田口孝夫 絵手紙旅日記

絵手紙を通じ素敵な出会いと感動の旅を重ねる田口孝夫のブログです。(申し訳ありませんがコメントなどへのお返事はできません)

2月13日 心ほころんで

2012年03月07日 | Weblog

 

暦の上で立春はすでに過ぎてしまったのに…連日寒い日続き。北国では大雪の被害のニュース。春はまだ遠い感がします。そんな中、心がちょっぴりうれしくなる話をしましょうか?ハハハ…これは勝ってに僕一人が嬉しかったんですけど―。絵手紙協会のKさんから電話。「今、お時間大丈夫?ですか」「エエ…大丈夫ですよ」で始まったKさんのお話しに僕の心は喜びで一杯になったのです。「田口さんブログやってらっしゃるでしょう?今、川中美幸さんのファンの方から電話がありましてね。その方、川中さんの情報は全て集めてらっしゃるのだそうですが―田口さんの川中美幸コンサートの絵手紙をご覧になって―嬉しくなってそれをコピーして川中さん御本人に届けられたんだそうです。そしたら川中さんも大喜びして下さって…それでお礼をとこのファンの方、絵手紙協会に電話を下さったのです」と。うれしい!!じゃありませんか!!「で、その方絵手紙やってらっしゃるんですか?」「それがやってらっしゃらないそうで」と。エー!!絵手紙をやってらっしゃらない方が僕の絵手紙をキャッチして下さったなんてまたまた嬉しくなりましてね(ハハハ…ちょっと嬉しい話でしょう!!)


2月18日 東京博物館にて

2012年03月07日 | Weblog

明日が最終日。だったら今日行くしかない!!と行ってきました北京故宮博物院・特別展へ。イヤーツ!!もう…膨大な展示量。見て回るだけで疲れてしまって(ハハハ…なさけない)いくらいいものでも見る側の感じる力がないと―まさにぼくなんか「豚に真珠」でこれが門外不出の宋・元時代の書・画ですといわれてもヘーッ!!と。只、見て感じようとするのだけれどワ・カ・ラ・ナ・イ?でもたくさんある「書」の中で文字は読めないんですが黄庭堅の自由で伸びやかな筆致には何か引かれました。

 

「画」のコーナーになるとなんとなくホッ!として(ハハハ…)蓮の花の絵なんか食い入るように眺めました。中国では水芙蓉と呼ぶんですね―。そうそう当時の人々の暮らし振りを克明に描いた巻物(?)がありましてね…これが大映にして鑑賞できるようになってましたが、イヤーッ!!書き残すとはこういうことかと…「清明上河図巻」は圧巻でした。「工芸品」の中にもいろんなものがこれでもか!というくらいあってそれぞれの精巧な作りには只驚くばかり。

 

これがすべて「皇帝のコレクション」というのだからスゴイですよね。特に感じたのは龍のデザインの多いこと。服だろうが、壺だろうがあらゆるものに龍!!それと見終わって…いかに中国の文化の影響を日本文化が受けているか?ということを改めて感じました。そして今年は日中国交正常化40周年の俊なのですね。せっかく来たのだからついでに(?)と博物館へ立ち寄って―そしたらちょうど「ひな人形の特別展」が。この次郎左衛門・作のひな人形はなんともいーんですよね。もうすぐ3月。