07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

吹田東小学校のキリノキの

2008-05-14 23:36:14 | 活動報告
幸町にある吹田東小学校には、97年調査で幹周り275cmのキリが確認されているが、今回伐採されており、その代わりに切り株、及び切った当時の写真が展示してあった。(10月22日報告参照)


現在T2小学校に在任されているN校長先生に、切られた当時の状況をお伺いした。

N先生は、赴任ご直ぐに状況を調査した(聞き、調べた)所、切らざるを得ないとの結論になり、H16年5月にのべ3週間(毎週土曜日3日間)かけて業者に伐採してもらった。


伐採した桐の木は吹田東小学校は今年50周年を迎えるが、創立時に記念に植えたものである。地域の人々が花の時期を楽しみにしていたものである。

伐採した理由は安全面からである。
 ・過去に二階から木に飛びついた子がいた。
 ・桐の側にガラス張りの温室があり、ガラスが割れた。
  原因を調べると桐の根が温室をもちあげてガラスが割れたものである。
  児童が出入りするので危険。
 ・職員室の床が根により持ち上げられて浮いた。

などから直ぐに伐採を考えたが、地域の財産であり、花を楽しんでいた人もあるため、自治会や地域教育協議会などと、何度か話をして説明し、相談して了解をもらってから役所に相談して伐採した。

地域の人々は、危険であるなら伐採に反対しないとのことであった。
せっかく大きくなった木であるので、伐った材を利用したいと考えたが費用が高くなるのであきらめて株を残すだけにした。
材は理科の先生が少し教材に残し処分した。
子どもたちには伐った報告をしただけである。

一般に学校にある高木は風で電線を切るのではないかと心配になり、剪定してもらうことが多い。


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