MARUMUSHI

映画とかTwitterとかとか。

映画『夜の上海』

2007-09-30 01:31:54 | 映画日記
映画『夜の上海』を見に行く。

いやー、月9のノリやなぁ。。。
ありえへんからな、設定もストーリーも。
いや、決して悪い映画といってるわけじゃなく。
(;´▽`A``
ラブストーリーやから当然といえば当然かぁ。
夜の上海で、本木雅弘が扮する恋と道に迷ったカリスマ美容師が、ヴィッキー・チャオ扮する仕事や恋に迷う女性タクシードライバーと出会い、ドタバタとやっているうちに恋に落ちていくストーリー。
ほぅ。。。こう書いて見るとますます月9やな。
ヴィッキー・チャオはハマリ役やと思うわ。
カワイイけれど、普通っぽい。
普通っぽいけれど、平凡じゃない。
そんな所が、とてもイイ(・∀・)コケティッシュ!!。

要所要所でエージェント役の竹中直人や、通訳役のサム・リーのコメディーシーンが笑いを入れる。
涙を誘う場面もあり、内容は盛りだくさん。
『最近、映画を見てないなぁ。。。』というカップルにはお薦め。
えー、俺みたいな独りモンのオッサンには若干勇気がいるかもだが。。。
(((´・ω・`)ダッテ、ヒトリモンナンヤカラ、ショウガナイヤン?…

さて、次は『クワイエットルームへようこそ』と『サウスバウンド』やな。
あとは、『オリヲン座からの招待状』『象の背中』『ネガティブハッピーチェーンソーエッジ』『てれすこ』『転々』『グッド・シェパード』『ミッドナイトイーグル』などなど、目白押しやな!!


コトバ。

2007-09-30 00:04:44 | インポート
『目の前で悲しんでいる人がいたら、何としてでも笑わせたい。そのためには警察に捕まっても、寿命が縮まってもかまわない』

江頭2:50の言葉。
ヨゴレ芸人だけれど、何か一つのことのために、全力で向かっていく姿勢はカッコイイ。

それが出来ずに、グズグズと自分のことしか考えられていない俺は、ヨゴレ芸人以下なのかもしれない。



『めがね』と『サッドヴァケイション』。

2007-09-28 02:28:33 | 映画日記
先週土曜日に映画、『めがね』と『サッドヴァケイション』を観に行った。

『めがね』は映画にワクワク((o(゜▽゜○)(○゜▽゜)o))ドキドキを求めに行った人だったら確実にキレて帰るやろなぁ。。。そういうタイプの映画じゃ全然無い。
派手なアクションシーンもCGも一切無い。
穏やかでただただ静かな雰囲気を纏った映画。
でも、映像一枚一枚が丁寧に創られた映画ということは良く分かる。映画内で登場したかき氷みたいに丁寧に焦らず創られた映像。
あんな場所で暮らしたいなぁ。。。
小林聡美が主演だけれど、もたいまさこが面白い。
何を考えているのか良く分からない。何者かも良く分からない女性。けれども、本当の自由を知っている存在。そんなちょっとした神様みたいな役を演じている。
『メルシー体操』が面白い。

『サッドヴァケイション』は母性をテーマにした映画。
自分を捨てた母への復讐。
自分を産んだ母への反抗。
かなり歪な感情が描かれる。
子供を産んだ女性は、したたかで強く、そして優しく、子供を守るためには何だってやる。
仮に自分の子供が死んだとしても。
それは空恐ろしいぐらいに強い。
底なしに優しい。
映画の最後の方でその2つが描かれる。
おびえる男をなだめる少女。
一触即発状態の男達の頭上でシャボン玉を弾けさせ、びしょ濡れにする少女。
そしてそれを見て笑う女。
男性は女性に対して、結局のところは勝てないのかもしれない。。。

どちらの映画にも光石研が出演している。
『めがね』ではどこかとぼけた感じのホテルのオーナーを、『サッドヴァケイション』では九州のちょっと荒い感じの男を演じる。
名脇役だと思う。