Taake's写真館

スーパーアンギュロンXL 47mmでの作品のアップは休止中。今は30年ほど前に撮った古い写真をアップしています。

#361 シンメトリーの眩惑

2006年08月08日 23時08分48秒 | Weblog
これは半分の画像を反転してくっつけたような合成画像ではなく、
正真正銘水面に写った単写真。それを上下反転してある。
シンメトリーなものというのは、じーっと見ていると眩惑される。
まして上下を入れ替えるとなおさら。
視線の重力が取り払われて無重力状態になるからだろうか。

三重県多気町。

#357 海まで50m

2006年08月03日 13時03分52秒 | Weblog
海シリーズの二つ目。
緩い坂を上っていくと海が見えてくる。
海が眼前に広がる瞬間がなんとも言えずうれしい。
ましてはじめての場所ならなおさら。
画面真ん中より少し左寄りに月が昇ってきている。
右側の陸地は鳥羽から伊勢あたり。

三重県松阪市。

#355 の部分拡大

2006年08月02日 00時01分35秒 | Weblog
銀塩のブローニーフィルムには135フィルムの数倍の情報が写っています。
しかし300dpi程度でスキャンして画面で見ても、
そのフィルム性能のごく一部分しか発揮することができません。
毎日のようにこのブログに作品をアップしていても欲求不満が溜る一方です。
それで試しに1600dpiで取り込んでみました。
私の使っているE●sonのGT-8700Fというスキャナは3200dpiまでいけると
いうことですが、実際に3200dpiやそれ以上でスキャンしてみて比較すると
1600dpiのときがいちばんシャープでした。
無闇に解像度を上げてみても意味がないんですね。
さて、その1600dpiの画像。#355の中心部分をスキャンしたものです。
速度標識の50という数字とか、道を走っているバイクとか
信号待ちしている自転車らしきものとかずっと向こうの坂まで道路が続いているとか、
かなり細かいところまで写っています。
フィルムはFUFI NP400PRなので粒状性はあまりよくないので、
ACROS 100などを使えばもっと細かい描写ができるはずです。
そして最新鋭のスキャナを使えばさらに細かいところまでシャープに見えるはず。
半切以上に引き伸して写真展をして、多くの人に見てもらいたいなと思う今日この頃です。