『星屑の町』を観てきた。
涙は出ないけれど、魂にズシンとくるものがあった。
新しい物が街にあふれ、古い物はドンドン捨て置かれていく。
新しいものを求めて人は動いてき、古い者は取り残される。
新しい物と者は古臭い物と者にならないためにまた新しい物と者になり続けなければならない。
変化に取り残されないために今を壊し新しいものを提供し続ける。プロとはそういうものなんだろう。
では、古い物と者は半端ものということになるのか。
半端ものが好きで、ダメだと思いながらそれしかなく、ずっとずっと続けたら、プロの半端ものになれないものだろうか。
星屑の町。
星になれなかったものと星になろうとするものの町。どちらもしっかりと空で輝く星。
星屑の町はどこにでもある町なのかもしれない。
舞台『星屑の町』では、のんではなく高橋愛が演じている。本物の訛りと芋っぽさを持っているという点を考えると彼女でもいい作品が作れそうだな、と思った。