07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

10月29日岡辻学園・JR研修センター~上山手町

2007-10-29 22:30:07 | 活動報告
【調査地】山手町(岡辻)・片山町2(JR研修所)・朝日が丘町・上山手町
【参加者】4名

【調査した木】12本。合格11本(今日の調査範囲で97年大木は9本)
【樹種】エノキ5本、クスノキ4本、メタセコイア・ヤマモモ各1本
【調査個所】山手町(岡辻)4本、片山町2丁目(JR)4本、朝日が丘町2本、上山手町1本
【今日のトピックス】岡辻学園幼稚園でエノキが97年3本→4本、JR研修センターでクスノキ・ケヤキ・ソメイヨシノ5本→クスノキ4本、朝日が丘町メタセコイア1本→エノキ・メタセコイア2本、上山手町0本→ヤマモモ1本、トータル9本→11本となった。

【主な内容】
①岡辻学園幼稚園でエノキ4本合格、豊津駅から市民病院へ抜ける道から空き地の向こうに、3本+1本のこんもりした緑が遠望できます。
左より①1本立ち287cm、②2本立ち断面積206cm、③2本立ち断面積304cm(葉が赤く見える木、50cm高さは1本立ちで342cm)、車庫をはさんで④1本立ち206cm。

②JR研修センターでは97年にクスノキ3本、サクラ・ケヤキ各1本が合格となっていたが、クスノキ1本以外は多数本立ちで断面積法基準では不合格となる木であった。今回クスノキ4本合格となったがいずれも1本立ちであり、97年調査との対応が取れたのは1本のみであった。尚、前回合格とされている4本立ちソメイヨシノは単純計で295cm→358cmと順調に生育していたが、断面積法で180cmで不合格となった。
③朝日が丘町民家のメタセコイアは97年調査で207cmが224cmに、朝日が丘名神下バス停近くのエノキはぎりぎり200cmで合格となった。
④上山手町民家のヤマモモは、30cm高さで372cm、130cm高では4本立ち断面積法277cmの風格ある大木で、前回調査洩れと思われる。家の人の話では樹齢400~500年でないかとのことであった。ヤマモモは雌雄異株の木であるが、実が沢山なるとのことなので雌株である。



【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  934本(内合格 827本・・・・・97年報告数 382本)
▲調査協力者数 延べ 385人

10月下旬~11月大木調査予定日(案)

2007-10-25 20:43:41 | ご案内
今日、10月25日は予報の雨確率が高く中止にしましたが、雨はポツリと1~2滴のみ、残念でした。
今日予定していた旭が丘学園~片山浄水場は11月1日(木)に実施し、11月1日に予定していた素盞嗚尊神社、服部緑地都市緑化植物園は11月21日(水)に実施日を追加したいと思います。


*****今後の調査予定日(案)*****
   ご都合のつく日に、ご参加・ご協力をお願いします。


10月29日(月)岡辻学園幼稚園~JR研修所ほか
     9:30~午前中:阪急豊津駅東側出口・・・・・・自転車で移動しますが、徒歩OK

11月1日(木)旭が丘学園幼稚園~片山浄水場ほか
     9:30~午前中:阪急バス市民病院前バス停・・・・・自転車で移動しますが、徒歩OK

11月7日(水)原町~藤が丘町など
     9:30~午前中:吹田高校入口・・・・・・自転車で移動します

11月14日(水)山田東~万博積み残しなど
     9:30~午前中:阪急バス佃バス停(イカリスーパー南側)・・・・・自転車で移動します

11月19日(月)東・西御旅町~川岸町など
     9:30~午前中:内環状線吹田橋北詰(神崎川の内本町側)・・・・・・自転車で移動します

11月21日(水)素盞嗚尊神社~服部緑地緑化植物園ほか
     9:30~午前中:地下鉄緑地公園駅西出口広場周辺・・・・・・自転車で移動しますが、徒歩OK
  

(以下、予定日のみ)
      11月25日(日)
      12月1日(土)
      12月9日(日)
      12月13日(木)


*****大木観察会予定*****
すいた市民環境会議では、吹田操車場跡地に木を植え「21世紀の森を作ろう」と提案しています。100年後の森をイメージするため、植樹された木々が林や森に、1本の木が大木・巨木に、100年間でどのように育ち変化するか、3回シリーズの観察会を開催します。
大木や樹林に関心ある方の参加をお待ちしています。

  第1回 9/23(日祝)万博公園(植樹35年後) 終了
  第2回 10/8(月祝)橿原神宮(植樹60~70年後) 終了
  第3回 11/11(日)京都御苑(植樹100年後)(→糺の森)


大木調査に参加希望の方はすいた市民環境会議ホームページから
事務局にメールでお知らせください。
 トップ頁の中ほどのメール(すいた市民環境会議事務局へ)から送ってください。
保険に入りますのでメールには
①氏名 
②参加日(場所) 
③連絡先(電話番号)
を明記してください。


 当日朝7時の天気予報で、
午前の雨確率が40%以上のとき大木調査は中止します。


10月22日岸部南~川園町

2007-10-22 22:05:10 | 活動報告
【調査地】幸町・川園町・南高浜町23
【参加者】5名

【調査した木】7本。合格6本(今日の調査範囲で97年大木は8本)
【樹種】クスノキ・ソメイヨシノ各2本、ポプラ・センダン各1本
【調査個所】川園町2本、幸町・吹東町・高城町・南高浜町各1本
【今日のトピックス】97年報告の川園町サクラ・ムクノキ4本、日の出町アラカシ1本は断面積法で基準に達せず、南正雀5のエノキ1本(下見で確認済)、幸町・吹田東小学校キリ1本が切られていたことから、8本の中で今回合格は1本のみ、新しく5本加わりようやく6本合格となった。

【主な内容】
①幸町23・川本倉庫にソメイヨシノ1本、吹東町・阪急線路沿いでクスノキ1本が合格した。
②川園町・隆国寺ではソメイヨシノ1本が何とか合格。松の木を善峰寺の遊竜松をイメージしたような面白い形に育てられていたので、大木ではないが珍木として写真にとった。これからどのように枝が伸びるのか楽しみである。

③川園町住宅地の街路や公園にソメイヨシノが植えられており97年は3本合格となっているが、断面積法では不合格あり、現存していると思われるが、どの木が97年相当木かわからなかった。また済生会病院のムクノキは見当たらなかった。代わりに川園町住宅地でセンダン1本が合格となり、川園町トータルでは4本→2本となった。
③高城町道路わきのクスノキは247cmあり、枝が切られていたが、新しい葉が良く出ていた。また、日の出町道路沿いに97年報告アラカシに良く似た木が何ヶ所かあったが、断面積法不合格は一目瞭然であり確認しなかった。
④南高浜町安威川公園で97年報告のポプラは現存していた。2本立ち単純計335cm→404cmと順調に太く育っていたが、枯れ枝が多く木の健全度は悪となった。
近くの、味舌水路跡の遊歩道にはいろんな樹木が植栽されているが、その中でネムノキに花、狂い咲きしていた。初夏に咲いた花による実が残っていること、手入れよく潅水もされているので葉が枯れて落ちたとは考えにくいが、夏の高温が開花期を狂わせただろうと思われる。

④帰りに97年調査でキリ275cmの大木が報告されている吹田東小学校に立ち寄った。正門入って直ぐの玄関に平成16年5月に切られたキリの切り株と、切ったときの写真が展示してあった。


校長先生は「私が来る前のことなので」と、切った経緯をご存じないようで、確認できなかった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  922本(内合格 816本・・・・・97年報告数 373本)
▲調査協力者数 延べ 381人

10月16日岸部北・岸部中

2007-10-16 20:50:34 | 活動報告
【調査地】岸部北(紫金山を除く)・岸部中
【参加者】7名

【調査した木】10本。合格10本(今日の調査範囲で97年大木は4本。)
【樹種】クスノキ5本、エノキ2本、ポプラ・ソメイヨシノ・シダレヤナギ各1本
【調査個所】岸部北2本、岸部中8本
【今日のトピックス】97年報告にある岸部北、岸部中にあった民家のクスノキは両方とも現存しており、岸部北の家の方からは昭和13~14年頃写されたクスノキの写真をお借りすることができた(尚、写真の女の方は90歳代で、ご健在とのこと)。

また、97年報告にある岸部第2幼稚園のアラカシは見つからなかった。

【主な内容】
①岸部北の民家駐車場内にあるクスノキについて、家の方から
  ・近所に落葉で迷惑を掛けていること
  ・近所から藁をもらい毎年末に注連縄をかけかえていること
  ・自分の代の間は今まで通り守っていきたいこと
など、色々話を聞くことができ、上述の通り古い写真もお借りした。
このクスノキには保護樹木指定9号の立て看板があり、右側にはクスノキに住んでいたと伝えられる白蛇を祀る白龍さん、左側にはお地蔵さんが祀ってあった。

②岸部中のクスノキは家の敷地内(裏庭)にある木で、97年調査で372cmと一本立ちでは吹田市4位の大木であるが、前日に家の方から測定お断りの電話があり、外から見るのみとした。根が盛り上がった本物の大木であるが、大きな枝がスパッと切られており、落ち葉問題に苦慮されているのでないかと思われる状況だった。
③東新池南西隅岸部東農業会館の西側に植樹されているソメイヨシノに1本、歩行者専用地下道入口の西側、個人所有空き地にあるクスノキも大木合格した。
④岸部第1小学校の西側通用門近くにある幹周り315cmのポプラ、学校側からは正常に見えたが、道路(北)側に廻ると、直径100cmの木が深さ70cmに大きく朽ちており、幹は馬蹄形(20~30cm厚み)に残っていると推定される。

④岸部中第1公園でクスノキ2本、名次神社でエノキ2本、最後に岸部北に戻って小路墓地(新敬愛幼稚園の南側)でシダレヤナギ1本を確認した。このシダレヤナギは枝がほとんど切られ高さ5mしかなかった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  915本(内合格 810本・・・・・97年報告数 365本)
▲調査協力者数 延べ 376人

10月14日山田市場~山田東1丁目

2007-10-14 20:11:13 | 活動報告
【調査地】山田市場~山田東1丁目
【参加者】6名

【調査した木】12本。合格10本(今日の調査範囲で97年大木は1本。)
【樹種】クスノキ・アベマキ・ポプラ・ムクノキ各2本、エノキ・キリ各1本
【調査個所】長野東1本、山田市場5本(内山田中4本)、尺谷2本、山田東1丁目2本)
【今日のトピックス】山田中を中心に、10本の大木を確認した。樹種が6種とバラエティに富み、他に不合格となったものの瘤の多いソメイヨシノの珍木もあった。尚、山田東の住宅裏の崖にあったムクノキは幹周りが測定できず、200cm以上は間違いなしとして推定値を入れた。
今日の調査で大木数累計は800本の大台に乗り、前回420本の倍増は間違いない状況となった。

【主な内容】
①山田中学校入口左側に三菱東京UFJ銀行寮(住所は長野東)があり、その敷地のり面にあるアベマキは97年調査で報告されている木、4本立ち断面積法254cmで健在でした。
②山田中学校内では山田川沿いで柵の外側にあるポプラ2本(内1本は302cmの大木)が合格、その上流で柵の内側・体育館横にクスノキ1本、グランド西に瘤の多い珍木ソメイヨシノがあったが、残念ながら不合格であった。
山田川沿いの上流、中学校敷地の柵の外(水道敷地)であるがムクノキの大木、そしてグランドの北西側、通用門のすぐ左側には道路沿い高台にキリの大木があった。

③尺谷では東消防署西側緑地にエノキ、そして尺谷公園にはアベマキの大木があった。アベマキのすぐ後ろ側は1年前まで旧日生住宅内の道路(キツネが出没する所)であったが、今は住宅地に改変中で塀が設置されていた。尚、山田東1丁目光山寺の高台から旧日生住宅地を遠望したが、建設中の高層マンションの近くに若干の樹林が残されているのがわかる。

④山田東1丁目光山寺近くで、住宅裏の竹林にムクノキの大木あるも、家側は崖、通路側は有刺鉄線張りの柵で入れず、測定できなかった。また、光山寺への尾根越えの道の西側竹林にクスノキがあった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  905本(内合格 800本・・・・・97年報告数 361本・・・・・再チエックし、前回10日報告を修正)
▲調査協力者数 延べ 369人

10月11日大木番外編・南正雀5丁目のエノキなど

2007-10-11 20:23:56 | 余禄
【下見】南正雀~西御旅町

【今日のトピックス】日ごろあまり行かない他市との境界に近い、吹田市東南部を下見しました。その結果、残念なこと2件がありました。

①南正雀5丁目のエノキ 
 97年調査では南正雀5丁目(安威川左岸)でエノキの大木「1本立ち幹周り272cm」が報告されています。付近を捜しましたが全く見当たりませんでした。
近くにいた人から「あの方なら知ってる筈」と80歳近い方を紹介され、エノキのある場所を教えてもらいました。
 エノキは南正雀5-1-(6~8あたり)の住宅裏、幅1mほどの小川のふちにあり、小川をはさんだ反対(摂津市浜町)側の工場の隙間から入り見ることができました。エノキは高さ2mほどで切られ、根元に近い所にサルノコシカケが3ヶ、できていました。
 
もとの地主さんが土地を売り家が建てられ、その新住人たちにエノキの落ち葉が嫌われたようです。当初この小川沿いにエノキの並木があったが、最後に残った大木だったので(その人いわく樹齢300~400年)、みんなでお祓いをして切ったことのことでした。


②西御旅町のクスノキ 
 同じく安威川左岸の西御旅町8セントポーリア北大阪住宅地には、クスノキの大木「1本立ち幹周り218cm」が現存していました。市販の吹田市地図では大阪市境に近かったので、セントポーリアの住民に聞くと、南側一番館の住居表示は大阪市(東淀川区下新庄)で、北側二番館は吹田市(西御旅町)とのこと、しかも一番館の固定資産税などは、大阪市と吹田市に分割して払っているとのことでした。
 クスノキは一番館東側にあったが、拡大した地図で見ると残念ながら、吹田市域ではなく大阪市域に該当しているようです(本調査時に確認)。

10月10日泉町~南吹田

2007-10-10 20:59:08 | 活動報告
【調査地】泉町~南吹田
【参加者】4名

【調査した木】6本。合格6本(今日の調査範囲で97年大木は1本。)
【樹種】クスノキ3本、エノキ・ナンキンハゼ・キリ各1本

【今日のトピックス】泉町の吹田第2小、南金田の南吹田公園、南吹田の下新田公園と南吹田小の4ヶ所で6本の大木を確認した。
中でも下新田公園のナンキンハゼ、幹にひさしがついていて、木登りすることができた。

【主な内容】
①吹田第2小学校では下見時に校長先生の案内で確認していた2本、裏門入り口のクスノキ、旧幼稚園校舎裏のエノキが大木に合格した。
②南吹田公園ではクスノキ1本、更に下新田公園ではナンキンハゼ・クスノキ各1本が合格した。
ナンキンハゼは上述の通り所々に大きな輪をつけた珍木で、F氏は木登りができると言いながら実演した。

③南吹田小学校のグランドにキリの大木があった。一部の皮がはがれ、中が空洞になっていて幹をたたくとポンポンと音が響くほどだったので、木の寿命はそれほど長くないと予想される。
④97年調査では南吹田5丁目の民家に200cmのクスノキがあった。今回下見時に連絡が取れず予約無しだったので調査できず、出直して調査することとした。
⑤97年調査では南吹田4丁目の新田墓地に4本立ち210cmのエノキ(但し断面積法試算は121cmで、今回は不合格)が報告されている。墓地内を探したが大きな木はなく、かわりに最近建てられたお墓の前に、枯れた大木と思われる株の残骸が見つかった。


【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  893本(内合格 790本・・・・・97年報告数 353本)
▲調査協力者数 延べ 363人

10月8日橿原神宮・植樹70年後の森観察会

2007-10-08 23:41:12 | 活動報告
日時 07.10.8 9:40~16:00
目的 吹田操車場跡地に木を植え「21世紀の森を作ろう」と提案していることから、100年後の森をイメージするための観察会を計画、第2回は橿原神宮とした。
橿原神宮は記紀に初代天皇とされている神武天皇が、即位の礼を行ったと伝えられる宮址(畝傍山の東南・橿原の地)に、明治23年創建。その後、昭和15年(1940年)昭和天皇が同神社に行幸し紀元2600年奉祝式典が挙行、記念事業として神域が拡充整備され、全国各地から奉献された樹木が植えられた。従って植樹67年後の森を見ることができる。
参加者 7名(降水確率60%の中参加された方々)


内容 ①橿原神宮と、その森の観察
・橿原神宮は実在しなかった神武天皇とその皇后を祭る神社、南神門には「紀元二千六百六十七年」という額がかかっているのが特徴的である。
・橿原神宮神域周辺は林から森へとの成長段階にあり、万博の密生林を今後30年放置しておいたら、このようになるだろうと思われる常緑樹林であった。

・何本か幹周りを測定、クスノキ264cm、同334cm、アカマツ300cmがあったものの、総じて大木は多くなかった。しかし、下草刈りの手入れをしてある林の木々は、スダジイ・マテバシイ・イチイガシ・クスノキ・オガタマノキなどに200cm近い木が多く、吹田市内でにある樹種もクスノキ以外は太く背が高く、70年の歴史を感じさせてくれた。
・尚、苑内の若桜遊苑には二つの碑が建っていた。一つは第十三期海軍甲種飛行予科練習生戦没者一千余名を祀った「甲飛十三期殉国の碑」、もう一つは、航空母艦・瑞鶴の戦没者を祀る「軍艦瑞鶴の碑」である。

②神武天皇稜~今井町
・午後、雨はほとんど上がったものの、畝傍山に登ることは無理と思われたので、町並みで有名な今井町まで歩くこととした。
・橿原神宮神域の北側には初代神武天皇稜・2代綏靖(すいぜい)天皇稜と続くが、何れも橿原神宮と同じ時期に整備されたと推定され、この間約2kmは70年生の常緑(照葉)樹林が続き、操車場跡地もこのような並木ができれば、と思われる道であった。また、神武天皇稜へは杉並木の参道が数百m続き、さすがと思わせる風情であった。
・今井町に入り、豊田家ではまち案内人の説明を聞き、今井家・今西家など重要文化財として指定されている建物や、町の周囲にあった環濠の復元などを見学した。
・飛鳥川にかかる蘇武橋のたもとの樹齢400年、幹周り4.9m(平成16年6月調査) と表示された老エノキは、幹周りを実測した所495cmであった。
遠くから見ると緑滴る葉を茂らせていたが、根元は大きく空洞化しており痛々しい感じであった。


10月7日千里北公園・旧農園②

2007-10-07 22:49:25 | 活動報告
【調査地】千里北公園・旧農園(2回目)
【参加者】9名

【調査した木】22本。合格20本(今日の調査範囲で97年大木は0本。6/10の1回目にカウント済)
【樹種】クスノキ19本、エノキ1本

【今日のトピックス】千里北公園・旧農園の2回目、前回同様、草薮と格闘しながらの調査となった。農園周辺に植えられていたクスノキが大木ラインに到達しており、22本のうち20本が合格となった。この結果、旧農園で46本、苗圃・草原などを加えた千里北公園全体では64本もの大木が確認されたことになる。

【主な内容】
①旧農園は水遠池側から高さが3段に分かれているが、下2段の畑の周りは前回6/10に調査済みである。今回3段目の畑の周りに植えられた樹木を調査し、クスノキ9本、エノキ1本を確認した。畑は放置されて3~4年と思われるが、セイタカアワダチソウ・クズなどが繁茂しており、調査(特に樹高測定)に難儀した。


尚、ここには珍しいエノキ、7本立ちではあるが324cm(最大の枝187cm)もあり、公園が整備される前からあったかどうか気になる木であった。


②西側(藤白台2丁目住宅地側)に出て尾根沿いにあるクスノキを調査し4本、6/10に調査した2段目の南東側の林に戻りクスノキ4本、更に入口に近いトチノキ林の上流でクスノキ2本を調査し完了とした。

③今日の調査範囲で幹周り190cm台のクスノキが数本あったので、旧農園内全体ではここ2~3年で200cmに到達する潜在大木が10本以上と推定される。
尚、今日は調査しなかったが、水遠池と藤白台住宅地間に広い樹林(100mx200m強)があり、植樹されたクスノキ林のみでなくコナラ林も広がっている。下見で大木が見つからなかったこと、ブッシュが多く調査しにくいことから入らなかった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  887本(内合格 784本・・・・・97年報告数 352本)
▲調査協力者数 延べ 359人

10月7日 市立第三中学校

2007-10-07 22:19:09 | ご案内
【調査地】吹田市立第三中学校
【参加者】2名

【調査した木】9本。合格8本(今日の調査範囲で97年大木は2本)
【樹種】ポプラ8本、ソメイヨシノ1本

【今日のトピックス】吹一吹六地区の市民体育祭が開かれていた。
校庭から見える5本はいずれも合格。(10年前はこのうち2本が合格だった)
10年前の高さは23mだったが、5~6年前に電信柱のように剪定され、今年は高いものでも16mだった。

写真の向かって右から二本目は元気がないように見える。
案の定、幹はえぐれ、キノコが生えていた。
次の台風で倒れる危険性を感じた。



【主な内容】
①写真に見える5本のほか、校舎の向こう側に3本のポプラがあり全部で8本が合格した。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  865本(内合格 764本・・・・・97年報告数 352本)
▲調査協力者数 延べ 350人