酔いどれ写真家の怠慢な日常

タイトル変更して、リニューアルしました。

800円の水

2013-07-26 21:50:35 | 日記



知り合いの40代フリーライターの女性がFacebookでキレていた。


最近の若い人たちは労働の価値がわかっていないと、、


質の高い労働には、それ相応の賃金が支払われるべきだと。


そう思う。


とりあえず安ければ何でもいいなら、それでもやるという人を探せばいいこと。


お客の立場を利用した上から目線はいかがなものかと。。


立ち食いそばやファーストフード店で、高級レストラン並みのサービスを要求しているようなものだ。


カッコ悪いと思う。





タレント並みにテレビに出ている某シェフの店で、水一杯800円取られたと書き込みが少し前に話題になったけど、しかたない話だと思う。


最初からそんな店行かなきゃいい。


高級レストランで安く済まそうなんて虫がよすぎる話だし、世間を知らなすぎる恥ずかしい話だと思う。


価値を認めて対価を支払うのは当然の行為だ。


何かの記念で奮発するなら頑張って働いて行くから記念の意味があるし、
その店が気に行って通いたいなら金持ちになる努力をする。


普通のことが普通に考えられない今の時代が怖いです。





自分の話に当てはめると、こういうことかもしれない。


日本には残念ながら、写真のプリントを買う習慣がない。


バライタと呼ばれるプリントは素人のものでも2、3万します。


原価と労力を考えるとほぼ儲けなし。


本音を言うと5万は値札をつけたいところです。


一点物の情熱のこもったプリント。


高いと思いますか?


思われる方には決して理解できない世界です。


末永く付き合える1枚の写真。


アートなんてカッコいいものじゃなく、そんなものを目指しています。


近所のネコや、山登りに出かけてたまたま上手く撮れたような風景写真はすぐ飽きるはず。


前者も写真、後者も写真とひとくくりにされますが、そんな目線で写真を見ると違いがわかってきます。


話が脱線しましたが、自分の価値観を正しく持つのは大切なことだと思います。

ドラゴン

2013-07-26 06:38:42 | 日記



昨日見た映画。


燃えよドラゴン。


ケーブルの映画チャンネル。


レンタル店みたいに自分で選ばないところがいい。


何が見れるかわからないところが。


おそらく自分では借りようとは思わなかったろうな。


たまたま先週くらいだったか、同じ映画チャンネルで見た映画がよかったので味をしめた。


映画が終わり、洗濯、入浴、、


で、プリントを見ながらの反省会。


気がつけば11時過ぎ。


あわてて薬とウイスキー。


1日は早いし、1年が早いわけだ。


こんな毎日に光熱費や税金がかけられて、請求書が溜まった時に生きる辛さを知る。

嫉妬

2013-07-25 23:17:43 | 写真



昨夜のプリントの余韻が冷めないうちに、改めて自分のプリントと向き合ってみた。


1年ぶりにプリント再開してからここ2回くらいのもの。


徐々に良くはなってはいる。


しかし昨夜のBさんのプリントとは幼稚園児と大学生くらい違うw


まぁ繊細でキレイなプリントがすべてではないし、自分の作品に合ったプリントならいいんだけど、Bさんのプリントに嫉妬を感じたのは事実。



勉強

2013-07-25 19:10:20 | 写真



昨日別件でよく通う場所へ行って用事を済ませた後、先輩(仮にBさん)と話した。


なかなかタイミングが合わなかったのと、Bさんに対して心のどこかでなんとなく苦手意識もあった。


でも嫌いとかはまったくなくて、単純に相性的な問題だと思っていた。


写真にたいしてすごくまじめな方で、努力家でチャレンジ精神の強さはその貪欲さの表れだろう。(ちなみに前回バーで偶然あったA先輩とは違います。)


まじめに写真の話をしたのも今回が初めてくらい。(そういえばAさんもそんな感じだったな)


Bさんは仕事中でその合間で軽くビールやりながらの短い会話だった。


Bさんのものすごくキレイなプリントを観ながら会話。


自分が憧れる売れる(質の高い)プリントがそこにあった。


AさんもBさんも実はとてもいい人。


単純にその場のノリやフィーリングみたいなものでいつも飲んでしまう自分は、まじめさがにじみ出ている感じのお二人とは普段なかなか話しずらかった。


AさんやBさんのように、真剣でストイックに写真に向き合う人たちが近くにいてくれることは幸せなことだ。


とても勉強させてもらえる。(スーパーせっかちな師匠の性格とは深い写真の話なんかできたことない。)


それに一見深いような師匠の話は9割聞いたことのある話だw


年間通してかなりたくさん展示を見ているけど、自分の作品のアピールばかりする人やただ褒められたいだけの若い作家の傲慢な作品にはけっこううんざりしている。


Bさんはそういう傲慢さをわかった上で、彼らには寛容に接しているのがスゴい。


誉め合うだけの「いいね。いいね。」の会話にはあまり実りがないと思っているし、
自分に対して厳しいことを言ってくれる人の意見こそ耳を傾けるべきだと思っている。


褒められて伸びるタイプなんて言い方は嘘。


努力して伸びる、が普通のことw


たくさん学び、精進せねば。。



何のため?

2013-07-23 20:53:53 | 写真



なぜ写真展(展示)をやるのか?


何でだろう???





12月に再び展示することとなり、やっと目標がはっきりしてきた。





1度やればわかる。


1度きりで終わりじゃない。


まだ先がある。


より良い展示をしたい。


良い展示?


満足のいくものを作りたい。


人は貪欲ゆえに、その貪欲さは底なしだ。


やってもやっても満たされない。


前回やってわかったこと。


壁に掛けたら終わり。


楽しみはもうない。


反省ばかりだ。


こうしたほうが良かったんじゃないかとかもっとやれたはずだとか、今の自分の非力さを嘆くばかり。


ほとんどの人にはたいして変わらないどうでもいいことなんですが、、


ホントはもっとガツガツやれればいいんだろうけど、そんなにエネルギッシュな人間じゃないし、目標が決まるまでは寄り道したりウジウジしてる期間のほうが圧倒的に長いタイプ。


展示の日程を早く決めたいと望んでいたはずなのに、まだ実感もなくフラフラしている。


もっとっと一途に貪欲になれたらいいのに、、とか思うことはある。


何のため?


誰かのためではないな。


まして社会に問いかけるとか、何か強いメッセージがあるなんてことはない。


自分の欲求のため?


それだけでもなさそうだ。


向上心。


それは近い気がするな。。