今日付けの朝日新聞に、こんな記事
あくまでもアメリカの話
アメリカでは豊胸や乳がんでの乳房再建時に使用した、シリコンインプラントによる
事故(破損やそれによる液漏れ) 及び後遺症の報告例があがっているようです。
確か日本で保険適用になっているシリコンインプラントは、中身は液体でなくって
羊羹くらいの弾力のある、固形物だったかと。
破損や液漏れのリスクは、だいぶ低いものだったはず。
更に、表面がザラザラに加工されていて、以前の表面がツルツルのシリコンインプラントに比べて
被膜拘縮が出来づらいものになっている。
どんどん進歩しているし、事故も少ないのだろうけど、ゼロではないって事かと。
私がお世話になっていたS大病院では、シリコンインプラントによる再建した人向けに
5年~10年以降、獎液腫や被膜拘縮の可能性の示唆と、受診を勧める通達が出ていた。
人工物故に、人によっては交換が必要になる場合もあるということ。
自家組織でも、シリコンインプラントでも、定期健診は、ずーっとって事なのだなぁ。
病気をした事を忘れたい人、忘れられない人、しっかり覚えておこうという人
どんな人でも、定期健診を通して、長い付き合いになる。それがガンというものなんだ、と思う。
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