
56・57話は55話程の感動はないかな? いやストーリーとしては、復耶会を解散に追い込んだり、ユシンが上将軍に復帰するなど感動的なんだけど、演技的には感動はなかった、
百科事典にのっているレベルの事はしっかりとトレースされるのが歴史ドラマとしては当然なんだなあということがわかりました。
フィクションの部分は、トンマンとピダムの情とか、ユシンとトンマンの個人的感情、トンマンがタクラマカンで育つといったところ。
史劇で歴史を読むシリーズで、ユシンが「伽耶の民が生き残る為には新羅に同化する道しかない」と言った事が日本の朝鮮統治時代の同化策のニオイがすると指摘していたが、よく考えてみると、ユシンは新羅と伽耶のハーフで生粋の伽耶人ではない。生粋の伽耶人であるウォルヤとは感覚がちがって同然であり、新羅と伽耶の仲立ちをする人物として最も適していたわけですね。
なんでも伽耶というのは集中的な権力を持つひとつの国家ではなく、いくつかの豪族が割拠する地域だったから、しょせん新羅と対等に戦うには無理があったようです。でも鉄の加工技術が秀でていた。
このドラマではずーっと伽耶問題をひきずりながら話が展開してきたので伽耶の事を良く理解しておきたくなります。
ドラマも残すところ5回程になりました。あとちょっと、、、
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