07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

7月30日万博公園西口周辺・弘済院東側周辺

2007-07-30 23:33:40 | 活動報告
調査地】万博公園西口周辺・弘済院千里寮周辺
【参加者】5名

【調査した木】17本。合格14本(今日の調査範囲で97年大木は0本)。
【樹種】クスノキ9本、ケヤキ2本、シラカシ・スダジイ・キリ各1本
【場所別】万博西口周辺5本、弘済院東側周辺9本

【今日のトピックス】早朝豪雨あり、予報の雨確率が60%と高いのため一時中止としたが、7時頃には日が射しはじめたので、決行することとした。
弘済院千里寮周辺にクスノキの大木が8本もあった。

【主な内容】
①万博西口周辺のうち大丸ピーコック東側空き地は、柵内にあるため万博機構の係りの人の立会いが必要な個所である。外側(道路)から見て大木数本ありと思って入ったが、合格はクスノキ1本のみであった。
②西口バス停前のシラカシ、13本立ちではあるが合格、また、西口北側の駐車場~テニスコートへ道路沿いでケヤキ2本、スダジイ1本(5本株立ち 216cm、12m)が合格となった。

③弘済院の調査は今日で3回目、未調査の千里寮周辺では建物東側にクスノキ並木があり、合格ラインの木が8本もあった。
また、東南の第2老人ホーム東側の竹林・里山では、キリ(217cm、27m)が1本合格した。

尚、アカマツの大木があったが198cmで、涙を呑んだ。
④調査時間中は雨も降らず、順調に調査を終えることができた。
【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  573本(内合格 495本・・・・・97年報告数 220本)
▲調査協力者数 延べ 248人

7月26日 津雲配水場

2007-07-26 20:15:22 | 活動報告
【調査地】吹田市水道局・津雲配水場
【参加者】5名

【調査した木】12本。合格11本(今日の調査範囲で97年大木は0本)。
【樹種】クスノキ5本、アベマキ3本、ヤマザクラ・ソメイヨシノ・センダン各1本
【場所別】津雲配水場10本、津雲台住宅地の空き地1本

【今日のトピックス】津雲配水場の周囲の傾斜地には思いのほか大木が多く、時間がかかった。
植樹されたと思われるクスノキのほか、アベマキや、8本立ちではあるが大木のサクラ(ヤマザクラと思われる)があるなど、配水場設置前は里山であったと思われる大木も確認できた。
【主な内容】
①春の渡り鳥は北上する途中に雑木林に休んでいくことから、20年近く前から津雲公園や津雲配水場の林で、オオルリ・センダイムシクイなどの渡り鳥を観察していた。
今回、大木をさがして配水場周囲を下見し、数本の大木があると予想されたので、水道局に入場許可を取り調査を実施した。
その結果、予想以上に多い10本の大木を確認することができた。
中でもヤマザクラ(と思われるサクラ)は8本立ち、断面積法で264cmあった。
また、大木レベルのアベマキも3本確認した。

②配水場の西側住宅地内の空き地にセンダンの大木(16m,251cm)が1本あった。
空き地の真ん中に木があることから、このまま残されるかどうか、厳しいものがある。
③今日は配水場での調査が終わり次第、東側にある津雲台小学校でも調査を予定していたが、配水場での調査が長引き時間切れとなった。津雲台小学校に大木が有無を下調べをし、後日調査を実施することとした。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  556本(内合格 481本・・・・・97年報告数 220本)
▲調査協力者数 延べ 243人

7月25日(水)高野台小学校

2007-07-25 20:28:23 | 活動報告
【調査地】高野台小学校・高野台(一部)
【参加者】2名

【調査した木】11本。合格11本(今日の調査範囲で97年大木は0本)。
【樹種】クスノキ4本、ソメイヨシノ4本、コナラ・メタセコイア・キリ各1本
【場所別】高野台小学校6本、南千里プール2本、高野台道路沿いなど3本
     (この中に切られた2本、切られる予定の1本を含む)

【今日のトピックス】高野台小学校のクスノキが排水管を破損させていると言うことで早晩切られる予定と聞き、急遽調査した。所が既に2本切られており、残り1本ももうすぐ切られるという、残念な現場を確認することとなった。

【主な内容】
①高野台小学校にクスノキの大木があることを西側裏門近くから観察していたが、早晩切られる予定と聞いたので、急遽調査を実施した。
しかし、すでに2本は4~5m高さで切られており、もう1本残っているものの、ここ数日で切られると思われる。
また、残っている木の根元には、切られる原因となった排水管マンホールの蓋が根で包み込まれていることを確認した。
 1)2本立ち幹周り171+209cm→断面積法270cm 高さ約5mで切断
 2)2本立ち幹周り159+143cm→断面積法214cm 高さ約4mで切断
 3)1本立ち幹周り260cm   →今の所健在で高さ19m。今日明日の命。
高野台小学校ではこのほかにソメイヨシノ2本、メタセコイア1本が大木レベル達していた。
②南千里市民プールが営業していたので、係りの人に了解を得て中に入り調査、クスノキ1本とキリ(201cm)1本を確認した。
97年調査では吹田市内全域でキリを2本確認しているが、吹田市南部にありまだ調査していないので、今回の調査では初めてキリを確認したことになる。
③高野台4丁目では道路沿いにあるソメイヨシノ2本と、高野台中学校北西斜面に残っていたコナラを確認した。
このコナラは1本立ちで243cmあり、千里NT造成前からの木が残されていた可能性がある。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  544本(内合格 470本・・・・・97年報告数 220本)
▲調査協力者数 延べ 238人

7月22日伊射奈岐神社・山田東

2007-07-22 22:04:45 | 活動報告
【調査地】伊射奈岐神社・山田東1(一部)~3丁目
【参加者】11名

【調査した木】15本。合格14本(今日の調査範囲で97年大木は9本)。
【樹種】コナラ3本、クスノキ2本、ソメイヨシノ・ヤマザクラ各1本
【場所別】伊射奈岐神社10本、円照寺1本、個人宅1本、竹林2本

【今日のトピックス】円照寺にある吹田で一番大きなヤマザクラ(幹周り288cm)にまつわる話や、その近くにあった筈の97年報告にあるムクノキ2本が無くなっていることなどについて、円照寺の若住職にお聞きした。

【主な内容】
①伊射奈岐神社は10本確認し前回5本の倍増となったが、97年報告のうちのアベマキ1本(262cmまたは260cmの何れか)が見つからなかった。
社叢でコナラが3本見つかり倍増の主因となった。
②川上氏宅のクスノキは健在で、幹周り264→276cmの変化は大きくなかった。すぐ近くの旧竹中邸馬上門前のクロマツ、大木は無いものの吹田市の保護樹木に指定されている。指定番号からは6本あったはずが3本しか残っていなかった。

③上述の通り円照寺では若住職に木についてお話を聞いた。
④インペリア万博公園の前にあるクスノキ304cmなので前回見落としたと思われるが、見落とし大木の中では最大級と予想される。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  533本(内合格 459本・・・・・97年報告数 220本)
▲調査協力者数 延べ 236人

7月17日(火)千里第2緑地

2007-07-17 23:50:20 | 活動報告
【調査地】千里第2緑地、千里第1緑地(一部)
【参加者】5名

【調査した木】8本。合格7本(今日の調査範囲で97年大木は0本)。
【樹種】コナラ3本、クスノキ2本、ソメイヨシノ・ヤマザクラ各1本
【場所別】第2緑地5本(道路公団藤白荘の裏)、第1緑地2本。ヤマザクラ・ソメイヨシノとも第2緑地

【主な内容】
①千里第2緑地では野外活動センター裏~北千里高校裏~循環器病センター裏へ、箕面市と境界線上にある遊歩道から大木を探すが1本もなかった。
②道路公団裏のSELF管理個所では林に入り調査、コナラ2本、クスノキ・ヤマザクラ1本を確認した。中でもヤマザクラは幹周り219cm、ヤマザクラとしては吹田市で2番目の大木(1位は山田東円照寺)と思われるので、いつまでも残したい木である。

また、千里けやき通りが箕面市今宮に抜ける箕面市今宮3の住宅すぐ近くで、吹田市のほぼ最北端、北緯39°49′50″、東経135°30′00″には240cmのソメイヨシノがあった。
③第1緑地に入って循環器病センター職員宿舎の裏山を調査した。深い笹薮で大木のある場所へ近づくことに難儀したが、コナラ1本を確認、更に箕面市今宮4の住宅裏でクスノキ2本立ち276cm、50cm高さで幹周り329cmの大木が見つかった。
今日は第1緑地の約1/4のみで時間切れとなった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  518本(内合格 445本・・・・・97年報告数 211本)
▲調査協力者数 延べ 225人

7月15日(日)古江台

2007-07-15 21:11:46 | 活動報告
【調査地】古江台全域(弘済院の一部は実施済)、津雲台7丁目(一部)
【参加者】7名

【今日のトピックス】大木の樹種はクスノキ・メタセコイアをはじめ30種ほどあるが、今日の調査で、シナサワグルミ・シンジュの2種が新しく加わりました。
尚、朝まで心配していたお天気は、台風一過の晴天でさわやかな風もあり、調査は順調でした。


【調査した木】15本。合格13本(今日の調査範囲で97年大木は0本)。
【樹種】クスノキ4本、メタセコイア3本、エノキ2本、ポプラ2本、シナサワグルミ1本、シンジュ1本
【場所別】はぎのき公園4本、弘済院(追加)3本、古江台3丁目緑地・古江公園各2本、古江台中環沿い・津雲台7丁目街路樹各1本

【主な内容】
①北千里駅南西、はぎのき公園との中間に位置する古江台3丁目D団地広場に大きな木が3本、シンジュとクスノキは合格したが、コナラは198cmと合格ラインに若干不足していた。
尚、クスノキは305cmと今日の中では最も太く、樹勢も問題ないが、根元近くが朽ちて大きな穴が開いていた。また、シンジュは3本立ちで最も太い幹は188cmあった。
②はぎのき公園ではメタセコイア3本、そして公園内ではないが近隣センター北側通りに面しクスノキが2本あり、1本は合格したが、1本は断面積法196cmで若干不足。また、古江公園は多くの木が植えられているが、合格ラインに達していたのはクスノキとポプラ各1本のみであった。
③弘済院では児童ホームの広場でシナサワグルミ1本(236cm)、老人ホーム北側で前回積み残しのエノキ2本を測定した。

④古江台中南側中央環状線沿いのポプラ1本、更に津雲台7丁目バス停付近で街路樹のクスノキ1本を測定し、終了とした。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  510本(内合格 438本・・・・・97年報告数 211本)
▲調査協力者数 延べ 220人

7月8日(日)藤白公園・ふじのき公園・藤白台

2007-07-08 21:46:51 | 活動報告
【調査地】藤白公園・ふじのき公園・藤白台住宅地
【参加者】6名

【今日のトピックス】大木調査は2月25日にスタートして約4ヶ月半、調査26回目で425本となり、97年調査報告数420本を越えることができました。
調査に協力していただいた方、バックアップしてくださった方、みんなに感謝。

【調査した木】13本+α本。合格9本(今日の調査範囲で97年大木は0本)。
【樹種】クスノキ4本、カロリナポプラ2本、アカメヤナギ1本、アカマツ1本、クロマツ1本
【場所別】山田川沿い斜面4本、藤白台小学校2本、藤白公園・ふじのき公園・住宅地内緑地各1本

【主な内容】
①北千里駅から東への住宅地内を通る遊歩道、斜面の緑地にクスノキ林があり、大木を探したが断面積法199cmが最大の木ですべて不合格(A1、A2のみ記録)、ピアノ池東北端すぐ上のアカマツがようやく合格した。
②藤白公園ではクスノキ1本のみ、ふじのき公園でもクロマツ1本のみ、そして藤白台小学校東側斜面でカロリナポプラ2本が続いた。
③藤白台1丁目では千里けやき通り沿い山田川の東側斜面にクスノキ林が続いているが、その中に3本の大木があった。そして最南端(消防署から200mほど北)にはアカメヤナギ、3本立ち243cm+134cm+126cm(断面積法305cm)であったが、134cm・126cmの2本は枝分かれ後のすぐ上で切断されていた。

④今日も前回に続いて大木レベルに達しない木が多かったが、目標の420本越えを達成でき、10年後年再調査の第1関門突破日となった。


【今回までの調査結果累計】
▲調査した木 495本(内合格 425本・・・・・97年報告数 211本)
▲調査協力者数 延べ 213人

7月5日(木)万博公園自然文化園中央環状線沿い斜面

2007-07-05 23:12:27 | 活動報告
【調査地】万博公園自然文化園中央環状線沿い斜面・総合スポーツ広場北側空き地
【参加者】5名

【調査した木】10本+α本。合格6本(今日の調査範囲で97年大木は0本)。
【樹種】ケヤキ3本、ソメイヨシノ3本
【場所別】中央環状線沿い6本、総合スポーツ広場(旧プール跡北側)空き地0本

【主な内容】
①今日は万博公園南側のスポーツ広場を中心に調査する予定でいた。しかし、鍵のかかっている2ヶ所は、万博公園の係りの人に立会いしてもらう必要があり(調査予約済)、自然文化園で未調査のままであった中央環状線沿いの斜面を先に実施した。
ところが、その中環斜面に合否の紛らわしい多数枝分かれしたソメイヨシノがあり、調査表に記入した以外にも多くの木を測定する必要が出て時間がかかり、調査は当初予定の半分しかできなかった。
②中環側斜面上側の園路沿い(斜面中央には2年前太陽光パネルが設置された)には、ソメイヨシノ・ケヤキが植栽されている。
ケヤキは大木ライン合格3本、それ以外に数本の200cmライン寸前の木があった。ソメイヨシノは4~5本に枝分かれした木があり、目測で大木ラインぎりぎりと思われる木が多く調査に手間取ったが、合格したのは3本に止まった。

③鍵のかかっているもう1ヶ所は、万博公園東南(エキスポランド南側)の総合スポーツ広場(旧プール跡)北側の空き地である。外から見て大木ライン合格のクスノキがあると予想されたので中へ入ったが、断面積法では若干不足し合格した木はなかった。
④今日のメイン調査予定地、万博公園東南のスポーツ広場周辺には10本ほどの大木があると予想されるが、1本も調査しないまま終了し持ち越しとなった。
⑤このため、今日の調査で97年報告の420本に到達することを目論んでいたが、上述の通り累計416本に止まり、420本越えは次回調査に持ち越しとなった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木 482本(内合格 416本・・・・・97年報告数 211本)
▲調査協力者数 延べ 207人

7月1日(日)青山台

2007-07-01 23:15:50 | 活動報告
【調査地】青山台
【参加者】10名

【調査した木】25本。合格23本(今日の調査範囲で97年大木は3本)。
【樹種】クスノキ13本、メタセコイア5本、カロリナポプラ3本、クヌギ1本、ソメイヨシノ1本
【場所別】千里さくら通り沿い緑地12本、くちなし公園北側緑地・フェニックス遊園各4本、青山台小学校3本
97年大木のうちクスノキは健在、ネムノキも健在なるも断面積法では不足、クヌギは断面積法大幅不足でどの木か不明。


【主な内容】
①「ねむのき通り」の由来となった青山公園西南端のネムノキ(4本立)は健在で、満開の見頃となっていた。
しかし、断面積法182cmで大木ライン到達せず、格落ちとなった。
②青山台小学校では校舎敷地内1本、グランドの南側で道路から測定できる所2本、計3本のカロリナポプラが大木ラインに達していた。
③くちなし公園北側に続く緑地(青山台小学校の西側、住宅地の傾斜がきついため遊休地として残されている所)で、クスノキ3本、クヌギ1本の大木が見つかった。
尚、ニセアカシアは130cm高では2本立で202cmと試算されたが、枝分かれ前の50cm高では198cmであり、大木の風格無しとの意見もでて不合格とした。
④フェニックス遊園周辺の傾斜地でクスノキ4本を確認した。
調査中にたまたま、「ぶらっと吹田」遊歩道めぐり行事の参加者が来られたので、大木調査について簡単に説明する機会をもらった。
⑤千里さくら通りに出て青山台2丁目バス停から北方向に調査、上述の通り12本(メタセコイア5本・クスノキ6本・ソメイヨシノ1本)が見つかった。内1本は97年調査でも確認している木である。
⑥時間切れとなったので、こでまり公園・青山公園の調査は後日に回すこととした。
また青山台中学校構内にもポプラの大木がある筈なので、青山台地区ではあと6~7本の大木が見つかると予想される。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木 472本(内合格 410本・・・・・97年報告数 211本)
▲調査協力者数 延べ 202人