旅するはらっぱ~日々旅日記

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はらみづほの旅日記です。

はらっぱニュース◆2014年1月13日(月)号 ≪新年のごあいさつ③~ちょっとお知らせ≫

2014年01月12日 | さっぽろ旅
1月も、あっというまに13日! ひゃ~!
うま年だけに、ビュンビュン駆け抜けてゆきますね~(笑)

「私を動かした名言集・後編」を次号に回し、
年女のワタクシより、駆け込みでチョイとコマーシャルを(笑)

●あさって、1月14日(火)のお昼と夜に、今年最初の講演を、
神奈川県相模原市緑区藤野町で させていただきます!

藤野町は、
電力会社の送電網を必要としない、自分で組み立てて自分で使う
「オフグリッドソーラー発電」を、全国でいち早く広め始めた市民グループ
「藤野電力」で有名な町。

化石燃料から自然エネルギーへシフトしよう!という
「トランジション活動」をはじめ、
エコ意識の高い人々がコミュニティでつながり合っている地域です。

この町には7~8年前に一度、田中優さんとのつながりで知った、
天然住宅の完成見学会で訪れたことがあるものの、
ゆっくり町を見て回ることはできなかった私。

今回はありがたいことに、
憧れのコミュニティハウス「里山長屋」に泊めていただけることになり、
とってもワクワク。どんなかな~♪

翌日は藤野の町も案内していただけるとのことなので、
しっかり取材して、また皆さんにもレポートいたしますね~

そうそう、今回は “人力スライドトーク” ではなく、
電気を使ってプロジェクターで写真などをお見せしつつ
お話しすることになったのですが、

藤野電力さんのサポートにより、
私が札幌のベランダでやっているのと同じオフグリッドソーラー
(電力会社から切り離された、送電網いらずの太陽光発電)
による太陽の電気でお届けできることになりました~ヽ(^o^)丿

こちらが、主催メンバーのお一人による手描きの告知チラシ。





(大きな字で読みたい方は、クリック!)

みなさんに温かく迎えていただけて、うれしいなぁ…(涙)
ご縁とお心遣いに、心から感謝です!

今年の講演は、去年までの内容をちょっとリニューアルして、
私が“笑エネ生活”をしている理由でもある、

・世界と日本の日常がどうつながっているか
・世界で暮らす人々の人間力について
・ダイナミックな地球の素顔について

…などの体験談や写真に重きを置いて、
できるだけ多めにお伝えしたいと思っています。

講演後の交流会では時間の許すかぎり、

・平和につながる暮らし方
・解決したい課題
・やってみたいプロジェクト

…などをみんなで語り合う、「ドリカム会議」にトライしたいと考え中。

昼の部・夜の部とも、まだ定員まで少しゆとりがあるそうなので、
ギリギリではありますが、ご興味ある方は、
こちらから、ぜひお申し込みくださいね!


●それから…
こちらも同じくギリギリ告知なのですが、札幌の友人のダンナ様の、
とてもオススメな写真展 @東京 のお知らせです。


私の講演日である14日(火)までですが、
まだ未体験の方は、ぜひ足を運んでみて下さい。






札幌で見逃してしまったので、東京での初日に行ってきたのですが、
実物の写真を前に、いろんな想いがこみ上げてきて、涙があふれました…

まず最初に、
福島を撮ったフィルムを福島の土で感光させてみようと思いついた
野口さんのひらめきに、驚きの拍手を贈りたい気持ちになりました。

こんなことを思いついた写真家を、私は他に知りません。

「放射能が見えたら…」
「放射能を察知できたら…」


原発事故後、誰もが思ったこのことに
写真家として挑んだ野口さんの発想と実行力に、
まず胸がふるえました。

展示されている写真に写りこむ、
アカシックレコードからのメッセージかのような、
この不思議な色と光に向き合った時、あなたは何を感じるでしょうね…

私は、
そのいくつもの不思議な光の粒や虹色のオーロラのような光線を見て、
これまでに知った「放射能に関する情報」を超えた、
不思議な感覚に打たれました。

実は、友人からこの写真展の案内をPC画面で見せてもらったとき、
私はひどく恐ろしいものを見たような気がして、
胸が苦しくなったのです。

「恐ろしいもののはずなのに、すごくキレイでビックリじゃない?」
とワクワクした表情で無邪気に言う友人に、
その時はすんなり同意できず、言葉に詰まりました。

が、実際に写真展の会場で写真と向かい合ったとき、
私の心は、「恐ろしい」 でも 「キレイ」 でもなく、
何か気の遠くなるような 「不思議さ」 や、
何かを伝えようとしているような 「波長」 、
もしくは 「予感」 のようなものを感じていました。

いま思えば、涙があふれた理由はきっと、
その写真を前に自分が感じている不思議な感覚への驚きと、

「見えなかった放射能を見せる」という史上初の試みに挑み、
何かに導かれるようにその最初の一歩を成し遂げた、
一人の写真家の 「熱意」 と 「運命の不思議」 に、
感電したからだと思います。

思い返すと あの不思議な感覚は、
南極の海に入ったときや、
イグアスの滝に打たれたときや、
アマゾンの森が万華鏡のように映るネグロ河の川面を
黙ってボートで進んだときに感じた感覚に、似ていた気がします。

人間には計り知れない 「センス・オブ・ワンダー」 を感じ、
脳で処理しきれずに、心がふるえて涙があふれたような…


勝手な感覚ですが、私は野口さんを、
「巫女さんのようだな」 と感じました(笑)。

この写真は、善悪を超えたこの世の神秘を私たちに感じさせる、
「今までなかった扉の一つ」 で、野口さんは、自分でも予期せず
直感に導かれるままにそれを表現させられることになった、
「神秘に選ばれた写真家」 なんじゃないかな…なんて(笑)。


人間がまだ知らない 「宇宙の限りない神秘のひとつ」 が 
写されている気がする この作品たちと、
あなたもぜひ、向かい合ってみてください。

そして機会があればぜひ、感じたことを共に語り合いましょう!


ちなみに、こちらが、野口さんと、奥さまのちえこさん。


そしてこの会場で、私は25年ぶりくらいに、
広告代理店勤務時代に 「るるぶ」 のタイアップ広告の取材で
ご一緒したことのある懐かしい写真家さんとバッタリ再会し、ビックリ仰天。

初めての取材企画でルンルン気分だった若かりし日の自分と、
颯爽とした彼の仕事ぶりにホレボレした乙女心を、
まぶしく懐かしく思い出しました(笑)。

図らずもこの日は何年かぶりに、古巣の広告代理店、ADKを訪ね、
今や立派なディレクターに成長した後輩とランチタイムを過ごし、
時の流れを思い返していたのでした。


ランチ後、オフィスに戻った後輩くんと別れて振り返ると、
会社員時代、ほとんどの時間を過ごしていた懐かしい街が、
私にとっては少し色あせたようなトーンで、そこにありました。


たくさんの矛盾を抱えつつも、ナニクソ根性でがんばっていたあの頃。

徹夜でがんばったプレゼンで言葉のないデザイン案を選ばれ、
トイレで悔し泣きしたあの日。

仲間たちとアイデアを競い合い、
夜が明けるまで切磋琢磨した懐かしい日々…

ヒョイと時空の境界を越えたらあの日の私に会えそうな気がして、
人々の行き交う交差点で、ふと足を止めました。

あの日の私に今の私は、どんな声をかけるのかなぁ…
いや、声はかけずに、ただほほ笑んで見守るかもしれないな…

そう思った次の瞬間、

今このときも、未来の私がどこかから、
私を見つめてくれているのかも…


と思い立ち、何だか急に、温かな気持ちになりました。

見えない想いから見えるカタチが生み出され、
見えない様々な粒子で満ち溢れている私たちの地球。

見えないものを希望のタネに変えられたら、
この世はたちまち、輝くワンダーランドになるのかもしれません。







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Unknown (Unknown)
2014-02-01 01:39:06
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