おでかけ日和

近所のお散歩から海外旅行までおでかけしたことを綴ります

Morocco(モロッコ)へGO!~2~Rabat

2019-03-07 | 旅行
ラバトで迎えた朝。
可愛らしいリヤドに泊まって大満足。朝食もフェズのカワイイ器で嬉しい限りです。




この手前のタジン鍋を3つくっつけたようなデザインの調味料入れ。
とっても可愛くて、のちにフェズ(陶器で有名な)で出会ったものを連れて帰ってきました。

しっかり朝食をいただいた後、今日は宿泊リヤドのすぐ近くにあるメディナ(旧市街)を散策(探検?)。
モロッコの町はどこもメディナと言われる旧市街と新市街に分かれています。
メディナは17世紀にアラブ人が侵入してきたときに作られたもので、城壁で囲まれておりその中も迷路のようになっています。

この城壁の中がメディナ(旧市街)


ここラバトは首都ですが、メディナの規模としてはさほど大きくなく、割と整然としている方です。
観光地というよりは地元の人たちの市場の役割が大きいメディナです。
逆に言うと、物価も地元価格であまり高値で儲けようという感じもなく、ゆっくり品物を見ることができよかったです。



朝はゆっくりようで、人も少なめ。出勤前の朝食を買う人も。


デーツ(ナツメヤシ)の実はどこでもたくさん見かけます。


揚げ菓子を作るところを見ていたら、味見させてくれました。。。あっ甘~い!!


自転車に荷物山盛り。左オレンジと右ザクロ。どちらもシーズン。


まるで古道具屋さん


メディナの城壁を新市街側に出ると、庶民の足トラムが走っています。


反対側に抜けるとウダイヤのカスバとそして海。

カスバとは城塞の事。
17世紀に建造されたこの城塞は18世紀に気性の荒いウダイヤ・アフブ族の軍隊を駐屯させたことから「ウダイヤのカスバ」という名がついたそうです。

昼食もこのメディナの中の食堂で。

そう、モロッコも言葉の壁が!アラブ語、ベルベル語、フランス語辺りが主流で英語はローカル色の強い場所ではほとんど通じないです。
なのでそばの席のおじさんの皿を指さして「あれが欲しい」と注文。それもまた楽し♡
そしてビールの代わりにコーラ。

昨日のリヤドで食べたお菓子、なかなか見つかりませんでしたがついに!!!

ハートで囲んだものがそれ。どのくらいの単位で売っているのかわからなかったので何となく適当に。
15枚くらいは入っていたと思うけれどわずかに80円くらい?
持って帰れるものならもっといっぱい欲しかった~残念。

午後になっておやつを買う人たちがたくさん。


とても素敵な迷路(路地)です。


実は今回、旅の前後1日ずつ以外は日本からのツアーに現地合流して参加しました。
そのためリヤドをチェックアウトしてラバトに来た時の駅の反対側のホテルまで移動しなければなりません。今日はタクシーで!

昨日のリヤドはメディナ近く、今日のホテルは王宮近く。
ホテルにチェックインして王宮の周りを歩いて回りました。



さすがに王宮周辺は警備が厳しく、写真もダメ。
気が付かずに写真を撮ったら、警官が飛んできてその場でデータを削除させられました!!

グランド・モスク


王宮の中に入ることができたのですが、もちろん撮影は一切禁止。
ただただ広い敷地を少し歩きました。

ホテルの近くにバーを発見して休憩することに。
お~!モロッコ初のビールです。


そしてホテルでの夕食。
なんとモロッコ産のワインがありました。



ワイン、作っているんですねぇ。驚きです。

食後、グランド・モスクのミナレット(尖塔)がライトアップされていて綺麗だと聞き見に行きました。



4つ上の写真とほぼ同じ場所です。
王宮周辺で警備が厳しいとはいえ、夜ふらりと夜景を見に出られるなんて感激です!!
アフリカでもずいぶん違うものなのね~
ライトアップのきれいさより、そこへ行ける安全さに感動する私たちでした。

Morocco(モロッコ)へGO!~1~Rabat

2019-03-07 | 旅行
異国情緒あふれる、サハラ砂漠、おしゃれな雑貨、タジン鍋、天然アロマオイル。。そんなキーワードが頭に浮かぶモロッコ。
アフリカ大陸の北西部に位置し、正式名はモロッコ王国。
国民のほぼすべてがイスラム教(スンニ派)で、民族的にはアラブ人が65%、ベルベル人(北アフリカ中心に分布する先住民族)が30%となっています。
元々のアフリカ(ベルベル族)の文化とアラブの文化そしてヨーロッパ(一番近いところでスペインまで高速船で1時間!)とミックスされた一種独特の文化が魅力的なのですね。

南アフリカ・ダーバンからUAE・ドバイを経由しモロッコ・カサブランカに到着。
ダーバンの空港からここまでですでに約18時間。アフリカ大陸広すぎです。

カサブランカの空港には国鉄の駅が直結していてとても便利です。



ここからカサブランカの市街地で乗り換えて今日の宿泊先ラバトまで電車の旅です。




発車してすぐに車掌さんが検札にまわってきます。
これは二等車両ですが、案外きれいです。



乗り換えも難なくクリアして首都ラバトに到着です。約2時間半かかりました。



駅から出たらきれいな街並みにビックリ!




やはり人はアラブ系が多いですし、イスラム教の国という感じがそこかしこに表れていて第一印象はアフリカというより中東という感じでした。

この日の宿までタクシーを使うつもりでしたが、道も歩きやすいしまだまだ明るいのでスーツケースをゴロゴロ転がしながら徒歩で。。(;^_^A



本日のお宿、リヤド(昔の邸宅を改装してホテルにしている)に到着です。



まずはウエルカムドリンクのミントティとお菓子。
モロッコと言えばミントティ、しかも甘~い!と聞いていましたがここはお砂糖が別に出されて好みに合わせて甘くできるようになっていました。
私は甘くない方が好きです。
ここで出されたお菓子がものすごく私好みで美味しかったです。
ほろっと崩れるくらいのビスケットでアーモンドの粉がたっぷり使われています(たぶん)。
リヤドの方に名前を聞いて、その後探して買ったくらいですから。



ウエルカムドリンクをいただいたこちらは吹き抜けになっていて、邸宅の時代には中庭だったところだと思います。
朝食もこの奥のスペースでをとりました。



またリヤドの特徴として屋上テラスがあります。



「お金持ちは貧しい人に施しをする」という伝統的な教えがあるため、家の外側は質素にし中を豪華に飾る習慣があるそうです。

泊まったお部屋も美しいタイル張りでした。
床に近いベッドとか、使われている布の織りや柄がアラブな雰囲気ですね。



荷物をおいて一休みしたらモロッコで最初の食事です。
便利な旅の味方グーグルマップとリヤドの方のアドバイスを参考にタジン料理のお店に。

日本でも一時期とても流行りましたよね、タジン鍋。
モロッコを旅する間、ほとんど毎日このタジン料理が出てきました。

魚のタジン 最初に食べたという事も手伝ってかとても美味しかった♡


チキンのタジン


そしてここはイスラムの国なので、レストランでもお酒がないのが普通。
この日の夕食もアルコール抜きで!

ドアツードアでは24時間を超える長い長い移動だったので、ぐっすり眠りにつきました。