MARUMUSHI

映画とかTwitterとかとか。

『八日目の蝉』。

2011-05-12 21:20:30 | 映画日記
『八日目の蝉』を観てきた。

産まれてすぐの頃に誘拐され、その誘拐犯の女に数年間育てられた女性。
彼女は、実の父母の元に帰れたが、家庭にうまく馴染めないまま大人になった。
どうやったら愛してもらえるのか?どうやったら人を愛せるのか?―

こういう経験をした人もアダルトチルドレンということになるんやろうか?
自分を含めた人との関わり方がよく分からない。特に愛し方が分からない。
それは、それと割り切ってしまえばそうでもなく楽しく人生を送ることは可能かもしれんな。

作品の中では、自分の過去を辿ることで誘拐犯である育ての母から受けた愛を思い出す、ということになっている。
そんな簡単なことかな~、とも思うけどね。。。

自分の体の中に新しい命が宿るというのは、不思議な気持ちやろうな。
生物学的に俺には不可能やけど。
で、その命を愛せないというのは辛いことやろう。
でも、その命を愛する事ができたなら、それはこの世界でも有数の幸福やと思う。


PENTAX KMの整備③(最後)。

2011-05-12 20:57:49 | ジャンクカメラ
※このブログは、個人的なメモです。同じことをしてお手持ちのカメラがどうなろうと、私は一切知らないぜ!!
ィェ‐ィ v(´▽`v)))))).......((((((v´▽`)v ィェ‐ィ

<整備(続き)>
⑨もう一度エポキシパテを使って形を整形。さらに、タミヤのパテで空気で開いてしまった穴を埋めて行く。ここからまた、一晩置いて、今度は出来るだけ綺麗に形を整えていく。仕上げに、1000番の細かい耐水ペーパーで表面を平滑にする。
ここで、巻き上げノブが納まる溝を電動リュータで彫る。完全に硬化していれば、エポキシパテが割れたりということは無いようだ。
さてさて、完成が近いぞ!

⑩サーフェイサー(アクリル系塗料)を塗る。

半日ほど乾かしてから、黒色(エナメル系塗料)を塗る。さらに、半日ほど乾かしてから黒色の塗り重ね(アクリル塗料)を行い、コンパウンドの仕上げ目で磨く。
出来た!

⑪瞬間エポキシ接着剤で巻き上げノブに接着して完成!!

意外と自然に見えるなぁ。。。初めてにしては上出来上出来。
v(。-_-。)v

<まとめ>
試写はしてないけど、たぶん大丈夫やろ。こないだジャンクで手に入れて直したsmc-PENTAX-M 1:2.8 28mmとsmc-PENTAX-M 1:2 50mmがあるので、ついでに使ってみよう。

なんにしても、疲れたね。
コストを考えると、同じ機種を手に入れるよりはこんな風に複製するほうが若干安くはある。
けど、手間を考慮してコストパフォーマンスは結構悪い方法やと思う。誰かやってみたいと言われてもおススメはせんな。
でも、いい経験になったぞ!


PENTAX KMの整備②。

2011-05-12 18:47:50 | ジャンクカメラ
※このブログは、個人的なメモです。同じことをしてお手持ちのカメラがどうなろうと、私は一切知らないぜ!!
ィェ‐ィ v(´▽`v)))))).......((((((v´▽`)v ィェ‐ィ

<整備(続き)>
⑥さて、これで終わりに使用とも思ったんやけど、巻き上げ部のカバーが無いのは意外と問題だ。結構、巻き上げると指が痛い。。。
(_ _,)ゞ イター
とは言え、これは代替品が無い。同じ機種を買って移植という手が一番手っ取り早いし楽。
でも、なんか勿体無い気もする。ジャンクカメラが転がりまくってる部屋から何台か取り出して試してみたけど、他の機種からの移植は出来ない。
(´(・)`)クマッタ・・
これは、作るしかないな!
と一念発起。
こんなこともあろうかと、というか、ジャンクカメラをいじる以上部品の欠損は予想できることなので、こんな本を買っておいた。
ノモ研 増補改訂版
これはプラモデルをはじめとする各種模型作りの参考書。
接着剤にはこういう物があるとか、欠けた部品の復元にはこういう方法があるとか、色々と解説してくれてるんで、こういうときは重宝する。
そこで、これとこれを使う。
武藤商事 型取くん(←和歌山県御坊市薗って聞いた事あるぞ!)
タミヤ模型 エポキシ造型パテ
⑦まずは型取くんで適当なジャンクカメラの巻き上げノブの型を取る。使ったのは、Nikomatのジャンクカメラの物。

PENTAX KMのノブよりも長さが足りない。
とりあえず、お湯で柔らかくした型取くんにグニッと押し込む。長さが足りない部分は割り箸を押し込んで適当大きさの溝を作っておく。
こんな感じに型が取れる。

⑧この型にエポキシパテを押し込んでいく。出来るだけ空気が入らないように丁寧に押し込む。
そのまま、数時間放置。パテが硬くなったら、型から外す。

あら、やっぱり空気が。。。

このまま2日ほどほっとく。別にここまで長い時間は必要ないと思うけど一晩ぐらいは置いといた方がよさそう。
カッターとかヤスリとかで荒っぽくでいいので、余分な部分を削っていく。

ほら、大体そっくりになってきたぞ!


PENTAX KMの整備①。

2011-05-12 18:13:30 | ジャンクカメラ
※このブログは、個人的なメモです。同じことをしてお手持ちのカメラがどうなろうと、私は一切知らないぜ!!
ィェ‐ィ v(´▽`v)))))).......((((((v´▽`)v ィェ‐ィ

<カメラの状態>
PENTAX KMを1000円で購入。

各部モルトボロボロ。でもって、巻き上げ部指当のプラスチックカバーが欠損。概観はそこを除けば当りも無く綺麗。

露出計も動くけど、どこまで当てになるかは分からん。ま、完全マニュアル機としてみれば特に問題ない。
M42マウントのPENTAX機は色々持ってるけど、KマウントはMXしか持ってない。
値段もそんなでもないし、と思って買ってくる。

<整備>
①ファインダーの中にもチリが見える。掃除しようとしたけど、巻き上げノブを留めているカニ目がアホほど堅い!
ウー ((((c(`Д´c)))))
もう、これは我慢して使ったほうがいいな。。。とあきらめる。
②次は、劣化モルトを取っていく。フィルム室の蓋の溝はダイソーで買った歯石落しで引っかきながら取っていく。ファインダースクリーンとミラーの間のモルトも劣化。ガチョンとミラーが跳ね上がる度に黒い粉がポロポロ舞う。これも、同様に除去。
さて、フィルム室のモルトは毎度毎度、溝に上手く接着剤が入らなくて結構苦労してた。
使ってる接着剤はコニシボンドのG17というタイプで、シンナーによく溶ける事が分かった(よく、アセトンに溶けると書いてある資料を見るけど、嘘っぽいぞ。実際やると溶けない)。
これを筆で塗ってみるけど、やっぱり溝の周囲までベタベタになる。
(´□`;) ヤメ!
③そこで今回から、新兵器を登場させる。
ρ( ̄∇ ̄o) コレ。

ガスバーナー。キャンプで使ったりとか、料理で焼き色をつけるのに使ったりするやつ。
これでどうするかというと、ガラス棒を熱して溶かして、こんな感じに細く伸ばす。
"c(-。-,,)c)~"

化学系の実験室では結構よくやる作業やね。ま、実験室ならパスツールピペットが安価で売られてるからこれ使うか。。。
細い部分を適当な所でカットして乳首(これホントにこういう名前なんよね)をかぶせて、ガラス製のピペットが完成。

④これでシンナーで薄めたボンドを吸って、フィルム室の溝の中に少しずつ注入していく。
w( ̄o ̄)w ラクダ!
2,3分程度乾かしてから、細く切ったモルトを溝に入れていく。軽く爪楊枝なんかで押し込んでしっかりくっつくようにする。
⑤次に、ミラー部のモルト。ここは接着剤よりも両面テープの方が作業が簡単でいい。
モルトを張っても良かったけど、適当な厚みの物が見つからなかったので、フェルト生地に両面テープが貼られた、家具の脚に貼る”キズ防止フェルトクッション”をセリアで発見。結構いい厚み(3mmぐらいかな)。これを適当なサイズにカットして張り付ける。