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[海外ドラマ] 「ツインピークス」が復活するらしい

2014-10-07 | 海外ドラマ

「ツイン・ピークス」が2016年に復活へ、D・リンチが再び担当
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPKCN0HW05120141007

> 1990年代に大きな人気を博したドラマ「ツイン・ピークス」が、2016年にテレビスクリーンに戻ってくる
> 製作総指揮を手掛けたデイヴィッド・リンチとマーク・フロストが再びタッグを組む
> 新シリーズは現在が舞台で、「長く待ち望まれている答え」が描かれるという
>


いやー、懐かしいと思ったら、「ツインピークス」ってもう25年も前のドラマだったのか(゜Д゜;)

あの頃、日本中が大ブームになったのに少し遅れたタイミングでオレはビデオレンタルでハマったと記憶しています……それまでのアメリカのドラマと言えば「特攻野郎Aチーム」「ナイトライダー」「エアーウルフ」辺りの、基本はスカッとするアクション系が地上波放送もされていてメジャー扱いだったかと思いますが、この「ツインピークス」はまるで別モノで、基本はとある平凡な田舎町で起こった殺人事件に端を発したミステリーなんですけど、登場人物が全員どこか微妙におかしかったり、ホラーだったり、超常的だったり、不条理モノだったりする摩訶不思議な展開にメチャメチャ引き込まれましたねえ

映画監督デビット・リンチといえば当時のオレにとっては「砂の惑星デューン」という謎のSF大作wを作った人で、あとは妙なホラー映画の人(^0^;)、といった印象くらいだったんですが、「ツインピークス」の全編に渡って漂っていた独特の世界観に魅了されまして、その後のリンチ作品をイロイロと追いかけていくきっかけとなりました

今回、公開された特報映像ですが、”ようこそツインピークスへ” の看板と共に流れるアンニュイなテーマ曲を久々に聴いて涙が出そうなくらい懐かしかったです(ノД`)

20年以上経っているので流石にドラマの細部は忘れてしまってますが、それでも
”クーパー捜査官とダイアン”
”ボブ”
”ダイナーのチェリーパイ”
”丸太おばさん”
”Fire Walk With Me”
”...it is happening again”
等々の要素についてはそれぞれ印象的で、忘れようにも忘れられないですねw

個人的に今でも強烈に記憶に残ってることがあって、元々「ツインピークス」にはパイロット版というのが存在していて、そこからドラマシリーズの第二話へと続いていく流れになっているんですが、そのパイロット版単体でも一つの作品として一応完結している展開になっているんですね……で、ビデオパッケージの注釈に、”再生開始から○分○秒頃のローラの母が絶叫するシーンから(本編シリーズへと)展開が分岐する事になります”~みたいな意味合いの説明がしてあるのにビックリして、そんな風に内容が分岐するドラマなんて見たことも聞いたことも無い!というのと、該当のシーンの演出に震え上がった感覚とが相俟って、やたらと興奮したことを思い出しますw

メインの殺人事件のミステリー要素から、ドラマの展開としてクリフハンガー(次回への興味を引く劇的な展開)で終わったり、複雑に絡み合う人間関係に幻惑させられたり、世界そのものが歪んでしまったりと、その後のアメリカの連続ドラマの作り方に多大な影響を与えたとも言われるカルトドラマですが(「LOST」なんかはその影響をモロに受けてますよね)、久しぶりに全編を見直したくなってきちゃったなあ……しばらく前までhuluで配信してた気がするんですが、どうやらもう終了しちゃってるようで…orz


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