07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

9月18日円山町・千里山西

2007-09-18 19:39:48 | 活動報告
【調査地】円山町・千里山西
【参加者】5名

【調査した木】9本。合格9本(今日の調査範囲で97年大木は6本)
【樹種】ソメイヨシノ3本、ニセアカシア2本、アベマキ・イチョウ・シンジュ各1本
【場所別】円山町5本(日生グランド4本、住宅地1本)、千里山西3本、千里山星が丘1本

【今日のトピックス】円山町の住宅地・日生グランドを調査したあと、服部緑地緑化植物園内を予定していたが火曜日定休とわかり、急遽千里山西地域の調査に変更した。97年調査報告6本のうち、イチョウ1本のみ健在で、5本は伐採・不明などで無くなっていたが、新しく民家の庭にソメイヨシノが見つかったことや、日生グランドに4本新しい木があるなどで、トータルでは97年比+3本の9本確認した。

【主な内容】
①円山町住宅地の道路際にある街路樹のソメイヨシノが200cmで合格した。更に日生グランドではニセアカシア2本、シンジュ1本、クスノキ1本が合格したが、大木は単発的であった。
②今日参加してくださった千里山西のI氏がナビゲータとなってもらい、千里寺駐車場西側の民家の庭にあるソメイヨシノ255cmを調査することができた。持ち主の方(奥様)の話では60年前からあったとのことだった。更にその近くの道路で、もう1本ソメイヨシノが見つかった。

③千里寺への石段の反対側、阪急線路沿いにあるイチョウは97年調査報告にあるが、両方のデータを比較し興味あることがわかった。
  ・97年報告 幹周り222cm 3本立ち →断面積法128cm・・・・不合格
  ・今回調査    220cm 1本立ち      220cm・・・・合格
即ち、3本が太くなりくっついて1本となると、断面積法の値も異常に大きくなるという事例である。

④千里山の東側、ちさと図書館前の千里山星が丘住宅地の斜面にあるアベマキを積み残していたので、実測し終了とした。

⑤97年報告にある木で調査しなかった・できなかった木は下記の通りである。
  ・No345クロマツ(円山町民家)・・・・下見時に持ち主の方に確認。松くい虫にやられ弱り、台風で枝が折れる危険があったので、伐採した。
  ・No123サクラ (千里山西1、千里寺前・・・・・探したが相当する木がなく不明。
  ・No125ユーカリ(千里山西2、吹田一中・・・・学校用地一周するも無し
  ・No126ソテツ(千里山西2、吹田一中・・・・今回07年調査では、ソテツ・カナリーヤシを大木に入れない
  ・No127キリ(千里山西4、富士銀行寮内)この木が現存していることを下見で確認したが、富士銀行寮の所在地は吹田市で無く豊中市東寺内町地域にあり、吹田市の大木とすることはできない。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  838本(内合格 740本・・・・・97年報告数 347本)
▲調査協力者数 延べ 342人


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
③の意味が (N)
2007-09-19 23:44:45
最初③の意味がわかりませんでしたが、写真を見て理解しました。
今回は1本立ちとして計測するよりなかったということですね。
まだまだ真夏なみの酷暑ですのにいつもお疲れ様です。
調査に参加される皆様熱中症にはくれぐれもご用心ください。
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