MARUMUSHI

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『八日目の蝉』。

2011-05-12 21:20:30 | 映画日記
『八日目の蝉』を観てきた。

産まれてすぐの頃に誘拐され、その誘拐犯の女に数年間育てられた女性。
彼女は、実の父母の元に帰れたが、家庭にうまく馴染めないまま大人になった。
どうやったら愛してもらえるのか?どうやったら人を愛せるのか?―

こういう経験をした人もアダルトチルドレンということになるんやろうか?
自分を含めた人との関わり方がよく分からない。特に愛し方が分からない。
それは、それと割り切ってしまえばそうでもなく楽しく人生を送ることは可能かもしれんな。

作品の中では、自分の過去を辿ることで誘拐犯である育ての母から受けた愛を思い出す、ということになっている。
そんな簡単なことかな~、とも思うけどね。。。

自分の体の中に新しい命が宿るというのは、不思議な気持ちやろうな。
生物学的に俺には不可能やけど。
で、その命を愛せないというのは辛いことやろう。
でも、その命を愛する事ができたなら、それはこの世界でも有数の幸福やと思う。


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