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[海外ドラマ] ヒーローズ S1#12-23

2007-12-30 | 海外ドラマ

ヒーローズ S1#1-11

 


第12話「神の贈り物」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

未来の核爆発の原因である、”爆発する男”の正体が自分であるという夢を視たピーターだったが…

おや?サイラーは何で捕まったままなんでしょう?
イーデンが自殺してしまった状況から、サイラーが能力を封じられていないってことはクレア父(とその組織)にも伝わってるでしょうに…
まだサイラーの方でわざと捕まり続ける理由があったりするのかもしれませんが、クレア父側が何か危機感みたいなのを抱いてるような描写も無いのが気になりますね

二回目を見直してて気づいたんですが、ピーターの未来の夢の中に出てきたジェームス・キャメロンwみたいな新キャラ(透明人間?)が、ピーターの首を絞めてるシーンもフラッシュバックのように映し出されてますね…これはひょっとして、アイザックの予知能力が発動してるってことなんでしょうか?(そういえば、最初のエピソードの時にやたらと視ていた空を飛ぶ夢ってのもアイザックの影響なのかな)

実はピーターも、サイラーと同様に他人の能力を吸収してる(一時的なコピーではなくて、自分のモノにしてる)ってこともあり得ますかね…?

クレアとザックが、再び一から関係を築きなおそうとする展開はなんかいいですねえ…クレアが寂しさですっかり素直なキャラになっちゃって、ほのぼのと青春してるカンジがしますw
クレアの記憶を消したがらなかったハイチ人の狙いが、まだ明らかになっていないのは気になりますが、こちらは組織とやらの内部の派閥抗争とかが絡んでそうな感じがします

ヒロの超能力の源であるらしい、剣のエピソードが微妙に感じられてならないのは、やはりオレが日本人だからですかね…どうにもピンと来ないタケゾウ・ケンセイ(武蔵・剣聖?)の伝承が、どうしても引っかかっちゃいますな(苦笑)

警官のマットは、能力については奥さんに内緒にしておいた方が…
(一方的に)心が読めるっていう相手と一緒に暮らすのは、どう考えてもツラすぎますし…(汗)
あ、そう考えると、ずっと一緒にいる上にちょっと好意も持ってくれてるFBIのねーちゃんは、”凄くいい理解者”なのかもしれませんねw

それにしても不可解なのはニキの超能力一家です…他のヒーロー達ともほとんど接触せず、一体、何の為にずっと登場し続けてるのかサッパリ解らないですよねえ…

 

第13話「新たなる力」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

自らが破滅をもたらす存在になる未来を何とか回避しようとあがくピーターは、街で出遭った透明になる能力を持った男にすがるのだが…

ヒロの父親キター!…しかもジョージ・タケイ!(ヒロが「スター・トレック」のマニアである設定はこのためか!w)
このドラマではどうやら、超能力と遺伝子に密接に関係がある設定のようなので、ヒロの父親も何らかの能力者である可能性が高そうですが…

そして親といえば、クレアの母親も登場しましたね…こちらは火を制御する能力を持っているようですが(だから爆発事故でも死ななかった?)、あれ?…能力者がこの世界に出現し始めたのってここ数ヶ月のことじゃなかったでしたっけ?

透明人間の男が、これまでに誰かを育成した~みたいな流れもあるようですし、なんか昔から能力者がたくさん存在してたってことになってるような…
あ、そうか…クレア父の組織が昔から存在してるってことは、その流れも必然なのか

親子そろっての能力者というと、ニキとDLとマイカの一家もそうですが、警官のマットに新しく出来た赤ちゃんもそう…?
親子で同じ能力者になるとは限らないようですが、先の展開が楽しみな要素ですな!

 

第14話「邪魔をするもの」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ヒロとアンドウの前に立ちはだかったヒロの父親は、ヒロに日本に帰って元の生活に戻るよう強制しようとするが…

まさかクレアの父がネイサン・ペトレリだったとは!
最近は大人しくなってましたが、そういやかなりプレイボーイな設定でしたっけw…それにしても一体、何歳の時の娘なんだ(汗)

一方、弟のピーター・ペトレリは少しずつダークサイドに堕ちていってますねえ…ちょっとナイーブ過ぎるというか、ぶっちゃけ幼稚なカンジですが(汗)、そんな子供みたいに純真だった彼がやがてラスボスになるのかもっていう展開は面白いですな
また、ピーターもサイラーと同様に複数の能力を使えるのが確定しましたが、これはサイラーの能力も既に吸収済みと考えるべきでしょうか?

ヒロの父親と姉が登場しましたが、二人とも特に能力者というわけではなかったんですな…あまりにもトンチンカンな家族のやり取りはさて置きw、一体何のためにこのシーンがあったのか…
ケンセイ・タケゾウとやらを話して聞かせたっていうことなので、いずれヒロが能力を取り戻して時空を越える時にまた父親が再登場したりするのかな

そして何故か釈放されてしまったニキ…
一体、このドラマはニキ(一家)をどこに持って行きたいんでしょう?…未だに名前だけしか登場してなくて、実像が不明なリンダーマンが出てくれば何かわかるのかもしれませんね

 

第15話「暗殺者」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

解放されたニキはDLやマイカと平穏な生活を取り戻していたかのように見えたが、実はニキの身体を支配しているのはジェシカで…

ジェシカが暗殺者となって、他の能力者たちの前に立ちはだかるというのは燃えますな!
ただ、基本的にジェシカは怪力(と残忍)ってだけなので、今回のマット以外の能力者と戦うにはすこぶる相性が悪そうですが…(汗)
それにしても、あれだけ解放されることを恐れていたのに、ニキが普通に戻ってきたことをDLやマイカは疑問に思ってはいないんですかね?

ヒロとアンドウは何だかよくわからん事態に巻き込まれてますなw
あのねーちゃんはなんでアンドウを連れ去ったんだろう?…そもそも、あの二人を狙って仕掛けたのかどうかもイマイチわかりませんし…

クレア母(義理の方)はラストで可哀想なことになってましたね(汗)…タヒチ人の記憶操作をやり過ぎると副作用があるのか、それとも他に理由があるのか…

そしてサイラーもスレシュ博士と同行するという、思いもしない展開に…
そういや、能力者でサイラーの顔を知ってるのはクレア(とピーター?)だけですもんね…上手いなあ

 

第16話「犠牲」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

原子力のエネルギーを制御できる能力を持ったまま逃走していたテッドの元に現れた女は、彼らを捉えて謎のマーキングを施した”組織”に対する共闘を持ちかけるが…

うわー…今回はシリーズ屈指のとんでもないエピソードでしたな

”犠牲”という不吉なサブタイトルが付いてることで、一体誰が犠牲になるのやらと思いながら見てたら、なんたる悲劇…
ピーターのやさぐれ具合がシモーヌの死によって、どっちに転ぶかがカギですね…正気に戻るのか、さらに暴走する道を選んでしまうのか…

サイラーがあまりにも考えなしなのが気になりました…行く先々で死体が出来たら、いくらお人よしのスレシュ博士でも、おかしいと気づいちゃうでしょう(汗)
死体を隠すなりして、行方不明になったとかにすればしばらくはごまかせるだろうに…

ちなみにサイラーに殺された聴覚の発達した能力者ですが、富樫義博の「ハンター×ハンター」で全く同様の念能力者が出てましたね…心音から、相手の心理状態を見抜いてしまう所までそっくりw
アニメ版とかの「ハンター~」を向こうのスタッフが見たのか、元ネタがまた別に存在してるのか、非常に気になりますw

そしてクレアの一家も、とんでもないことになりました
今回から新たに登場した電波女wこと、ハナに促された原子力男とマットがクレア一家に乗り込んだシーンは震えました…盛り上がって来ましたねえ!

そういやハナといえば、冒頭の初登場シーンのやりとりが面白かったです

字幕では”あたしが連中を見つけるから(あなたは)爆破して”っていう表現でしたが、”Nuke'em”ってことは、”核攻撃してやって”という意味ですなw
…普段、アメリカ人が一般的にこの言葉を使う意味合いとしては、”手ひどくブチのめせ”くらいの意味合いなんでしょうけど、この男の場合はマジで核爆発を起こせるので発言がヤバすぎです(汗)w

 

第17話「本当の家族」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ケイトの家に押し入ったテッドとマットは、能力者を捕らえている目的を明かすようにベネットに迫るが…

謎多き”組織”(Company=会社?)ですが、どうやら前に出てきたヒロの父親が経営している、”ヤマガト社”がその正体のようです(一社だけの存在とは限りませんが…)

前に出てきた時は、能力者たちとは関わりが無さそうなヒロの父でしたが…一体、どういう会社なんですかね?
これまで度々、ベネットの口から”会社の利益”という言葉が出ていたことから、どうやら超能力を営利目的で利用しているのは確かみたいですが…”(奥さんに)殺人鬼だと勘違いされてた方がマシだ~”と言わせるほどの、何を能力者たちにさせているのか気になります

そして今回のエピソードは、ほぼ全編に渡ってベネットの家の中でのみ進行してましたが、緊迫してましたねえ…気になったのは原子力男が暴走した際、おそらく放射線を出しまくってたと思うんですが(汗)、あの場にいた連中は(クレアを除いて)全員、被爆しまくってるんでしょうか…?
ハリウッド映画での核爆発の描写なんかでもそうですが、アメリカ人は放射能汚染を甘く見すぎてる気がしてなりません(汗)

あと”組織”の手先であるベネットの過去(の一端)も明らかになりましたが、基本的には悪いヤツじゃないんですな…最後に彼が取った手段がメチャメチャ切なかったです…(TДT)

…でもこれでベネットは、次回からはまた憎むべき敵役として暗躍するんでしょうね

 

第18話「パラサイト」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

アンドウと決別したヒロは単身、リンダーマンのコレクションからケンセイ・タケゾウの刀を盗み出そうとするが…

うはー!
またもやとんでもない展開でしたッ!!

もう二転三転どころか、四転五転、いや六転七転くらいしたんじゃないでしょうか!?w

あらゆる要素が圧縮されたドラマが45分間、延々と続いてアドレナリンが出っ放しだったので、見終わった瞬間はドッと疲れてしまいましたねえw

クレアや家族を守るために組織に反抗しようとするベネット、タケゾウの刀と共に能力を取り戻したヒロ、ジェシカに対抗するニキ、遂に姿を現したリンダーマンと邂逅したネイサン、クレアを迎えた祖母、隣の男がサイラーであることに気づいたスレシュ、そしてそのサイラーに捕まってしまったピーター…

いやー、前回がクレア一家の周辺だけでハナシが進んでいたのに比べて、今回はレギュラーメンバーが全員登場して、しかもその誰もが激動の展開を見せたのがとにかく素晴らしかったです(…あ、マットだけはチョイ役でしたっけ?w)

順番に行きましょう…まずは男気を見せまくったベネットですが、組織にあっさり裏切りがバレてしまいました
あの変幻自在の能力を持ったねーちゃんは反則ですな…ただ、あの底意地の悪そうなキャラは非常にゾクゾクさせられてイイ感じですw…最近気づいたんですが、オレはどうもこういうドS的なキャラに惹かれる傾向があるようで、これはやはりMっ気があるってことなんでしょうか(汗)w
ベネットはこれから再矯正とか、そういう処置を受けるんですかね…

おいしい所で再登場したアンドウに助けられたヒロは、取り戻した能力によって崩壊した未来のニューヨークへ…なんかアンドウくんまで未来に連れて行ってしまいましたが、自分以外の誰かもテレポートとかタイムリープできるのなら、これでまた今後のドラマに広がりが出そうですな
あと既にヒロの英語力もかなりの状態になっているので、これは例の忍者スタイルwになる日も近いんですかね?

ニキが平然と家庭に戻ったことを、ちゃんとDLも不審に思ってたようです…良かった、そこまで能天気ではありませんでしたか
そして二重人格者としての主従関係が逆転してしまったニキとジェシカですが、傍若無人なジェシカがメインで、心優しいニキが虐げられているという関係が一番ドラマチックで面白いですね

これまではひたすら名前だけが出てきていたリンダーマンですが、とても意外な演出で本人が登場しました…これまでの経緯から、リンダーマンが冷酷で非道な存在なのは間違いないんですが、単なる悪党とかマフィアとは思えない存在のようです…ひょっとしてこの男は、ニューヨークにおける核爆発も全て織り込み済みで未来を見通している…?

ピーターとネイサンの母がクレアの祖母だというのは、そりゃまあ、血縁関係からしたらそうなんですが、まさかハイチ人の背後にいた存在だとは思いもしませんでした
…この人はむしろ、精神の弱い人みたいな描写が多かった(つい万引きしちゃったりw)ので、これは見事にスタッフにしてやられたというカンジでしたね
”組織”に狙われる存在となったクレアを守ることは大変そうですが、この人が果たしてどんな能力なり、権力なりを持っているか気になる所です

そして全編がクライマックスだった今回のエピソードの中で一際盛り上がった、スレシュとサイラーの対決!

特に能力者というわけでもなく、単なるお人好しとしてしか描写されてこなかった(汗)スレシュが、科学者としてサイラーを見事に追い詰めた展開は燃えました!…そして現状で唯一、サイラーと互角に渡り合える可能性を持った能力者であるピーターがここに登場する所がまた素晴らしい!

こんな物凄いドラマを作り上げた脚本家、演出家、出演者、その他のスタッフの方々には心から敬意を表します!!

さあ、次はどうなる!!!!????

 

第19話「0.07%」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

遂にサイラーに捕らえられたピーターは、必死の反撃を試みるが…

はっはっは!
遂に本人同士が鉢合わせしてしまいましたか!w

以前、”過去”は(細かな改変はさておき)”現在”と不可逆な因果関係を持った時空間となっていることが判明していましたが、”未来”はひょっとして無限に枝分かれするパラレル・ワールドになっているのか(”未来”は変えられるのか)どうかが、この遭遇で判明しそうですね

果たして未来のヒロは、過去のヒロと連続しているのか?(二人が出遭った記憶を未来のヒロは持っているのか?)…いやー、これは次回が楽しみですな!

どうやらアイザックがサイラーに殺されてしまったのは確定のようですが、あの時スレシュがサイラーに止めを刺さなかったのが残念でなりません…

サイラーをブチ殺す、千載一遇のチャンスだったのになあ…orz

あ、でもピーターとサイラーの一騎打ちは燃えましたね!
ボリューム的にはちょっと物足りなかったですが、最強の能力者同士の本格的なガチバトルがたまらんかったです!

「0.07%」という意味深なサブタイトルの意味するところは、”全人類数に対するニューヨーク市民数(犠牲者数)の比率”でした…”世界の変革”を望む、リンダーマンの悪役像は素晴らしいですね
その手段は非情なれど、実は彼もまた”ヒーロー”たらんとして暗躍しているという設定にはシビれました…過去にどんな戦いがあったのか、すこぶる興味深いキャラクターです
ネイサンが取り込まれてしまったのも、十分に説得力がありました

そして実は生きていた原子力男の登場にも意表を衝かれました…ここで、”あれ?…(爆発の原因になる)ピーターは本当に死んじゃったのか?”と視聴者を非常に焦らせたのが素晴らしいフェイクでしたねw

あとベネットとパークマンの名コンビぶりも良かったですが、EMP兵器としての特性をも持っていた原子力男の活躍から、これは他の能力者たちも、まだまだ自らの能力を発展させる余地を残しているってことを示してるカンジですな

もう面白すぎて、ワクワクしっぱなしです!

 

第20話「5年後」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

ヒロとアンドウが飛んだ未来では、未来のヒロが(爆発を止められなかった)過去を何とか改変しようと死に物狂いであがいていた…

うはあ…何たる衝撃!何たる絶望感!
それぞれのキャラがそれぞれの道を歩んだ結果、サイラーが完全勝利してしまう最悪の未来の描写が素晴らしかったですね!!

…例の変身するねーちゃんの能力ですが、まさかテレビの電波越しにも幻を見せられるとは(汗)

そして5年という時間を経た”暗黒の未来”が舞台ということで、それぞれの能力者たちが自分達の能力に熟達しているというか、高度な能力戦が繰り広げられたのに燃えまくりましたッ!

一方で、超能力者たちが社会的に虐げられて、”エスパー狩り”みたいな風潮がまかり通っている状況が切なかったですね
ベネットみたいな立場は定番ですが、非常にオイシイというかw、カッコ良かったです

前回の、リンダーマンたちがかつて”変革”を成し遂げようと戦った過去から、今回の悪夢の未来へと、能力者達が織り成す壮大な叙事詩が明らかになりましたが、ヒロの能力でいずれ過去にも飛んだりするんでしょうか

そのヒロですが、未来の彼があんなに渋いイメージに変貌してしまった理由も切なかったです…アンドウくんを失ってしまったからだったんですねえ(TДT)

ピーターの渋さは異常なカッコ良さでした…「マトリックス」か「ターミネーター」か、未来の戦士像のイメージがピッタリ過ぎてたまらんかったです
…一つ気になったのが、ピーターも時間を止めてましたけど、タイムジャンプも出来るんですかね?

ニキは、ニキの意識のままでジェシカとして振舞っているっていうのがグッと来ました…他のヒーロー達と共に、サイラー相手に戦ったことを匂わせてますし、これは今後のニキの行動が楽しみですな

パークマンはサイラーに見事に利用されていただけでしたが、例の赤ちゃんもやはり能力者だったということで、父親としての苦悩も表現されていて、こちらもベネットともどもオイシイイ役回りでしたね

ハイチ人はどうなんだろう?
どうしてクレアやピーターの母親と一緒にいないのか…これは近々、離れ離れになる展開が起こるってことなんでしょうか

スレシュ博士は、凡人のできることを精一杯やってた感が良かったです

最後にもう一つ、ヒロの能力について疑問点(ていうか矛盾点)がありました

以前、ヒロのタイムジャンプは、”過去の大幅な(人の生き死にを左右するような)改変は不可能”ということを表すエピソードがあったと思うんですが…
現在のヒロから見れば、サイラーが勝利する未来は改変出来うる未来なんですが、未来の忍者スタイルのヒロにとってみれば、クレアを救うことは過去の改変に他ならないんですよね

そのクレアは既に救ってしまってますし、現在と未来のヒロが繋がってるようで繋がっていない、パラレルワールドのようでパラレルではない世界観になってますが、やはりちょっと破綻してしまっているように見えます(汗)

まあ、タイムトラベル物のSFではありがちな齟齬だとは思うので、気にしないでいることは難しくないんですが…もし、この辺りのフォローも今後入るとしたら素晴らしいんですけどw

 

第21話「ニューヨークへ」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

暗黒だった未来の世界から帰還したヒロとアンドウは、サイラーを阻止する為に行動を開始するが…

いよいよ問題の投票日(=爆発当日)が目前に迫ってきましたが…ピーター!まだ早いッ!(汗)

…まあ、このままピーターが爆発しちゃったら、他のヒーローたちも巻き添えになっちゃうから、まだこのタイミングではないと考えていいんでしょうけど

パークマンが読心の能力に目覚めた最初の事件の、サイラーの魔の手から逃れられた少女が意外な再登場をしました
ベネットやパークマンたちが目指す、”組織の(能力者)追跡装置”を、劇中のセリフでは”ウォーカー・システム”と呼んでますが、少女の姓がウォーカー…と、いうことは、少女の身内がそのシステムの中枢にいるのは間違いなさそうです

サイラーが良心の呵責に苛まれる展開は意外でしたが、確かにサイラーは別に世界征服を目論んでたわけでも何でもなかったんですよね…
母親の歪んだ教育(刷り込み)によって、自分が特別だと思い込まされてたというか、要するに世の中を見返してやりたかったってのが動機の根本にあっただけですからねえ…

そのサイラーをヒロは殺せませんでしたが、本来の歴史なら、このタイミングでアンドウが殺されて、それに激昂したヒロがサイラーを刺してたんでしょうか?

タケゾウの刀が折られてしまったのも歴史が既に改変されたことを示してるカンジですが、(折れた刀でも)テレポートは普通に出来ているのが謎ですな

それにしても、未来の情報をまずはヒーロー達全員で共有するべきだと思うんですが…でも、ネイサンみたいにリンダーマンと通じてたりするからそれも微妙か(汗)

 

第22話「運命の日」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

テッドと出会ってしまったことで、原子力の能力を暴走させそうになるピーターだったが…

…って、もう投票日当日だったんか!…あれ?なんか時系列が飛んじゃったような気がしてならないんですが(汗)

まあそれはそれとして、本格的に動き出したサイラーが止められませんねえ…ていうか、ピーターは飛んで逃げろってば(あとせめてテッドには、もうちょっと抵抗してもらいたかった…orz)
着々と、”最悪の未来”に向けた状況が整ってきてるのが不気味です

今回は、ニューヨークの雑踏でのシーンがやたらと多かったのも印象的でしたが、暗躍するサイラーと、破滅の時が迫っている緊張感を見事に表現していたと思います

リンダーマン(とDL)があっさり死んでしまったのが意外でした…これは未来が変わったんでしょうか?
未来では、”リンダーマン法”なんてのが成立していたようですが、死んだ人間の名前が法案につくことも珍しくないようなので、何とも言えないか…

ヒロの父ちゃんは、あっさりと変節しすぎですw
トンチンカンなセリフのやり取りや、意外と動けてた殺陣のシーンは楽しかったですが…もうこの辺は適当すぎてメチャクチャでしたねw

とりあえずこの修行シーンで(ヒロの未来も変わって)、刀がなくても能力が使えるようになったって解釈でいいんでしょうか…?

ネイサンの奥さんの下半身が治ったことを明かさないのは、ここで治りましたと言っても、選挙戦で同情を引くために芝居をしていたのかと勘ぐられるだけでしょうからねえ…
でも、”政治家”としてそうなることを恐れることは解りますが、奥さんの気持ちを完全に無視していることから、もうネイサンは(ヒロ曰く)”悪者=villain”と化してしまったのは確実ってことなんですねえ(哀)

そういや、未来のサイラーも”爆発が起こる前から(お前の兄は)裏切っていたんだ”って、ピーターに言ってましたっけ…

さあ、そしていよいよ次回でシーズン1がフィナーレを迎えます!
果たして爆発を食い止められるのか?サイラーを止められるのか?…流石に18~20話あたりの異様なテンションの高さから比べると、展開がちょっと落ち着いちゃった感もありますが、楽しみですな!

 

第23話「世界を救え」~スカパーSuper!dramaTVチャンネルにて視聴

単身、サイラーの元へ向かってしまったアンドウを追うヒロと、それぞれの運命に導かれるように集結するヒーロー達…

遂に迎えたシーズン1のフィナーレ!…っていう、テンションではありませんね

ニューヨークにおける核爆発、サイラーと彼によってもたらされる暗黒の未来は見事に回避されましたが…過剰に盛り上げたりは敢えてせずに全ての事象が収まるべき箇所に収まったというか、静かに心に染み入るようなラストでした(…ヒロの”アレ”はさておきw)

一足先に退場してしまっていたアイザックですが、この結末を視たことであの安らかな死に顔だったんですねえ(T-T)
予知能力を獲得したサイラーが、この結末までは見通せなかった理由がちょっと不明なままですが、まあその辺りにツッコむのは野暮ってもんでしょうかw

クレアの説得が最後のネイサンの心を揺り動かしたのなら、(未来の)ヒロの”チアリーダーを救え”というのは確かに正しかったんですな…他にもクレアが生きていたことで派生していた細かい事象が無数に、”最悪の未来”を回避することに繋がっていたのだと思うと感慨深いです

ヒロやピーターみたいに、ある意味”強力すぎる”能力を持った登場人物がいると、ちょっと間違えただけであっという間に物語が破綻してしまう危険を乗り越えたスタッフの方々には、心から拍手を送りたいです…とんでもない”絶望”を乗り越えた先で、見事な”希望”に満ちた大団円を迎えた、素晴らしい構成のドラマでした!

さて、イマイチ評判が芳しくないのが心配な(汗)シーズン2ですが…
既に示されている(物語上の)懸案事項としては、戦国時代に飛ばされてしまったヒロ、モーリー嬢が示唆していた”最悪の敵”、逃げた(?)サイラー、そして無くなったわけではない”組織”…と、いった辺りでしょうか

個人的には、やはり時間を飛ぶ能力もコピーしていたピーター辺りが敵側に回るとかの展開を期待したい所です(単に悪役ということではなくて、例えば兄が死なないで済む世界を作ろうという動機で時空を飛び回ってたり…?)

シーズン2が日本に上陸するのは、早くても年末辺り…?
当分先のことではありますが、楽しみに待ちたいと思います!

 

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