結局あれから寝られなくて、外は快晴だし撮影に出かけた。
日曜の朝の7時じゃまだ人も少ないし、駅周辺で撮ることにした。
1週間分の撮影欲がいい感じに出て、撮影はすごく順調だった。
8時半で1本半。
2本撮れたら休憩しようかと思ってたら、お巡りに呼び止められた。
「何撮ってるんですか?」
「街と人の調和と歴史です。」
「・・・。
いやぁ、不審な人が写真を撮ってると通報があったもんで。」
「は?」
「ちょっと画像見せてもらえませんか?」
「フィルムカメラなんで。」
「・・・。
フィルムですか、このカメラ高いんですか?」
「4、5万ですかね。」
「よくこの辺で撮ってるんですか?」
「月2回くらいですかね。」
「そんなに何撮ってるんですか?」
「だから街と人の変化を記録するわけだから、定期的に撮らないと意味がないんですよ。」
無線で連絡が入る。
それに答えるお巡りA。
はっきり口には出さないが、通報が入っちゃった以上止めろと言うことだ。
そのまま続けて撮影していると、「何やってんだ」と自分たちが非難されるうえ、さらに問題がややこしくなるからだ。
以前知り合いでも、この手の問題で画像提出させられた人がいたが、警察が確認して問題なしと認めたにもかかわらず、通報者は引くに引けなくなり画像消去と写っている人たち全員に謝罪しろと無理難題を言ってきたらしい。
山とか花とか動物とかの写真しかわからないのは構わんけれど、人の撮影のジャマするようなアホな通報はやめてほしい。
自意識過剰過ぎだよ。
声かけられたとか、つきまとわれたとか、盗撮されたとか具体的な被害なんて1つもないのに。
それから、カメラ持ってるだけで怪しい人とか勝手に形容詞つけんな。
大きなカメラを堂々とぶささげてんだから、別に怪しくないだろ?
スマホとか隠し持ってたら怪しいだろうけど。
待ちに待った快晴の空に、とんだジャマ者が入って最低な朝だった。
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