07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

4月30日(月休)内本町3、南高浜町

2007-04-30 21:15:51 | 活動報告
【調査地】内本町3丁目、南高浜町
【参加者】2名
【調査した木】7本、すべて株立ち1の大木でした。
  内本町3丁目にある弘誓寺(ぐぜいじ)で前回見落としていたクスノキを発見しました。

【主な内容】10年前の調査のフォロー。本日の調査範囲では消滅した大木はなく、安心しました。

左は南高浜町の民家のエノキ。犬走りと根っこを見てください。右は弘誓寺のイチョウ。

南高浜町の民家にあるエノキを調査するため、ご主人に立ち会っていただきました。
70年前、ご主人が10歳のころにはすでに大木だった。
木のくぼんだところにシュロなどが生えています。
別のくぼみにはエノキダケが10個ほどできるそうです。
家を建替えるときもう少し塀よりに建てたかったが、エノキがあるので我慢した。
精一杯エノキに近づけて建てたので、根っこの部分で犬走りを丸く引っ込めています。

4月12日(木)垂水神社

2007-04-12 22:18:35 | 活動報告
【調査地】垂水神社
【参加者】8名
【調査した木】19本、断面積法200cm以上の木19本
 97年調査でこの区域内の大木は12本であるが、前回調査木とほぼ対応できる木が9、不明の木が3本あり、新規見つかった木は10本であった。

【主な内容】1班編成で調査した。
 ①19本の内訳はクスノキ11本、アベマキ4本、アラカシ2本、クロマツ・ヤマモモ各1本であった。
 ②このうち幹周最大の木は、社務所前階段左側の注連縄を巻いた神木のクスノキ343cm(97年323cm)、
続いて不動明王裏南西にあるクスノキ339cm(97年307cm)であった。
 ③参道のクロマツは2本枝分かれの内の1本の枝が、完全に枯れていた。
 ④許可をもらい、裏山(入らずの森)にも入った。97年調査時に裏山で確認されたアベマキ2本+アラカシ1本(何れも2本立ち)は見つからなかった。
 ⑤その代わり今回、不動明王西側の入らずの森で新規に7本見つかった
 ⑥尚、垂水神社の宮司さんから林をどこにも売らないとの宣言をお聞きしており、鎮守の森は安泰と思われるが、この森に続く東側の斜面は竹や樹木が伐採され、明るくなっていた。(タケノコのための竹林管理で切ったものかどうかは不明である。)

4月11日(水)紫金山公園西側(五月が丘)・佐井寺伊射那岐神社

2007-04-11 23:56:13 | 活動報告
【調査地】紫金山公園西側(五月が丘)・佐井寺伊射那岐神社
【参加者】5名
【調査した木】11本、断面積法200cm以上の木8本
 97年調査でこの区域内の大木は9本。
 前回調査木で全く不明が1本、前回の木がどの木か対応が取れない木が3本あった。
【主な内容】1班編成で調査した。
 紫金山公園梅林を中心とする五月が丘地域では、前回と同じ4本を確認した。
 但し、前回報告No88サクラは木が特定できなかった。
 ソメイヨシノ2本調査したが何れも不合格であった。
 その代わりにアベマキ1本が追加され、前回と同数4本となった。

 尚、会報「吹田の郷第50号」の表紙を飾ったアベマキ幹周251cm(130cmでは枝分かれ部のため70cm高で測定)は、前回調査で210cmと報告されているので、40cmも生長したことになる。

 佐井寺伊射那岐神社では、前回と同数のクスノキ1本アベマキ3本を確認したが、前回の調査木2本は特定できなかった。
 尚、前回報告No81エノキ(佐井寺3丁目)は、探したが見つからず無くなった可能性がある。

4月8日(日)高野台・佐竹台(一部)

2007-04-08 17:42:37 | 活動報告

【調査地】高野台・佐竹台(一部)
【参加者】13名
【調査した木】34本、断面積法で幹周りが200cm以上の木は24本、他に伐採された木1本あった。 97年調査でこの区域内の大木は11本だったので、今回調査で倍増したことになる。
【主な内容】今日も2班編成で調査した。
 A班は千里緑地(高野台5丁目)を集中的に19本を調査した。その内12本が断面積200cm以上あり合格した。他に後述の切株が1本あった。
 

 B班は佐竹台6丁目・5丁目の一部、そして高野台1丁目高台と4丁目高野台中学校周辺へ移動しながら15本を調査した。その内12本が幹周り200cm以上で合格した。

  A班:97年調査では高野台5丁目で10本の大木を確認したが、この内、フサアカシアはその後倒れたため伐採され、今は切り株(356cm)のみが残っていた。またクスノキが群生しているため、前回調査Noとの対応はあまり取れなかった。


  B班:調査区域で97年調査における大木は、ゆりのき公園のユリノキのみであったことから、新しく11本が大木の仲間入りしたことになる。尚、高野台中学校グランド東北角に大きなクスノキがあったので、グランドにいた先生に声をかけ中学生に測定してもらったところ、208cmの大木であった。


4月1日(日)玉林寺~JR官舎内

2007-04-01 13:06:05 | 活動報告
【調査地】出口町玉林寺~片山公園西側、片山町JR宿舎
【参加者】6名
【調査した木】8本、断面積法200cm以上の木8本
【主な内容】玉林寺境内のクスノキ2本は吹田市保護樹木に指定されており、幹周は296cm(←281cm)、294cm(←273cm)と前回よりも順調に増加していたが、2006年に枝を切り落としたとのことで、樹高は12m(←22m)、11m(←21m)と無残な姿になっていました。墓地内に新しくクスノキ1本が見つかり、玉林寺での大木は5本となりました。
片山公園西側に大木はなく、公園直ぐ近くの公団住宅でクスノキ1本、JR宿舎内での2本を加え、本日の調査木は8本でした。



次回は4月8日 9:30 佐竹台6丁目バス停集合で千里第4緑地です。
次々回は4月11日、集合場所は博物館の駐車場。時間は9:30です。
皆さまご協力ください。

【写真】JR官舎のクスノキ