あれはちょうど2年前の暮れ(12月11日)料亭・木村でSさんとYさんと僕の三人で来年の望年会をしてくださった時のことです。Yさんが帰った後で...亡くなられた弟さんの事を話してくださったのは...。
「僕は誰にも絵手紙は出さないんだけど病気の弟にだけは出してたんですよ...。その弟が言ったんです。『絵手紙は希望だ』って...何があっても続けてくれって。今まで僕は何をしても生きていける自信はあったんだけど、やっぱ絵手紙の仕事続けなきゃ...って思ってるんですよ」って。その弟さんがきっと応援してくださってるんですね!僕が何としても元気になって欲しいと絵手紙描いたのが、長崎のホテルで11月8日Sさんの誕生日でした。あれから1年まさか届けた絵手紙で展覧会を開いてもらえるなんて夢にも思っていませんでした。 ほんとうに感謝しています。