毎日美食三昧

食べに行ったお店や、自分で作ったものを紹介しています。痛風になるまで時間の問題です。

ドイツワイン

2006年02月22日 | ワイン
今日はドイツワインについて勉強しました。

ドイツワイン、というと、アルコール度数が低めの甘口白ワインというイメージがありますが、近頃は年々辛口のワインが増えてきて、今では約半数以上が辛口ワイン、というのが現状だそうです。
赤と白の比率としては、やはり6割強が白ワイン。残りが赤ワインといったところです。

ドイツは北緯47~52度の範囲内にあり、ワインをつくるには北に位置しすぎているのですが…斜面に対して垂直に葡萄の木を植える「棒仕立て」というやり方によって太陽の光をたくさん吸収できるよう工夫されているので、ワイン作りが可能となっているそうです。
様々な条件により、良質のワインを算出できる栽培地域は、「川の流域で日当たりのよい南側の急斜面」という条件もあります。

また、ドイツワインは「シュペートレーゼ」と呼ばれる葡萄の遅摘み技法を用いてつくられたワインが有名でもあります。葡萄を通常の収穫時期よりも1~2週間遅らせて摘む事によって、糖度が高まる効果があります。

また、「ズース・レゼルブ」という、発酵が始まる前に、一部の果汁を別に保存しておき、後から混ぜるというドイツ特有の方法も有名です。

ドイツワインの産地は、ドイツ内にある13の地域の中でも特にモーゼル地方とラインガウ地方が代表的。モーゼルではツェラー・シュヴァルツェ・カッツという、「黒猫ワイン」が有名ですよね。



↑↑↑
黒猫ワイン。見たことありますよね

また、ドイツワインは通常「村の名前」+「畑の名前」がワインの名前になるのですが、特別に「畑の名前」だけで名乗ることができるワインを「オルツタイルラーゲ」と呼び、僅か5つしかないそうです。そのうち4畑がラインガウ地域にあり、中でも「シュタインベルガー」が有名。残りの1つはモーゼル地域の「シャルツホフベルガー」となっています。

また、今回面白いなぁ、と思ったのがドイツワインのボトルの形。



これはフランケン地域特有の「ボックスボイテル」と呼ばれるボトルです。ワインというよりはウイスキーっぽい感じですよね。

ドイツワインの格付けは4段階に分かれており、一番上をQmP(キュー・エム・ペー)と呼び、この中で更に葡萄の成熟度(糖度)によって6つの等級に分けられるそうです。一番高級とされているのが「貴腐ワイン」。

葡萄の品種としては「リースリング」が代表的。赤ワイン用だと「シュペートブルグンダー」と呼ばれる、いわゆる「ピノ・ノワール」が代表的です。

…と、このあたりが今日学んだ「ドイツワイン」についての概要。
ドイツ語に馴染みがないと、まったくもってあの横文字が頭に入ってきません…何度も繰り返し聞くうちにちゃんと頭に入ってくるのかしら。
あ、でもちなみに私は何度も言っている通り、ワインに関しては素人ですので、もし間違いを発見されたワイン通の方はすぐに教えてくださいね!!
とりあえず、このブログにまとめる事によって復習になるかなぁ…と思って書いているだけなので、間違えた事を書いてしまってそれを読んだ方が間違えた知識を頭に入れてしまっては大変

…と言う訳で、ここまでまとめるだけでも相当私はぐったりしました。なので本日はドイツワイン6種類(白4・赤2)テイスティングしたのですが、その詳細については今度時間がある時にまとめる事にして…。
今日はここまでとしておきます。

眠い…