07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

5月30日雨の中、竹見台・桃山台下見(本調査は6月3日)

2007-05-30 23:39:04 | 活動報告
【調査地】千里緑地(第5・第6)は雨のため調査中止
     雨の中、竹見台・桃山台下見(本調査は6月3日)
【参加者】3名
【主な内容】
①朝から雨のため、今日の調査(千里緑地(第5・第6)は中止。

②6月3日の調査を予定している桃山台・竹見台について、大木位置確認のための下見をした。

③竹見公園でクスノキ2本確認。
 また、すぐ近くの府職員寮(閉鎖されている)敷地内に2本立ちではあるが大木相当のアカマツがある。
 しかし調査地への立ち入りはできなかった。

④桃山公園では97年に調査されたクスノキの大木を確認。
クスノキ以外では、ラクウショウなど190cm前後の木が多数あったが、大木合格はヒマラヤスギ1本のみであった。

⑤97年調査に記載されている、ニセアカシア2本立ち258cmは見つからなかった
     ・・・・・・但し、この木は断面積法では不合格。

⑥今日の下見地域の大木は97年調査で6本であったが、今回トータル10本以上の大木があることがわかった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以下、みちくさ・・・・・・・・・・・・・・

帰りに下記の野草(主として帰化種)を観察した。
1.クスダマツメクサ(コメツブツメクサに比べ花が大きい)(マメ科)
2.イヌコモチナデシコ(良く似たコモチナデシコとの違いは未確認?)(ナデシコ科)
3.ヒナギキョウ(帰化種ではなく在来種)(キキョウ科)
4.ヒナキキョウソウ(同じく外来種のキキョウソウは丸葉)(キキョウ科)
5.クララ(在来種。葉が良く似た外来種にイタチハギがあるが、花は黄白色でなく黒色)(マメ科)
6.コゴメバオトギリ(キバナ・・・・と説明したが、間違い)(オトギリソウ科)
7.シナダレスズメガヤ(イネ科)
8.ヒロハウシノケグサ(オニウシノケグサとの違いは未確認?)(イネ科)

5月27日(日)佐竹台

2007-05-27 22:47:04 | 活動報告
【調査地】佐竹台
【参加者】8名

【調査した木】17本。すべて合格(今日の調査範囲で97年の大木は0本)。
樹種 メタセコイア9本、クロマツ3本、クスノキ1本、ソメイヨシノ1本、コナラ1本、セコイアメスギ(センペルセコイア)1本
 
【主な内容】
①南千里駅すぐ東側、バス停から横断歩道へ上がるためのエレベーター横、佐竹台メゾネットにあったソメイヨシノ(4本立)は、断面積法200cmでぎりぎり合格。
②佐竹公園にはトータル8本。
内訳はメタセコイア6本、クスノキ2本で、他にも大木合格一歩手前のメタセコイアが多数あった。
③竹の子通り沿いの佐竹台5丁目(北)側にクロマツ3本、佐竹台4丁目(南)側にセコイアメスギ(センペルセコイヤ)1本幹周228cm、高さ23mが見つかった。
このセコイアメスギは、アメリカ大陸で100m近い高木となっている種で、今までの調査結果ではアサヒビール迎賓館前にあった幹周246cm、29m高についで2本目である。
④佐竹台2丁目住宅地内(佐竹台診療所前バス停西南100m)傾斜地の空地に植えられたメタセコイアが3本合格した。1本は260cmあり、97年調査時点でも合格していた筈なので、調査洩れと推定された。
ここのメタセコイアは枝が剪定され、糸杉?のような樹形に整形されていた。
⑤佐竹台1丁目の留学生会館の東側斜面にコナラの大木(2本立)があった。

5月23日(水)千里第4緑地

2007-05-23 22:59:25 | 活動報告
【調査地】千里第4緑地
【参加者】6名
【調査した木】11本。
 但し1本は後日調査にまわすことにしたため、実質調査は10本で8本合格(今日の調査範囲で97年の大木は8本)。
  97年8本-1本不明-2本断面積法不合格+新規合格3本=今回8本。
【樹 種】アベマキ2、コナラ2、メタセコイア2、クスノキ1、ユリノキ1、アカメヤナギ1

【主な内容】
①97年調査報告No171株立1本200cmのトウカエデは見つからなかった。
また、No169株立3本アベマキは測定するも不合格、
No174と推定される株立3本のサクラは断面積法で不合格となり実測しなかった。

②一方、前回株立1本186cmユリノキは209cmで新規合格した。

③高町池西南高台は、前回(山内家向いと表示)3本であったが、今回6本見つかった。
この他に190cm~198cmの大木予備軍メタセコイアが4~5本あった。

④また、高町池一周遊歩道のがけの上にあるため、97年調査もれとなったアキニレは大木ライン合格であるが、根元からミツバチらしき蜂が飛んでいたので、測定は後日に実施することとした。

⑤アカメヤナギは高町池南側周回遊歩道際にある1本のみ測定。
気温が上昇したので、お昼で終わりとし、高町池上流側湿地帯にあるアカメヤナギの調査は後日実施することとした。

⑥今回は緯度経度1秒線入りの地図を使ったので、GPS測定値から大木位置の特定がしやく、有効であった。

5月16日(水)万博公園迎賓館

2007-05-18 22:38:15 | 活動報告
【調査地】万博公園迎賓館
【参加者】5名
【調査した木】6本、すべてメタセコイア1本立ち
    97年はなかった?(調査しなかったというのが真相であるが、
      今回幹周最大の木は243cmあったので、10年前も合格していた可能性あり)。


【主な内容】
①迎賓館の裏の林に切ったメタセコイアがあった。
   年輪の幅を見ると広い所は1cm、従って直径2cm=幹周6cmも生長する年があるとわかりました。
   このサンプルの切り株の直径は40cmくらいで、「直径2cm=幹周6cm」はまだ直径10cmくらいのときのこと。
   外周近い所は、3mm×2×3.14=幹周2cm相当になります。
   幹周の比は6:2でも、面積比は0.8:1になります。体積比は樹高の成長があるのでもう少し広がります。

②2本ほど大木になりそこねた木がありました。
   130cm高さで2mを超えていても、こぶが出ているためで、それより下では2mを若干切れるなどのためです。

5月5日(土)津雲公園、さるすべり公園ほか

2007-05-05 16:18:06 | 活動報告
【調査地】津雲公園・さるすべり公園
【参加者】15名
【調査した木】13本、内、断面積法200cm以上の木12本
97年調査でこの区域内の大木は10本、内5本は今回も合格しているが前回Noを特定できず、5本は断面積法でランクダウンしたと思われる。また、新規見つかった幹周2mの大木は7本あった。


【主な内容】参加者15名と多かったが1班編成とした。
① 12本の内訳はさるすべり公園7本津雲公園3本、他2本である。
② 97調査でさるすべり公園にあったクスノキ4本はすべて今回調査木6本に包含されていると思われる。
 木が特定できないのは、前回調査で4本すべてが株立2本となっているのに、今回、株立1本として計測したことによる。
 10年前は2本に枝分かれして枝ごとに測定できたが、2本がともに太くなり、測定位置ではくっついて1本になったことによると推定される。
さるすべり公園ではソメイヨシノ(5本立)が断面積法で200cmに足りないことが確認されたが、クスノキ2本、ポプラ1本が新規増となった。
津雲公園では97調査時に確認されたアベマキ4本(株立2~4)、クスノキ1本(株立2)は、今回1本を除きランクダウンとなった。合格したアベマキ1本は前回No233と思われるが、推定の域をでない。
津雲公園では、新規にクスノキ・メタセコイアの2本、そのほか住宅地でクスノキ・アカマツの2本が新規に見つかった。

雨予報が一転して快晴となった初夏の一日、公園内の新緑の木に、心地よい風が吹き渡っていた。