「ホジュン」第１９話～第２２話

2011年が明けました。

紅白見ないでホジュンを見ていました。年越しそばは食べました。

大師さまとハンセン病の村で修行した後、科挙を目指して旅立ちますが途中で病人を診る事に。このままだと科挙に間に合わない・・

お金ももらわず困っている人を助ける。今のようなお金がすべての世の中ではかえって理想に見える姿です。今日本ではけっして医者が足りない訳ではありません。あまりにも劣悪な病院の労働条件が医者を遠ざけているのです。医療といえども経営。しかし、労働集約型の仕事ですから、現代風の経営原則からいけば、そんなもの成り立つ訳が無い。

社会にはお金で割り切れない物があるのです。

街の医院でみている病気の半分はきっとコンピュータのイエスノーで判断できるはず。そういう部分こそ合理化すべきであり、ほんとうに人間が微妙な判断をすべきところに労力をかたむけるべきです。

ホジュンはドラマですから間に合いそうになくて何とか科挙試験を受けられるんだろうなあと思いつつ見ていました。

健康保険のない時代、このドラマにあるようにお金がなくて医者に見てもらえない人はたくさんいたでしょうね。しかも栄養の知識も乏しく、ああでも、現代でも後進国では同じような状況のところもあります。いまだにお祈りでなおると信じている人もいるといいます。一方、医学とシステムが整った日本でも、疑問ののこる診療や治療がまかりとおっている。医療はまだまだ研究を要する分野であり、もっと研究にお金をかけるべきだとおもうのですが・・