今日は10本の大木を確認、97年調査420本の2倍、840本を越え846本となった記念日、しかも記念すべき特徴的な木が2本見つかった。
1本は里山の象徴とも言える台場クヌギ(2本立ち)が吹田に残っていたこと、もう1本はハゼノキの大木(7本立ち)が見つかったことである。
また珍木としては吹田高校の藤棚のフジ、幹周りが138cmもあった。更に10本の樹種内訳が8種、クスノキ3本のほか7種が1本ずつ、とバラエティに富んでいた。

【主な内容】
①吹田高校ではメタセコイア216cm、センペルセコイア259cmが大木合格となったが、センペルセコイアは枝が伐られ丸坊主の状態にあった。
珍木としたフジ、藤棚が10周年を記念して昭和35年に寄付されたと記してあったことから、昭和25年学校創立当初に植えられたと推定される(樹齢は57年以上)。

②原町の私有地には上述の台場クヌギ(樹種はアベマキ)、2本立ちの幹が1m高の所で伐られており、細い枝が何本も出ていた。

また、ハゼノキは根元から枝分れしていて、竹の葉にうずもれているが、7本立ちとなったのは里山として利用されていたときに伐られた幹から萌芽したと推定される。


③民家の脇にあったセンダン212cmは、お米の鮮度を保つため米蔵を日陰にすることと、傾斜地の土留め役も兼ねて3代前のお祖父さんが植えられたものとのことで、樹齢は120年ぐらいでないかとお聞きした。

また、別の民家では駐車場の庭にエノキ(2本立ち断面積法241cm)があったが、周りは高台を削って低くしたとのことで、エノキは一段高い所に値上がり状態(根が露出)にあった。おじいさんが植えた木なので(70年ほど前)絶対伐らないで大事にしていきたいとのことであった。

④原愛宕神社に新規にサクラが見つかったが、97年調査の新からま池のサクラは不合格、また97年調査報告のアベマキは見つからなかった。
⑤原新池公園北側の藤が丘町の住宅の間に残る竹林でクスノキ3本を確認した。上が切られているが、葉は茂っていた。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  955本(内合格 846本・・・・・97年報告数 397本)
▲調査協力者数 延べ 395人

11月1日旭ヶ丘学園~片山浄水所

2007-11-01 21:40:51 | 活動報告
【調査地】朝日が丘町・藤が丘町・片山町3
【参加者】6名

【調査した木】9本。合格9本(今日の調査範囲で97年大木は13本)
【樹種】クスノキ5本、エノキ2本、メタセコイア・アベマキ各1本
【調査個所】朝日が丘町4本(旭ヶ丘学園2本、片山浄水所1本、他1本)、藤が丘町4本(大井池公園3本、他1本)、片山町3丁目(民家)1本

【今日のトピックス】午前の雨確率が80%と高く午後へのスライド、小雨のぱらつくこともあったが、予定の調査を終えることができた。
97年調査で13本報告されているが、断面積法不合格で木が特定できなかったもの3本、切られて現存しない木が5本(内4本は断面積不合格と思われる)、所在地が全く不明のもの1本、計9本も見つからなかった。しかし、新しく5本加わったので今日は9本確認することができた。
この結果大木トータルは836本となり、次回調査で97年調査の2倍、840本達成が確実となった。

【主な内容】
①市民病院前バス停近くの駐車場から見える竹林にあるクスノキは273cm、97年時点でも大木レベルに達していたと推定され、見過ごしたと思わる。

また、片山町3丁目民家の庭(旭ヶ丘学園南側マンション入口の横)のクスノキは215cmであり、97年当時はまだ大木レベルに達していなかったと推定される。
②旭ヶ丘学園保育園では97年調査で3本報告されているが、吹田市保護樹木のアベマキとエノキは健在であったが、サクラは断面積法では不合格の木であるため、確認できなかった。尚、アベマキの根元に傷がつき粘土が貼り付けてあったが、蜂が蜜を吸いにきたためとのことであった。
③藤が丘町大井池公園で、クスノキ2本、メタセコイア1本が合格した。
97年調査では大井池公園の道路をはさんで西側の片山町3丁目民家でサクラ4本が報告されている。断面積法では不合格ではあるが、更地となっていて、サクラはなくなっていた。
④片山浄水所ではエノキが健在であったが、サクラ・アラカシは断面積法で不足するものばかりで、確認できなかった。
また、浄水所向いにあったクスノキは248→283cm、保護樹木として健在であった。
しかし、このクスノキはマンションの土台下に大きく根を張っており、今後建物への影響が懸念される。

またクスノキの近くにあった筈のエノキ(4本立ち)は無くなっていた。マンション建設時に伐られたのか、切り株らしき残骸がクスノキの根元に残っていた。
⑤この周辺で最も大きい緑の塊は片山愛宕神社の鎮守の森であるが(片山浄水所から良く見える)大木は無く、ご神木(クロマツ?)の枯れた切り株が残っていた。


【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  943本(内合格 836本・・・・・97年報告数 395本)
▲調査協力者数 延べ 391人

11月1日調査は午後に

2007-11-01 06:48:03 | ご案内
午前→午後 *****今日の調査は午後に*****


今日11月1日(木)は旭が丘学園~片山浄水場の調査を予定していますが、午前の雨確率が80%高く中止にし、午後実施にスライドします。

 13:30~阪急バス市民病院前バス停集合・・・・・自転車で移動しますが、徒歩OK