昨日の夕方、フェズに入りました。
ここフェズと今回は行かなかったメクネス(ワインの産地でもあるみたい)は日本の京都と奈良のような古都。
モロッコ最初のイスラム王朝の都がフェズで808年に建設された1000年以上の歴史を持つ街です。
モロッコのイスラム教はここを拠点に国の隅々まで広まっていき、また信仰以外にも芸術、商業でもモロッコの中心として繁栄し、13世紀マリーン朝時代が最盛期だったそうです。
そのマリーン朝時代に新しく建設された町がフェズ・エル・ジェディドで王宮があります。
今はモロッコ国王がフェズに滞在するときに使われているそうで、一般には公開されていません。
王宮正門
ここの城壁の上にもコウノトリ(シュバシコウ)の巣がありました。
高台からフェス・エル・バリ(メディナ)を望むとその広さにも驚きます。世界一複雑な迷路の町と言われているそうです。
フェズは陶器でも有名で特にフェズブルーと呼ばれる青い絵付けはちょっとオリエンタルなかんじもして馴染み深い印象です。職人の町ならではの工房も訪ねました。
ろくろを使ってタジン鍋などを作る職人さん。
絵付けをする職人さん。
釉薬をかけて焼いた後に柄を彫る職人さん。
タイルも焼いていて、モザイクタイルを作るために図柄に合わせてタイルを砕いている職人さん。
もちろんショップも。
小さな陶器を一つ買ってしまいました。
本当に迷路のようなメディナ。これはガイド無しでは間違いなく迷子になります。
ビックリするほど細い路地をいくつも通り抜けました。
そんな路地にも家?の出入り口があったり。
ここの壁は下半分が青、上半分は白。
こんな奥まったところにあるゲストハウス、自力ではたどり着けそうにないです。
そしてメディにはありとあらゆるお店がいっぱい。
目についた食べ物のお店をいくつか紹介します。
デーツ(ナツメヤシ)は北アフリカや中東の代表的なフルーツ。
ドライですが、かなりねっとり感があります。食物繊維やミネラルも豊富。驚くほどの甘みもあります。種を抜いてそこにクルミを入れたものを買いました。美味。
オリーブや野菜の加工前の卸業者のよう。
どこでも必ず売っている丸いパン。奥の小さな窯で焼いているのかな。
ちょうどシーズンだったのか、ザクロもよく見かけました。その場でジュースにして売っています。
お肉屋さんはちょっとグロテスク。
オリーブもどこでもよく見ます。食事にも必ず出てきます。
サボテンの実を買ってその場で食べます。瑞々しくさっぱりとした甘さで美味しかったです。
食べ物以外にもいろいろなものが売られています。
たとえば祭壇のようなもの(何かお祝い事に使うものだったか?忘れてしまいました)
いかにもモロッコらしいランプ屋さん
そしてストールや民族衣装のジュラバ、敷物などの布製品を扱っている大きなお店。
店員さんにあっという間にストールを巻かれました(;^_^A
さらに夫は2階へ連れていかれジュラバ(まるでねずみ男の衣装みたい!)を試着。
古い建物がたくさんありますが、これは昔の旅籠との説明を受けました。
メディナの中には14世紀に建てられた神学校(マドラサ)もあります。
ブー・イナニア・マドラサ
ザウィア・ムーレイ・イドリス廟。9世紀初めにフェズのメディナを建造したムーレイ・イドリス二世の墓がある修道院。フェズの聖域。
これも神学校でアッタリーン・マドラサ。
フェズ川のほとりには皮染色職人街(タンネリ・ショワラ)があります。
よく見ると羊?の皮と毛?
革の染色をする桶が並んでいるところを見学できます。
周りにはたくさんのなめした革が干されています。
ここはかなり臭いが強烈で施設の入り口でミントを一枝ずつ配ってくれます。
これを嗅いで臭いを紛らわせます。
メディナの最大の門がこのブー・ジュルード門。
外側(表)はブルー
内側(裏)はグリーン
ブー・ジュルード門越しにメディナ内のモスクを望む
一般家庭?でミントティを味わいました。
メディナのあちこちにある水飲み場もモザイクタイルが美しい
今回、体験しなかったけれどハマム(伝統的な公衆浴場。サウナのようなもの)もありました。
一日かけて不思議な街フェズを見て回りました。盛りだくさんの街でした。
ここフェズと今回は行かなかったメクネス(ワインの産地でもあるみたい)は日本の京都と奈良のような古都。
モロッコ最初のイスラム王朝の都がフェズで808年に建設された1000年以上の歴史を持つ街です。
モロッコのイスラム教はここを拠点に国の隅々まで広まっていき、また信仰以外にも芸術、商業でもモロッコの中心として繁栄し、13世紀マリーン朝時代が最盛期だったそうです。
そのマリーン朝時代に新しく建設された町がフェズ・エル・ジェディドで王宮があります。
今はモロッコ国王がフェズに滞在するときに使われているそうで、一般には公開されていません。
王宮正門
ここの城壁の上にもコウノトリ(シュバシコウ)の巣がありました。
高台からフェス・エル・バリ(メディナ)を望むとその広さにも驚きます。世界一複雑な迷路の町と言われているそうです。
フェズは陶器でも有名で特にフェズブルーと呼ばれる青い絵付けはちょっとオリエンタルなかんじもして馴染み深い印象です。職人の町ならではの工房も訪ねました。
ろくろを使ってタジン鍋などを作る職人さん。
絵付けをする職人さん。
釉薬をかけて焼いた後に柄を彫る職人さん。
タイルも焼いていて、モザイクタイルを作るために図柄に合わせてタイルを砕いている職人さん。
もちろんショップも。
小さな陶器を一つ買ってしまいました。
本当に迷路のようなメディナ。これはガイド無しでは間違いなく迷子になります。
ビックリするほど細い路地をいくつも通り抜けました。
そんな路地にも家?の出入り口があったり。
ここの壁は下半分が青、上半分は白。
こんな奥まったところにあるゲストハウス、自力ではたどり着けそうにないです。
そしてメディにはありとあらゆるお店がいっぱい。
目についた食べ物のお店をいくつか紹介します。
デーツ(ナツメヤシ)は北アフリカや中東の代表的なフルーツ。
ドライですが、かなりねっとり感があります。食物繊維やミネラルも豊富。驚くほどの甘みもあります。種を抜いてそこにクルミを入れたものを買いました。美味。
オリーブや野菜の加工前の卸業者のよう。
どこでも必ず売っている丸いパン。奥の小さな窯で焼いているのかな。
ちょうどシーズンだったのか、ザクロもよく見かけました。その場でジュースにして売っています。
お肉屋さんはちょっとグロテスク。
オリーブもどこでもよく見ます。食事にも必ず出てきます。
サボテンの実を買ってその場で食べます。瑞々しくさっぱりとした甘さで美味しかったです。
食べ物以外にもいろいろなものが売られています。
たとえば祭壇のようなもの(何かお祝い事に使うものだったか?忘れてしまいました)
いかにもモロッコらしいランプ屋さん
そしてストールや民族衣装のジュラバ、敷物などの布製品を扱っている大きなお店。
店員さんにあっという間にストールを巻かれました(;^_^A
さらに夫は2階へ連れていかれジュラバ(まるでねずみ男の衣装みたい!)を試着。
古い建物がたくさんありますが、これは昔の旅籠との説明を受けました。
メディナの中には14世紀に建てられた神学校(マドラサ)もあります。
ブー・イナニア・マドラサ
ザウィア・ムーレイ・イドリス廟。9世紀初めにフェズのメディナを建造したムーレイ・イドリス二世の墓がある修道院。フェズの聖域。
これも神学校でアッタリーン・マドラサ。
フェズ川のほとりには皮染色職人街(タンネリ・ショワラ)があります。
よく見ると羊?の皮と毛?
革の染色をする桶が並んでいるところを見学できます。
周りにはたくさんのなめした革が干されています。
ここはかなり臭いが強烈で施設の入り口でミントを一枝ずつ配ってくれます。
これを嗅いで臭いを紛らわせます。
メディナの最大の門がこのブー・ジュルード門。
外側(表)はブルー
内側(裏)はグリーン
ブー・ジュルード門越しにメディナ内のモスクを望む
一般家庭?でミントティを味わいました。
メディナのあちこちにある水飲み場もモザイクタイルが美しい
今回、体験しなかったけれどハマム(伝統的な公衆浴場。サウナのようなもの)もありました。
一日かけて不思議な街フェズを見て回りました。盛りだくさんの街でした。