ずーっとジレンマのようですが、オリンピックの柔道は(国際ルールの柔道は)面白くないですね。
ルールの中で勝てばいいのであって、勝つためならポイントをかせげばいい。けど、男子66kg級の海老沼と韓国の選手の判定がくつがえったのはびっくりした。どっちにころんでもいい気分はしない。
ルール改定もあって、中途半端な逃げや、かけ逃げはだめということになり、少しでも技がかかるようにはなってきているし、ビデオ判定も導入されているようだけど、それでもなおスパッときれいに技がかかって勝負が決まるケースは少ない。
元来、体重別でもなく、一本勝負だった日本の柔道と、現在の国際ルールの柔道は別物。それが日本の弱点にもなってしまっているとか。そして、フランスの柔道人口は日本よりも多いのだという話も聞いた。
でも東京オリンピックで正式競技となり、これほど世界中で盛んになった日本のスポーツも他にはないわけで、そのことは喜ばないといけない。複雑な心境ですね、日本人としては。
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