くすり屋さんの独り言in北京

ヤクザ・イシ(石原 洋一)のブログです。環境・自然に興味あり。最近、中国の環境問題にシフトしました。

20日の討議コピー(これが最後)

2010年10月22日 17時54分40秒 | Weblog
遵守(13条):ICGは、小人数グループ共同議長のLagoおよびShikongoによる前夜の交渉結果の報告を聞いた。両共同議長は、チェックポイントに関する全般的な表現の一部では合意がなされたが、チェックポイントのリストや強制的公開要請の問題では進展がなかったと強調した。夕方、小人数グループでの協議が続け Earth Negotiations Bulletin 財団法人 地球産業文化研究所 CBD COP10 in Nagoya http://www.gispri.or.jp http://www.iisd.ca/vol09/ Tel:+81-3-3663-2500 7 られ、チェックポイントはPICや遺伝資源の提供者、MATの設置そして/または遺伝資源の活用に関係する情報を収集し、適切な場合、これを受け取るとの表現について議論し、そのような情報はどこから提供されるべきかに関する追加パラグラフについても議論を続けた。その後、強制的公開要求に焦点を当てて議論したが、各国の立場上の対立は残った。夕方、小人数グループは、この条項は次の項目を規定すべきことで合意した:公開義務;公開される情報は何か;公開を怠った場合の結果;PICに関するメカニズム;チェックポイント遵守証明との結びつき。 緊急事態(6条BIS):夕方、小人数グループは、人間、動物、または植物の健康に脅威を与える、または損害を与える緊急事態に言及するか、それとも人間、動物、または植物の健康に対する切迫した脅威または損害を与えうる状況という表現にするか議論した。議論は深夜まで続けられた。 . . . 本文を読む

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2010年10月22日 17時52分22秒 | Weblog
多数の諸国が、国内のIYB活動について報告し、国際生物多様性の10年の提案を支持した。ペルーは、事務局が全てのIYB活動の影響評価を行うことを提案した。 他の条約との協力:EUは、戦略計画の実施では協力が重要であるとし、生物多様性関連の条約のリエゾングループではあまり進展が見られないと指摘し、そのマンデートの改定を提案した。ノルウェーは、WHOとの協力強化、国家保険戦略との協力強化に関する文言の追加を提案した。セネガルは、国際森林年への言及を含めるよう提案した。WTOは、生物多様性と関係しない合意との協力関係に関する文言を提案した。 利害関係者の参加:性別と生物多様性:カメルーンは、性差別解消行動計画の実施推進、実施のための資金源の追加、指標の策定を求めた。CBD WOMEN’S CAUCUSは、CBDにおいて性差別問題に関するスタッフをおき、性差別解消行動計画の実施を進めるよう求め、タイとタンザニアもこれを支持した。 . . . 本文を読む

20日続き

2010年10月22日 17時49分34秒 | Weblog
森林の生物多様性:EUは、森林の法律施行、統治、貿易に関する文章を提案し、ノルウェーとスイスはこれを支持した、パキスタンは、生態系ベースの森林管理に関する文章を提案した。 UNFF(国連森林フォーラム)との協力:ベラルーシ、エクアドル、インドネシアは、CBDと他の森林関連の条約とのパートナーシップを強化するとの文言を含めるよう求めた。エクアドルは、UNFCCCとの協調、REDD+に関する情報の増加を求め、ケニアと共に、先住民の権利尊重を求めた。ノルウェーとカナダは、森林および森林のタイプの定義づけ作業を支持した。フィリピンは、「機能ベース、生態系ベースの森林の定義」への言及を含めるよう提案したが、ニュージーランドは反対した。オーストラリアは、国レベルでの柔軟性を持たせるため、国際的に合意される定義は広範なものにすべきだとし、UNFCCCでの今後の決定に予見を与えることに反対して警告した。 CPF(森林に関する協調パートナーシップ;Collaborative Partnership on Forests)との協力:アフリカン・グループとスイスは、生物多様性セーフガードおよびREDD+の生物多様性への影響をモニタリングするメ . . . 本文を読む

20日討議の続き

2010年10月22日 17時45分32秒 | Weblog
ーランドは、「里山イニシアティブ」のタイトルの中に、「生物多様性の持続可能な利用促進ツール」を使うことを希望した。オーストラリアとフィリピンは、このイニシアティブが貿易や生産をゆがめる可能性があるとして懸念を表明し、オーストラリアは、このイニシアティブをテストするパイロットプロジェクトを提案した。ガーナは、世界貿易機関(WTO)の下での義務への言及に反対し、日本の資金供与分はGEFの小規模グラントプログラムを通して配分されると明記するよう提案し、このイニシアティブ実施について締約国を支援するよう事務局に要請すると付け加えた。BIOVERSITY INTERNATIONALは、里山イニシアティブは持続可能な農業生産のタイプの指標作成に役立つと述べた。議長 . . . 本文を読む