激しい雨の音で目が覚めてしまいました。今日の明け方の事。うわぁーっ!!参った雨か…。梅雨明けしたというのに…よりにもよって今日?!
今日は上半期最後の「等々力渓谷スケッチ会」だというのに。どうしたものか?と。
天気予報によるとこの雨午後には上るとの事。とりあえず雨の中出かける事に。
はじめての等々力駅に下車したのは十一時過ぎ。雨はいっこうに止みそうな気配もなく…こんなんじゃ…参加される人はいないよな…スケッチなんてできそうもない―と。
駅からすぐのゴルフ橋渓谷入口めざし歩いていると…。あれ!!あの方は?いつも遅刻して参加して下さるSさん。「どうしたんです?今日は雨の中早いですね」「ええ…早く来たんです」「そうか…だから今日は雨なんですよ」と二人で大笑い。
「ところで渓谷へはどっちへ行くんでしょう?」雨の中二人で傘さしてウロウロ。そしたら向い側の喫茶店で手を振る三名。「ああ…あそこで雨宿りしてらっしゃる」「昼食でもしますかね」と合流。一気にお店の中が賑やかに。「この雨昼過ぎには止みませんかね?」もうすでに渓谷を散策された方が「イヤーッ!!危ないよ。濁流がスゴクてスケッチなんかできない」と。「そうですよね…この雨じゃ…とにかく集合時間まで待ってそれから考えましょう」と。
で、十二時半近く、雨は止みそうもなくて―。そんな中集合場所になんとなんと!!次から次へと傘の花が咲いて。よくもまぁ…こんな雨の中を皆さん駆け付けて下さって。もうそれだけで皆さんの熱い思いに感激!!
とりあえずTさんに出席をとってもらい、どうするか?皆さんに相談してみましょうと。遠くから参加して下さった方のことを思うと…何だか申し訳なく―。そんな中「ハイ!ちょっと提案があるのですが」と手をあげて下さった方が。
「私、ここの近くに住んでるもので、渓谷の奥の方に書院がありまして無料休憩所があるんです。そこで交流会というのはどうでしょ?」とKさんが。「えーっ!!そりゃあいいですね!!」と即決。捨てる神あれば拾う神ありとはこのこと(?)
書院めざし二十数名、雨の中大移動。こんな機会はめったにないと。僕なんか何回も回を重ねてるのに未だお顔と名前が一致してないので…(失礼!!)自己紹介をかねてお一人おひとりの一分間スピーチ。
「スケッチははじめてだったので不安だったのですが、回を重ねる度、外でかく事がたのしくなりました」「毎回知らなかった所を訪ねるのが楽しみです」「お友達ができて皆さんの絵手紙を見せてもらって勉強になります。今が一番幸せ」「以前病気をしてて、外に出る事は健康にもいいので頑張って参加しようと思っています」「水曜日は予定が入ってたのですが…こっちに参加するようにしています」「お友達に最近腕が上ったねと言われました」「最初のころから成長を感じます」と。まぁ…皆さんそれぞれの思いを熱っぽく語って下さって続ける事の大切さと元気をいただきました。