毎日美食三昧

食べに行ったお店や、自分で作ったものを紹介しています。痛風になるまで時間の問題です。

イタリアワイン

2006年03月31日 | ワイン
先週ワインスクールでイタリアのワインについて学びました。
いい加減そろそろ前回のまとめをやらないと忘れそうなので、復習をかねてブログにアップします。

まず、イタリアワインと言えば、全生産量の3分の2が赤ワイン!だそうですが、これは太陽の恵みが豊かだから



イタリアはご存知のように長靴の形に似て南北に長く、20州ありますが全ての州でワインが造られています。

その中でも主な2つは、今年オリンピックが開催されたトリノ市があるピエモンテ州(地図で見ると、北に位置するクリーム色の州です)。それに私が愛して止まないフィレンツェがあるトスカーナ州(わかるでしょうか?地図で見ると、左側のティレニア海に面するグリーンの州…グリーン、いっぱいあるね)。

まずはアルプス山脈のふもとにあるピエモンテ州から。
良質の赤ワインの産地で、バローロ、バルバレスコが有名です。どちらもネッビオーロというブドウ品種から造られます。バローロとバルバレスコはよく似たワインですが、前者はイタリアワインの王様、後者は女王様と呼ばれ、バローロの方が力強く、バルバレスコの方が繊細な味わいです。
白ワインでは甘口スパークリングワインのアスティ・スプマンテや、辛口白ワインのガヴィが有名。アスティ・スプマンテの葡萄品種はモスカート(マスカット)100%。ガヴィのぶどう品種はコルテーゼです。

辛口白ワインのイタリア代表と言えば、水の都ヴィネツィアがあるヴェネト州のソアーヴェ。ガルガーネガ主体です。



ワインとは全然関係ないですが、ヴェネツィアを訪れた時に撮影したもの。このように狭い水路はたまにゴンドラで渋滞するんです(笑)

そしてイタリア最大のワイン産地のトスカーナ州。
トスカーナのワインで有名なのはキアンティ、そしてブルネッロ・ディ・モンタルチーノなんかがありますね。どちらもサンジョヴェーゼから造られています(ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはサンジョヴェーゼを改良して出来たサンジョヴェーゼ・グロッソ、別名ブルネッロ)
トスカーナ地方の特産、キアナ牛にはブルネッロ・ディ・モンタルチーノがバッチリよく合います!!
フィレンツェに行ったら、必ずキアナ牛のTボーンステーキ食べてみてください!!ちょーーーーーー美味しいから

ここでまたちょっとワイン道からそれて寄り道。トスカーナを代表する都市フィレンツェ。フィレンツェと言えば…ドゥオモ!!
みなさん、小説の「冷静と情熱のあいだ」は読みましたか?私は小説・映画と両方見ましたが、小説のほうが断然好き…映画のほうはまた全然別のお話になっていますから。けど、映画でフィレンツェのドゥオモを見てフィレンツェに行きたくなったのも事実であります。



こちらがフィレンツェのドゥオモからの眺め。フィレンツェの町並みが一望できて、すごーく良かったです。



そしてこちらが宝石街で有名なポンテ・ヴェッキオ橋。
この橋の近くに、鼻血が出そうなくらい安いスーツケース屋さんがあるのですが…買い物をしすぎて、スーツケースをもう1つ購入するハメに陥った時はチェックしてみてね!もうほんと川沿いの道、橋のちょっと手前です。まじで、デカイスーツケースが1800円くらいで売ってるから(笑)

さてさて、ワイン道に戻りましょう。

イタリアワインの格付けは4種類あって、下からVdT、VeT IGT、DOC、DOCGとなっております。
ですが、イタリアワイン、格付けでは語ることができないと言われております。
一番上のDOCG、こちらの格付けをもらうには様々な厳しい規制や条件(品種・栽培法・収穫量・熟成期間など)があります。一番下の格付けのVdT(ヴィノ・ダ・ターボラ)。直訳するとテーブルワインって事なんですが、この中でDOCGワインに匹敵するような、「スーパーヴィノダターボラ」と呼ばれるワインもたくさんあるからです。

代表的なのは、今はIGTに格上げされたソライアやティニャネロ。DOCに格上げされたオルネライア。そして一番名が知れているのは今はDOCのサッシカイアでしょうか?
こちら、全てトスカーナ州のワイン。なので「スーパー・トスカーナ(またはスーパー・タスカン)」と呼ばれています。



このスーパー・トスカーナのはしりのサッシカイア。
1978年にロンドンで開催された「デカンター」誌主催の試飲会で、1972年ヴィンテージのサッシカイアがカベルネ・ワインの第一位に選ばれました。様々な名だたるワイン評論家たちが「最高のカベルネ」と評し、サッシカイアは世界中で非常に有名になるわけです。

サッシカイアの評価が急速に高まるにつれ、他のワイナリーもDOC規定にこだわらず独自のワインを造り始めました。こうして生まれたのが、先ほども書いたソライアやティニャネロなどです。

大変なのはイタリア政府で、最も高価なイタリアワインである「サッシカイア」が、イタリアのワイン法ではVdT(ヴィノ・ダ・ターボラ)、いわゆる「テーブル・ワイン」という最も下の格付けになっていることでした。
そこでイタリア政府がとった行動とは…なんと、サッシカイアのブドウ品種や熟成期間などに合わせてDOCを作ったのです。これは例外中の例外で、このDOCは土地の名をとって「ボルゲリ」と名付けられました。

フランスではきっと考えられない行動ですよね~。
でもそんな柔軟な考え方を持ったイタリアが私はちょっと素敵だなぁ、と思うのですが

さてさて、ここでよくイタリアワインのラベルに見られるワイン用語を少し…
Classico(クラシコ):古くからある特定のぶどう園のぶどうから造られたもの。
Riserva(リゼルヴァ):最低熟成期間を超える規定の熟成をしたもの(ワインによって異なる)。
Superiore(スペリオーレ):法律で決められた最低アルコール度数を上回り、各ワインの規定に達したもの(ワインによって異なる)。
Supumante(スプマンテ):スパークリングワイン
などなど。



↑↑↑
そして、イタリアワインのもっとも有名な造り手と言えば…
アンジェロ・ガヤ。
ガヤのワインを飲まずしてイタリアワインは語れない、と言われるほど。バルバレスコを世界的に有名にした造り手です。

…と、ひとととり自己満足のためだけに今回もまとめてみました。
あーあ、けどこんな頑張って色々まとめても、またしばらくたてばスコーンと記憶から抜けているんだろうなぁ…。

サーモンのハーブクルート仕立て ボルドレーズソース

2006年03月30日 | お料理


今日からお料理学校の新しいクラスがスタートしました。
今まではクラシックなお料理ばかりでしたが、やっとそろそろヌーベル・キュイジーヌ(新フランス料理)系のものを作れるそうなので、楽しみです。
ま、でもそれも全て今までの基礎&伝統を知ってこそもの。と思っております。何事も基礎は大切よね…

サーモンの切り身に、ハーブ・バター・卵・パン粉・アーモンドパウダー・コーンスターチを混ぜて作ったハーブバタークリームを絞って、ロゼ状態に焼いたものです。

ソースはエシャロットと赤ワイン、フォンドボーを加えて煮詰めたもの。ほんの少しバルサミコヴィネガーで風味をつけてあります。

付け合せにはパイ生地の中にニンジンのピューレをつめたもの。

表面はカリカリ、サーモンはロゼ状態で美味しかったです
おソースは、お魚にフォンドボーを使用する事はあっても、その逆(お肉にフュメドポワソンを使用したソース)は合わせる事はないそうです。たしかに…お肉にお魚のダシベースのソースって想像しただけでちょっと合わない?感じがしますよね。

美味しい割には手順も簡単でした!
でも、私はサーモンに合わせるならやっぱり少し酸味のきいたブール・ブランのソースが好きかなぁ。

【銀座】 久兵夷(久兵衛) (鮨)

2006年03月27日 | -銀座



今日は銀座の久兵夷本店さんへ行ってきました。

今更私が紹介するまでもない、言わずとしれた名店ですよね。

ホテルオークラ東京に入っている久兵衛さんには何度か行った事があるのですが、銀座の本店は初めてだったので楽しみでした!
銀座の一等地に5階建てのビル。4階には魯山人ギャラリーもあります。今日は5階でのお食事でした。





もちろんの事、大変おいしゅうございました。
握りのほうは、霜降りで始まり、炙りトロで〆てもらいました。
先週末からずーーーっと食べすぎだったため、胃が疲れていてあんまりたくさん食べれなかったのがちょっと残念…。

この後銀座の一軒家ワインバーへ。
そこもすごく素敵なところでした。
それはまた別の日にアップします

銀座久兵衛
東京都中央区銀座8-7-6
03-3571-6523

11:30~13:50、17:00~21:40
定休日:日曜、祝日
地図


【六本木】 中国名菜 龍坊 (中華)

2006年03月25日 | -六本木・西麻布
昨日に引き続き、またもや昼間から暴食してきました。
六本木の龍坊(ロンファン)でランチ。



旧防衛庁の向かいのとこにあります。
この看板が目印ね。



店内は、地下ということもあって、昼間なのに夜っぽい感じ。
そのせいかしら。
昨夜タベスギノミスギなのに、昼間からビール…そして夜並の品数を注文。



本日の色々前菜盛り合わせ



フカヒレと山芋のスープ



タラバ蟹の淡雪炒め。タラバ蟹とふわふわの白身がすごーく美味しかった!



本場北京黒酢酢豚。これ、絶品!!あんかけはトロトロ。酢豚の表面はサクサク。中のお肉はジューシー…



本場マーボ豆腐(大辛)
大辛とだけあって、ほんとに辛かったです。辛いもの好きな私でも舌がビリビリいうくらい!山椒のせいもあるのかな~。
けど、白米がススムススム!

全部1皿をちゃんと人数分に分けて持ってきてくれます。

今日はこんな感じでディナー並に注文してしまったので、ランチなのに2人で16000円超とか…高いよね。普通に食べればきっとランチだったら1人2000円ちょいくらいで行けると思います。夜ならコース5000円~みたいです。

龍坊(ロンファン)
港区六本木7-8-2アルカサール八木ビルB1F
03-5785-3089

11:30~15:00(L.O.14:30)/17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日 :なし(年始のみ)
地図

【東銀座】 すし処ととや (鮨)

2006年03月24日 | -銀座
今日は東銀座にあるすし処ととやへ行って来ました。

と、ある鮨専門のグルメサイトでベタ褒めしていたとかで…チェックしに行ってみる事にしました。



店構えはこんな感じ。日比谷線の東銀座駅から5分くらい。大通りの1本裏の道を入ったところにひっそりとあります。

店内は小ぢんまりとした感じで、カウンター席が8席+小あがり(←使うのかどうかは不明。荷物置き場と化してました)という感じ。
あんまりパシャパシャと写真撮る雰囲気でもないので、控えておきました。

まずは適当に切ってもらって、それから一通り全種類握ってもらったのですが…
お鮨、すごく美味しかったです!!
ネタも新鮮だし、そしてシャリがちょっと変わった感じ。普通の酢飯ではなく、ちょっと赤っぽいというか茶色っぽいというか、何か混ぜて炊いている感じです。赤酢かな?ちょっと甘くてほどよく酸っぱくて…絶妙なお味&固さでした!
口の中に入れたときのシャリの崩れ具合もまた絶妙!!
そして、全体的に握りが小ぶりでたくさんの種類食べれるところがいいですね~。
でも、おかげで食べ過ぎました。

今回は2人で瓶ビール7本とか飲んだので、もうビールでもおなかいっぱいです
またビールを注ぐ陶器のコップが、な~んんか心地よい感じで、おなかいっぱい喉いっぱいなのにカパカパ飲めちゃいます。あれは不思議だ。

すし処ととや
中央区銀座3-11-7
03-3543-3324

平日 17:00~23:00
土・日曜 17:00~21:00
定休日:月曜
地図




【代官山】 カノヴィアーノ ヴィレッタ (イタリアン)

2006年03月23日 | -代官山
年末にリニューアルオープンしたCANOVIANO VILLETTAでランチしてきました。
リニューアル前もお友達と何度かランチした事はあったけど、店内が白を基調としたインテリアに変わっていて清潔感あって素敵でした



エントランスはこんな感じ。

今回はランチコースAというのを頼みました。



前菜です。3種類の中から選べます。
今回私が選んだのは「帆立とブロッコリーのパルミジャーノ風味」



パスタです。4種類の中から選べます。
これは「パッパルチッレ桜肉のラグーとアスパラガスのソース」
美味しかった!



デザートです。
「フロマージュブラン、レモンと桜のソース」
これが見た目もすごくきれいで、フロマージュブランの上に透き通る水あめのパリパリしたものと、ソースにはアラザンが浮かべてありました。
ソースはすごくあっさりとしたお味で、フロマージュブランの中には桜の花びらも!
すごく春を感じるデザートでした

食後にはコーヒーor紅茶orエスプレッソ。
これでコース2000円です。
今回私たちは、グラスシャンパンも注文したので1人3500円くらいでした。

今回はお料理学校を途中で抜けてのランチでしたので、あまり時間がなく最後あわただしくなってしまいましたが…また次回ゆっくりと来たいと思います

CANOVIANO villetta (カノビアーノ ヴィレッタ)
東京都渋谷区猿楽町14-13
03-5784-6637

ランチ  12:00~14:30(L.O.)
ティータイム 11:00~16:00(L.O.)
ディナー(コース) 18:00~21:00(L.O.)
定休日:火曜日
地図






公邸ディナーでのワイン

2006年03月22日 | ワイン
先日の公邸ディナーでいただいたワインです。



・Nicolas Feuillatte Cuvee Palmes d'Or Rose 1996
(ニコラ フィアット キュヴェ パルメ ドール ロゼ)
 ピノノワール100%(ブーズィー村産50%、リセイ村産50%)。赤ワインと同じようにブドウの粒をプレスして、タンクの中で果皮や種、果汁と一緒に漬け込む「セニエ法」で作られたもの。すごーく綺麗な色と木苺やチェリーの力強い香りが特徴的でした!



・Nicolas Feuillatte Cuvee Palmes d'Or Brut 1990
こちらはピノノワール50%、シャルドネ50%のものです。こちらは柑橘系の香り豊かな深みあるゴールドの色合いが綺麗でした。



・DRC Grands Echezeaux 1974
(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ グラン・エシェゾー)
ピノ・ノワール100%のブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ地区のワイン。まったりとした味わい…何ともいえませんでした。



・DRC Richebourg 1974
(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ リシュブール)
ロマネ・コンティ畑のすぐ北に隣接。リシュブールの名の通りとてもリッチな味わいでした。同じくピノ・ノワールです。グラン・エシェゾーよりも酸味が強かったです。

・Summerhill Riesling Icewine 1995
(サマーヒル リースリング アイスワイン)
デザートに合わせて、カナダのアイスワインをいただきました!リースリングから作られているそうですが、まるで赤ワインのようにしっかりと色が出ておりました。果実味たっぷり!日本ではまだなじみのないアイスワインですが、こちらのページでアイスワインについてちょこっと書いてあります。

ここ最近、色々なご縁で分不相応なワインばっかり飲ませていただいて・・・
いつ罰があたって通風になるかヒヤヒヤしています。


公邸ディナー

2006年03月21日 | その他
今日はカナダ大使公邸でのディナーにお呼ばれして行って来ました。
最初に断っておきますが、私はそんなところに招待していただく身分ではないのですが…。これも何かのご縁というか巡り合わせなのでしょうか。そんな機会はこの先あるかどうかわからないので、張り切って行ってまいりました。

しかも、写真とか撮るのは失礼かなー…と思ったのですが、現在私がお料理を勉強しているという事。それと以前テーブルコーディネートやセッティング等も学び、食器等にも非常に興味がある事などを話していると、心優しい大使ご夫妻はあっさりと撮影を薦めてきてくれました

大使婦人もかなり食器マニアという事で、公邸内にはすごく綺麗なお皿やティーカップがディスプレイされていて、かなり素敵!!

って言うかその前に公邸がハンパない。青山のど真ん中にたたずむ白亜の豪邸。
まるでここは日本という事を忘れるような空間…。
広々としたサンルームにはデカイ暖炉と応接セットが2つ…それでも余るほどのスペース。ボールルームもあり、ディナー後はダンスも楽しめるとか…。
お料理勉強中の私のためにキッチンも案内してくれましたが、すごく大きな厨房!(当たり前か…)コンベクションオーブンもマシンも完備で、一流レストランの設備です。
それもそのはず、今回は少人数だったので小さいほうのディナールーム(小さいと言っても最大10人座れる)でのお食事でしたが、大きいダイニングルームには34人がけのダイニングテーブルがありましたもの…という事は、もちろん当然の事プレートやカトラリー、グラス等もそれと同じ数以上があるのですよね。
うーん、「住む世界が違う」とはまさにこの事。

あ、ではさっそくお料理のほうを…



あ、その前にテーブルコーディネート。こちらも素敵でした~。
ちょっとわかりにくいと思いますが、テーブルランナーにはなんと着物の帯!!を使用。こちらは大使婦人のアイデアだそうです。
テーブルセッティングはイギリス式(現在はかなりクラシックなフレンチレストラン以外、欧米ではほとんどイギリス式が使われています)。でもシーティングプランはフランス式でした。
もう色々な事にかなり興味津々!



まずは前菜。
マグロのタルタルと帆立のマリネ、ホワイトアスパラガスとブラックオリーブのヴィネグレット。



お魚料理。
タイのハーブクラストとエビのタラゴンソース。



お肉料理1品目。
仔牛のフィレ、キノコのソテーのヘーゼルナッツオイル和え



お口直し。
シャンパンのソルベ。このお皿とドイリーがまたすんごく素敵でした!!



お肉料理2品目。
鴨の胸肉、クランベリーソース



デザート。
ラズベリースフレとフィンガービスケット。

本日も素晴らしいシャンパン&ワインをたくさん飲ませていただいたので、それはまた別に「ワイン」のカテゴリーで投稿します。

勉強する事がいっぱいで、非常にためになりました!!
本当はテーブルコーディネートやら銀食器やらドイリーやらサービングスタイルやら、もっともっとカシャカシャ撮りまくりたいものが山ほどあったのですが、必死にこらえました。

そして大使ご一家のホスピタリティにも感動。
一般家庭では到底実践できない事ばかりですが、それでも「出来る範囲内で」何かできたら良いなぁ…と、その気持ちが大切なのでなはいかと思うので、これからも公邸の100分の1程度の我が家の小さなホームパーティーで日々頑張ります

以上、夢のようなディナータイムのレポートでした





シャンパン飲み比べ

2006年03月20日 | ワイン
前日の日記の記事に載せたシーフードホームパーティーで飲んだシャンパン&ワインをご紹介します。



いきなりコレです。Laurent-Periier(ローランペリエ)のBRUT MILLESIME(ブリュット・ミレジメ)1995のマグナム(1500ml)です
大丈夫?!いきなりこんなのから始めちゃって…
真っ黒なボトルがかなり威圧感出してます。シャルドネ50%/ピノ・ノワール50%です。今日の魚貝中心のお料理にとってもよく合いました!!



順番前後しますが、左のボトルが2本目に飲んだAlain Robert(アラン・ロベール)1986。これは以前も札幌の○鮨で飲んだ時にご紹介いたしましたが、グランクリュ畑のル・メニルの葡萄のみを使った、シャルドネ100%のブランドブランです。
以前飲んだ時にかなり感動し、もう一度飲む機会がないかなー…と思っていたところ、意外にも早くやってまいりました。幸せです…

そして右のボトルはこちらもブランドブラン(シャルドネ100%)のDELAMOTTE(ドゥラモット)。これを飲んだのはもう最後のほう…デザートを食べる頃にさしかかってたんじゃないでしょうか。
こちらはたしか1989年にローランペリエに買収されて、サロンの姉妹会社となりました。
幻のシャンパンと呼ばれるサロンは単一生産年のヴィンテージ・シャンパンのみ、つまりブドウの出来のいい年のみの限定生産ですから、それ以外の年はと言うと…?
そうです!サロンがつくられない年には、サロン用のワインはドゥラモットに使われることになります。なので、とってもコストパフォーマンスの良いシャンパンですよねー



そしてシャンパンの王道系と言うか有名どころも充実してます。ご存知Dom Perignon(ドン・ペリニョン)1998。とMOET & CHANDON(モエ・エ・シャンドン)のブリュットインペリアル。



えーとあとは、このへん。もうかなり酔っ払った頃に飲んでます。
J(ジェイ)1999。辛口のスパークリングワイン。カリフォルニアのソノマ北部 ロシアン・リヴァー・ヴァレーにあるワイナリーです。

それと、赤ワインも飲んでますね。Chambolle-musigny(シャンボル ミュジニー)ドメーヌ・ローラン・ルーミエの1999。ピノ・ノワール100%のブルゴーニュワインです。



そしてこの赤がすごかった。Tablas Creek Vineyard (タブラス・クリーク・ヴィンヤード)2002のPANOPLIE。
シャトー・ヌフ・ド・パープの有名なシャトー・ボーカステルを所有する一族がカリフォルニアに拓いたワイナリーで、シャトー・ヌフ・ド・パープで使われている樹を苗木のままカリフォルニアに移植し育てているそうです。
カリフォルニアのパソ ロブレス地方のワイン。ムールヴェドル80%、グルナッシュ13%、クノワーズ7%。

何がすごいって、このワイン…2002年とまだ若いですが、その若さを感じさせない複雑な味わい。時間が経つにつれてどんどん開いていって美味しくなりました!!
なんかちょっと今回開けちゃったのがもったいないくらい…。

すっごいすっごい美味しかった。
このワインについては、英語のホームページになりますがこちらに詳しく書いてあります。

しかも…これもマグナム!!
今回これをもってきてくれたゲストの方は、現地で買い付けてきたそうですが、それでも1人に対して1本しか売ってくれないそうです。
そんなワインがなぜ我が家のホームパーティーに…まったくありがたいお話です。

こんな美味しいシャンパンを一気に何本も飲み比べられる機会なんてそうそうないし。ほんとーにサイコーでした。私なんかこんな良いシャンパンをバカバカ飲める身分では到底ないと言うのに…。
そして、私のお料理がこのシャンパン&ワインに見合うものだったかどうかは置いておいて…。

こんなシャンパンが飲めるのなら、私2日くらい徹夜してお料理の準備したってかまわないわ


納豆アボカド丼

2006年03月18日 | お料理
前にご紹介したカリフォルニアステーキ丼を作った翌日にたいてい登場する裏メニューです。



たいていアボカドが半分余ってしまうので、それの消化メニューです。
別に説明するほどでもないですけど、見ての通りアボカドと納豆をあえて白ゴマと味付け海苔で仕上げただけのなんともシンプルな丼です…。
ポイントは、アボカドがぐちゃぐちゃにならないようにやさしく納豆とあえる事くらい(笑)

このブログを見ている友達からは「いつもいいもん食ってんな~」と言われがちな私ですが、普段家で食べるものは実はこんなもんばっかりです。
粗食万歳

カリフォルニアステーキ丼

2006年03月16日 | お料理
一応私のオリジナルレシピ。カリフォルニアステーキ丼です。
ま、似た様な丼いっぱいあるけどね。思いついた当初は私だけだと思ってた…。



<作り方>
手順を書くほどの料理ではないので、いきなり盛り付けから解説スタートします。
①ホカホカの白いご飯(tabesugi風では白米&玄米)の上にマヨネーズをかける。(ご飯の熱でマヨネーズが溶ける!)
②その上にカットしたレタスを乗せる
③レタスの上に、塩コショーをして焼いたサイコロステーキと、同じくサイコロ型にカットしたアボカドを乗せる(アボカドは変色しやすいのでなるべく盛り付ける直前にカットする)
④湯むきして小さいダイス型にカットしたトマトを散らす
⑤白ゴマをパラリとかける
⑥その上からわさび醤油を適当にかける
⑦クレソンを添える

できあがりです
ちょー簡単でしょ

でもコレがどうしてなかなかウマイんだなぁ
ご飯の熱でいい感じに溶けたマヨネーズと醤油のコンビネーションがたまらんのですよ。アボカドにもサイコロステーキにも良く合います。
なかなか高カロリーな丼だと思いますので、マヨネーズのかけすぎには注意です!

なお今回私は湯むきしてダイス型にカットしたトマトを散らしましたが、面倒であれば普通にプチトマトを添えるだけでもよろしいかと思われます。お好みによってカニカマやトビッコをちらしても良いかとも思います。



ほら、今夜のご飯はカリフォルニアステーキ丼に決まりでしょ

コレ、一時期狂ったようにヘビーローテーションで作ってたけど、今回久しぶりに作りました。今度のパーティーのメニューに加えてみようかなぁ…


ステーキチャーハン(merlotさんのパクりメニュー)

2006年03月15日 | お料理
お料理学校仲間&ブログ仲間のmerlotさんのささやかなおもてなしに載っていたレシピをさっそくパクりました。



merlotさんオリジナル「絶品!ステーキチャーハン」です。

昨日から食べたくて仕方がなく、さっそく今日作ってみました。
私はメルローさんのオリジナルレシピ+冷凍庫に眠っていた「あわび茸」の角切りとグリーンピースも加えてみました。米は白米に少し玄米を混ぜて、美肌効果を狙います。
たまママさんのアンドレ・パッションのお鍋を見てそっこーで私も購入したオニューのフライパンを使い、気分もルンルン。

そして感想…めっちゃおいしい!!
ステーキの旨味がしっかりとご飯にからんで、ニンニクとオリーブオイルの風味もあり、万人受けする美味しさがあります
これは子供も、男の人もみんな好きそうだね~。
ただ私今回は炊き立てご飯をそのままチャーハンにしてしまったので、ご飯がパラリと仕上がらずにちょっとベタついた感じになってしまったのが自分的に残念でした…だってすぐに食べたかったんだもん。

けど、こんな簡単かつ美味しいメニューを考えてしまうメルローさんのお父さんはすごいっ
そして、それを素敵にアレンジしてしまうメルローさんも素敵っ
そして、それをそっこーでパクってしまってゴメンナサイ。

これは今日から我が家の定番にして、子孫代々伝えていくことにします。

さて、この絶品ステーキチャーハン、このブログを見ているあなたも食べたくなったでしょ??レシピを知りたい方は、merlotさんのブログ「ささやかなおもてなし」絶品ステーキチャーハンのページへGO!GO!

しかし、私は鍋といいチャーハンといい、人のパクりすぎ!?
ちなみに、たまママさんのコンロまわりのスッキリさに憧れて、キッチンの大掃除も始めました。




【代官山】 おにぎり 田田(でんでん) (おにぎり屋)

2006年03月14日 | -代官山
この前代官山のおにぎり 田田でランチしました。



代官山の郵便局のビルの2階にある小さいお店です。一瞬どこから入るのかがわからないかも。
小さいお店です。テーブル席が4人がけ1つ、2人がけ2つ、それにカウンターだけの細長いつくり。店内で食べることも、テイクアウトもできるので混んでたらテイクアウトのほうがいいかも~。



セットメニューです。
自分の好きなおにぎりを選び、それに+525円で小鉢2つ、漬物・お味噌汁・甘味がセットになります。今回はこれで1000円とちょっと。



おにぎりは色々種類があって、「田田にぎり(油あげ・おかか)」などベーシックなものから「DENDEN(チーズ)」とかちょっとかわったものまであるのですが、今回私は「本日のおにぎり:桜おこわ」と「じゃこマヨネーズ」にしました。
じゃこマヨは私のお気に入りメニューなのでたいてい注文します。

ここのおにぎりは塩加減がほんとうにちょうどいいのよね~。まさに絶妙!
でも、この日のお味噌汁(とん汁)はちょっと塩分多目でしょっぱかったわ…。

けど、こういうものを食べるとやっぱり「ほっ」としますな~。日本人です。

おにぎり田田
渋谷区猿楽町23-4
03-3462-0398

定休日:月曜
平日 10:30 - 20:00
土日祝 10:30 - 21:00
地図

ちなみに、渋谷東急地下のフードショーにもだし巻き玉子専門店として、「だし巻き田田」というお店を出しています。
だし鶏そぼろやトマトソースなどバラエティ豊富なだし巻き玉子。お好みの具材を選んで、目の前であつあつに焼いてくれるそうです。私もまだ買ってないんだけど~。ま、そのうち行ってみます。

ミゼラブル

2006年03月13日 | お菓子
今日はミゼラブルというお菓子をつくりました。



こんな名前のお菓子ですが、でも味はミゼラブルではないですよ!安心して!!

中にはバタークリームがサンドしてあります。
今回は牛乳ではなくお水を使用してつくるバタークリームだったのですが、バタークリームのわりにはアッサリ目で食べやすかったです。
ま、それでもバターはものすごい量入っているんだけどね。

まぁつくりかたは全体的にそんなに複雑ではなかった。
今回はどっちかっというと、「作り方」自体よりも、その後の「カットの仕方」の練習でした。意外とね、まっすぐ切るのが難しいのよ…。
私も十分気をつけていたはずが、やっぱり少し台形型になってしまいました。

今日でお菓子クラス、今いるレベルの実習授業は終了です。
来週はいよいよ試験…なんだけど何も練習してないし、練習する時間もない
…ま、しょーがない。自分を信じて頑張ります。


【白金】 Baru (スペイン料理)

2006年03月12日 | -広尾・白金
高校時代の友達と、白金にあるBaruに行ってきました。



ここは以前から「気取らないカウンターのみのお店で、タパス(小皿のつまみ料理)中心。夜遅くまで営業しているので使える」との情報をいただいていたので、ずっと行ってみたいお店のひとつでした~。

土曜日の夜7時すぎに行ったのですが、店内満席。
「ご案内は9時近くになってしまいますが…」と言われたのですが、もう胃袋はイベリコとパエリアの準備をしていた私たちはスペイン料理以外考えられなかったので待つことに。
近くのカフェで時間をつぶすこと約10分
「お席のご用意ができました~」とBaruから電話が来る。

さっき夜9時頃になるって言ってたジャン!!

なので、私たちはバリバリカフェで1時間半は語るつもりで、あんみつパフェなどを頼んでしまったばっかりなのに…。
しょーがないので大急ぎでたいらげ、Baruへ向かいました。
…いきなりあんみつからスペイン料理に胃袋を戻すのは大変だぞ。

と、思ったのですが、食べ始めるとあっさり胃袋をスペイン用に変更する事ができました。



イベリコ



中さんの温野菜



ミックスパエリア

ここで、携帯の充電が切れて画像撮影できなくなりました…。
充電が足りなかったので、撮影時にフラッシュもたけませんでした。見づらくてすみませぬ。

一品一品の量がそんなに多くないので、色々な種類をたくさん食べれてよかったです~。全部美味しかったし。
店内はつねに満員状態でしたねー。混みそうな時間に行くときは予約していく事をおススメします。

結局この日はどんどん友達が追加合流してきて、結局最後は5人になりました。
2回くらい場所を変えて朝4時くらいまで飲んでたかなぁ…。私ももう若くないのでこういう事はほどほどにせねば。
そして、忘れちゃいけない。私、今「ダイエット中」

Baru
渋谷区恵比寿3-49-1
03-5423-3236

17:30~26:00(L.O. 25:00)
定休日:日曜日(月曜日と連休の場合は月曜日が定休日)
地図