07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

11月7日原町(吹田高校他)・藤が丘町(残り)

2007-11-07 20:46:18 | 活動報告
【調査地】原町・藤が丘町残り
【参加者】4名

【調査した木】12本。合格10本(今日の調査範囲で97年大木は2本)
【樹種】クスノキ3本、アベマキ・エノキ・クスノキ・サクラ・センダン・ハゼノキ・メタセコイア各1本
【調査個所】原町7本(内吹田高校2本)、藤が丘町3本

【今日のトピックス】今日は10本の大木を確認、97年調査420本の2倍、840本を越え846本となった記念日、しかも記念すべき特徴的な木が2本見つかった。
1本は里山の象徴とも言える台場クヌギ(2本立ち)が吹田に残っていたこと、もう1本はハゼノキの大木(7本立ち)が見つかったことである。
また珍木としては吹田高校の藤棚のフジ、幹周りが138cmもあった。更に10本の樹種内訳が8種、クスノキ3本のほか7種が1本ずつ、とバラエティに富んでいた。

【主な内容】
①吹田高校ではメタセコイア216cm、センペルセコイア259cmが大木合格となったが、センペルセコイアは枝が伐られ丸坊主の状態にあった。
珍木としたフジ、藤棚が10周年を記念して昭和35年に寄付されたと記してあったことから、昭和25年学校創立当初に植えられたと推定される(樹齢は57年以上)。

②原町の私有地には上述の台場クヌギ(樹種はアベマキ)、2本立ちの幹が1m高の所で伐られており、細い枝が何本も出ていた。

また、ハゼノキは根元から枝分れしていて、竹の葉にうずもれているが、7本立ちとなったのは里山として利用されていたときに伐られた幹から萌芽したと推定される。


③民家の脇にあったセンダン212cmは、お米の鮮度を保つため米蔵を日陰にすることと、傾斜地の土留め役も兼ねて3代前のお祖父さんが植えられたものとのことで、樹齢は120年ぐらいでないかとお聞きした。

また、別の民家では駐車場の庭にエノキ(2本立ち断面積法241cm)があったが、周りは高台を削って低くしたとのことで、エノキは一段高い所に値上がり状態(根が露出)にあった。おじいさんが植えた木なので(70年ほど前)絶対伐らないで大事にしていきたいとのことであった。

④原愛宕神社に新規にサクラが見つかったが、97年調査の新からま池のサクラは不合格、また97年調査報告のアベマキは見つからなかった。
⑤原新池公園北側の藤が丘町の住宅の間に残る竹林でクスノキ3本を確認した。上が切られているが、葉は茂っていた。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木  955本(内合格 846本・・・・・97年報告数 397本)
▲調査協力者数 延べ 395人


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