旅するはらっぱ~日々旅日記

from HP 「旅するはらっぱ」


各地の各智を旅する、

はらみづほの旅日記です。

●自給自足レッスン⑥間伐材調達と、一人で柱を運ぶ方法

2011年07月08日 | ほっかいどう旅
◆山から間伐材はこび













◆私もトライ! 一人で持てたぁ~!

材の重心を探り、やじろべえ方式で
その重心を持ち上げると……
おぉ!モテルもてる!!!!!!!!






◆柱の組み方


◆土に埋め込み、木材を湿気から守る「束石(つかいし)」


◆家づくりの神器①水平器


◆重要!巨大ものさし柱



◆ちゃいはな名物 “しあわせの虹”!



●自給自足レッスン⑤薪ストーブのつけ方

2011年07月07日 | ほっかいどう旅
◆薪ストーブレッスン

なんと、ちゃいはな生活4日目にして、
夢だった“薪ストーブの火つけ”をマスター!

以前、電気を使わない手動着火式のペレットストーブを使っていた時は
いつまでたっても点火のコツがつかめず苦戦していたのに、
このたびは みるみるうちに上達!

つけられるようになったら、も~オモシロイの何の!

暖房、料理、湯沸し、ゴミ焼却……と、
暮らしの基本がコレ一台で実現でき、
しかも廃材を使えば、燃料費ゼロ!

薪ストーブテクを身につけたら、
くらしの自由度
が、一気にレベルアップした感じなのです。

一気上達の原動力となったのは、

「炎を見るんじゃなく、火を育てるんだ」

という、ダイちゃんの一言。

火が大きく育つための養分は、酸素。つまり「火を育てる」とは、
「空気がちゃんと行き渡るように考えて薪をくべる」という意味なのです。




私が体得した「火つけの要領」を具体的にお伝えすると…

①…ダンボールの切れ端を(初心者的には)石油にサッと浸し、
  着火してストーブに投入。(焚きつけ)

②…①の上に、割り箸2~3本を半分くらいに折ったものを
  交互に組み上げるようにスキマを空けて載せ、これに火を派生させる。

③…②の上に、よく燃える白樺の木の皮(ガンビ)などを
  下にある燃料に組み上げるようにスキマを空けて置き、ここにも火を派生させる。

④…③の上に、割り箸より太い木っ端を
  互い違いに組み上げるように置き、さらに火を派生させる。

⑤…④の上に、さらに少し太い木片を互い違いに組み上げるように置き、
  またまたここに、火を派生させる。

⑥…⑤の上に、さらに太い木片(薪)を互い違いに組み上げるように置き、
  ここにも火を派生させる。

⑦…ここまでを、火の育ち具合を見ながら手際よくやったら、
  いったん扉を閉め、扉に付いている空気穴を開けて空気を送り込み、
  火を大きく育てる。


…というもの。


これが、ダイちゃんが私のために分別設置してくれた、
だんだんサイズアップする薪BOXシリーズ。

これ、占めてゼロ円。
ゴミや廃材が、ぜんぶ燃料になってるんです!


最終的には、この“太薪”を投入するのですが、
熟練してくると、この“太薪”への到達スピードが早まるらしい……
う~ん、挑戦ダマシイが燃えるわ~!(笑)


ほらね、最初はこんなに小さかった火の精ちゃんが……


どんどん育って大きくなった~!ひゃっほ~!!!

そう言えば、「ハウルの動く城」にも火の精が出てきたよね~
そうそう“カルシファー”だわ~

え、ナニ? このアニメだと“火の悪魔”って書いてある…
うーん……今んとこ 「ちゃいはな生活」にとっては天使だけどなぁ… 


だって「ちゃいはな」では
この “カルシファー”ちゃんたちが、

●お風呂のお湯を沸かしてくれたり、
●美味しいカレーをコトコトぐつぐつ料理してくれたり、
●冬はシベリア級に寒い家とお店を暖めてくれたり、
●ゴミを燃やしてくれたり……と大活躍!

いや~、薪ストーブって最高ですわ~!!!

カルシファーちゃん、今後ともヨロシクね~♪




●自給自足レッスン③古民家部屋再生~ポール付け・照明替え

2011年07月06日 | ほっかいどう旅
●こちら、再生Before


●で、こちらがAfter

3日目、塗り残しの大半は師匠と2人でやりましたが、
結局最後の仕上げは、「俺がやる」と、師匠一人で作業。

どうやら私の未熟な“はみ出し塗り”が
見ていられなかったようです(トホホ…)

が、一気にサンタフェ風に変身した部屋の様子に、

「ちゃいはなの中で一番どーしょもなかった部屋が、
 一番いい部屋になったな~!」


と、師匠もご満悦。
いや~「初めてにしてはよくやった!」と、自分を誉めてあげよう(笑)

ベッドも黒からミントグリーンに変身。
このシーツは、マリ共和国(西アフリカ)のオアシスの町、
ジェンネでゲットした逸品。やっと日の目を見ましたわ~♪


●ペンキはみ出しまくりで師匠からダメ出しを食らった窓枠も、
丁寧にスクレイバーをかけて、一応合格点。

「今は色合いがビビッドすぎるけど、年月が経てばいい味になるはず」

と、師匠。今後も楽しみでございます。


●さて、もともとあったこの照明器具も…


師匠がタイで商品用にゲットしてきたという
木彫り細工のオシャレ版にチェインジ。

う~ん、この部屋にピッタシ!
天井の古い木の色にも絶妙にマッチして、
カベのヒマワリ色との橋渡しをしてくれています。
(電器コードは、今後スイッチのしくみを加工して処理する予定)


●「洋服掛けのポールが欲しい!」とリクエストしたら、
「おやすい御用」とばかりに師匠が廃材を引っ張り出してきてくれて、
金属も切れる“ディスクグラインダー”で、ちょうど良いサイズにカット。

「チョットたわんでるんだよなぁ…」と言いつつ、
うぐぐぐぐ…と自力で調整し…
ホウキをものさし代わりにして設置。


な~るほど、カベに木材を施してあると、
こうしてポールを設置するのにも便利なのですね。


ジャ~ン!と、さっそく大活用!

これまで引っ越すたびに、この洋服賭けのポールが欲しくて
大家さんとの交渉が必要でしたが、これからは自分でできそうです。

●ちなみにこのスペースは、もともと押入れだった場所。
師匠が最初にこの部屋をリフォームしたときに、
押入れごととっぱらってスペースをつくっていた部分です。

●目隠しの布は、友達からのアジアン土産。
今まで使う場所がなかったけれど、ばっちり適所を得た感じ♪


●ただいま第二子をご懐妊中の師匠の奥さん、ケイコちゃんも、
「うわ~カワイイ部屋になったね~!」と大絶賛。

7月いっぱいは、ここが私のスイートルーム。
快適なベースができて、るんるんウキウキです♪

……とは言うものの!
●ここまでの工程で恐らく皆さんもお察しのとおり、
師匠は手取り足取り教えてくれる“カルチャースクール型コーチ”ではなく、
「見て覚えろ!」「自ら学べ!」の“職人師匠型コーチ”
(ウチの父にそっくり!)

自分から食らいついていかないと
黙ってグングン進めてしまう人なので(笑)、
オチオチしちゃいられん!とゆーことが、よ~く解りました(笑)。

デキル女目指して、
置いてかれないようにがんばるぞ~!!!(ふがふが)




●自給自足レッスン②古民家部屋再生~ペンキ塗り編

2011年07月06日 | ほっかいどう旅
●さてさて、
廃材活用セルフビルドハウス作りに先駆け、手始めレッスンは、
廃材ハウスが出来上がるまで過ごす古民家部屋の、自力リフォーム

これまでWOOFER部屋として使っていたというこの部屋を、
デザインを含め、基本的に自由にリフォームさせてもらえるとのことで、
到着翌日の7月1日から、まずはペンキ塗りをスタート。

これは、ひまわり色の水性ペンキ。

私のリフォームイメージは、陽だまりのはらっぱ
イメージモデルは、世界一周中特に大好きだったメキシコの宿。
イメージに基づくカラーチョイスは、
「ひまわり色+草色+ターコイズブルー」。


自分で設定した目標は、

①白いカベを「ひまわり色」に、ウッドチップの床を「草色」に、
 ボロボロに色あせた窓枠を「ターコイズブルー」に塗り替える。

②古くなったふすまと、無機質な黒いベッドも、明るい色に塗り替える。

③廃材や流木を使って、使いやすい机と棚を作る!


よ~し、がんばるぞ~!

「あ、でも師匠……
 実は私、ほとんどペンキ塗り初心者なんですけど…」



「ダイジョブダイジョブ。
 ふつうに塗れば塗れるから、とにかくやってみ。
 ローラー使えば革命的に早くてラクだし」


(ちなみに肩に乗って朝食をついばんでいるのは、
 ダイちゃんが寵愛している愛鳥“トリちゃん”)

「はーい、わかりました~」


せっせ


せっせ、せっせ


せっせ、せっせ、せっせ


せっせ、せっせせっせ、せっせ、


せっせ、せっせ、せっせ、せっせ、せっせ、


ふ~……2日がかりでここまで来たぞ~!
わーい!芝生みたい~♪


よっしゃ~!もーチョイだ~


「みづほさーん、手伝ってあげるよ~」
と、ちゃいはなの看板ムスメ、ちかるっち参上!

「ありがとーちっか~♪」


フスマとベッドは、
「アイボリー+草色」で、ミントグリーンに。
う~ん、フスマのムラムラがい~感じ!


「どれどれ……うーん、だいたいいいけど、
 もーちょっと丁寧に!はみ出してると後々後悔するから、
 キッチリやっとかないと……」


と、3日目、ついに師匠のチェックが(笑)

「大工仕事は、“7割が段取り”って言われてるんだ。
 行き当たりバッタリじゃなく、下準備が大事。
 仕事のはかどり方が全然違うんだよ。

 ペンキ塗るときは、まず部屋のものを全部どかして、
 ペンキが飛び散っても汚れないように準備。

 ペンキ缶も、こうやって箱に入れれば汚れないだろ」


むむ~な~るほど!


「窓のペンキがハミ出した部分は
 “スクレイバー”でこうして削るとキレイになる。
 ガラスを傷つけないように気をつけて」


…というわけで、明日はいよいよペンキ塗り終了なるか…?!
生まれ変わったゲストルームの全体映像を、乞うご期待!


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