MARUMUSHI

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PENTAX KMの整備①。

2011-05-12 18:13:30 | ジャンクカメラ
※このブログは、個人的なメモです。同じことをしてお手持ちのカメラがどうなろうと、私は一切知らないぜ!!
ィェ‐ィ v(´▽`v)))))).......((((((v´▽`)v ィェ‐ィ

<カメラの状態>
PENTAX KMを1000円で購入。

各部モルトボロボロ。でもって、巻き上げ部指当のプラスチックカバーが欠損。概観はそこを除けば当りも無く綺麗。

露出計も動くけど、どこまで当てになるかは分からん。ま、完全マニュアル機としてみれば特に問題ない。
M42マウントのPENTAX機は色々持ってるけど、KマウントはMXしか持ってない。
値段もそんなでもないし、と思って買ってくる。

<整備>
①ファインダーの中にもチリが見える。掃除しようとしたけど、巻き上げノブを留めているカニ目がアホほど堅い!
ウー ((((c(`Д´c)))))
もう、これは我慢して使ったほうがいいな。。。とあきらめる。
②次は、劣化モルトを取っていく。フィルム室の蓋の溝はダイソーで買った歯石落しで引っかきながら取っていく。ファインダースクリーンとミラーの間のモルトも劣化。ガチョンとミラーが跳ね上がる度に黒い粉がポロポロ舞う。これも、同様に除去。
さて、フィルム室のモルトは毎度毎度、溝に上手く接着剤が入らなくて結構苦労してた。
使ってる接着剤はコニシボンドのG17というタイプで、シンナーによく溶ける事が分かった(よく、アセトンに溶けると書いてある資料を見るけど、嘘っぽいぞ。実際やると溶けない)。
これを筆で塗ってみるけど、やっぱり溝の周囲までベタベタになる。
(´□`;) ヤメ!
③そこで今回から、新兵器を登場させる。
ρ( ̄∇ ̄o) コレ。

ガスバーナー。キャンプで使ったりとか、料理で焼き色をつけるのに使ったりするやつ。
これでどうするかというと、ガラス棒を熱して溶かして、こんな感じに細く伸ばす。
"c(-。-,,)c)~"

化学系の実験室では結構よくやる作業やね。ま、実験室ならパスツールピペットが安価で売られてるからこれ使うか。。。
細い部分を適当な所でカットして乳首(これホントにこういう名前なんよね)をかぶせて、ガラス製のピペットが完成。

④これでシンナーで薄めたボンドを吸って、フィルム室の溝の中に少しずつ注入していく。
w( ̄o ̄)w ラクダ!
2,3分程度乾かしてから、細く切ったモルトを溝に入れていく。軽く爪楊枝なんかで押し込んでしっかりくっつくようにする。
⑤次に、ミラー部のモルト。ここは接着剤よりも両面テープの方が作業が簡単でいい。
モルトを張っても良かったけど、適当な厚みの物が見つからなかったので、フェルト生地に両面テープが貼られた、家具の脚に貼る”キズ防止フェルトクッション”をセリアで発見。結構いい厚み(3mmぐらいかな)。これを適当なサイズにカットして張り付ける。



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