2日午後に埼玉県は、県南東部(春日部市など)、南中部(さいたま市など)、北東部(幸手市など)の3地域に光化学スモッグ警報を発令しました。午後5時20分には全て解除されたのですが、小中学校3校で、児童・生徒約400人が、喉の痛みや咳などの被害を訴えたそうです。
埼玉県で光化学スモッグ警報が発令されたのは21年ぶりですが、当時私が小学3~4年生の頃は毎日のように午後になると光化学スモッグ警報、注意報が発令されていたのを覚えています!
【光化学スモッグ】自動車や工場などから排出される大気中の窒素酸化物や炭化水素(特に不飽和炭化水素)が太陽光線(紫外線)を受けて、光化学反応により二次的汚染物質を生成することにより発生します。
二次的汚染物質としては、オゾン、パーオキシアシルナイトレート(PAN)及び二酸化窒素等の酸化性物質、ホルムアルデヒド、アクロレイン等の還元性物質があるんですが、ほとんどがオゾンです。なお光化学反応により生成される酸化性物質のうち、二酸化窒素を除いたものを「光化学オキシダント」と呼んでいます。
【オキシダントが高濃度になる条件】
①気温: 日最高気温が25℃以上
②日照時間:9~15時の間に2.5時間以上の日照があること
③海風:東京湾及び相模湾からの海風の進入があること
④安定度:安定であること(館野高層気象台9時の状態曲線0~1000mの気温差が7℃以下)
⑤上空の風:館野高層気象台9時の状態曲線で、1000m以下の風が南よりの風でないこと
⑥天気図:夏型の気圧配置(鯨の尾型)、移動性高気圧又は低気圧や前線の間で気圧傾度が緩い場合
埼玉県で光化学スモッグ警報が発令されたのは21年ぶりですが、当時私が小学3~4年生の頃は毎日のように午後になると光化学スモッグ警報、注意報が発令されていたのを覚えています!
【光化学スモッグ】自動車や工場などから排出される大気中の窒素酸化物や炭化水素(特に不飽和炭化水素)が太陽光線(紫外線)を受けて、光化学反応により二次的汚染物質を生成することにより発生します。
二次的汚染物質としては、オゾン、パーオキシアシルナイトレート(PAN)及び二酸化窒素等の酸化性物質、ホルムアルデヒド、アクロレイン等の還元性物質があるんですが、ほとんどがオゾンです。なお光化学反応により生成される酸化性物質のうち、二酸化窒素を除いたものを「光化学オキシダント」と呼んでいます。
【オキシダントが高濃度になる条件】
①気温: 日最高気温が25℃以上
②日照時間:9~15時の間に2.5時間以上の日照があること
③海風:東京湾及び相模湾からの海風の進入があること
④安定度:安定であること(館野高層気象台9時の状態曲線0~1000mの気温差が7℃以下)
⑤上空の風:館野高層気象台9時の状態曲線で、1000m以下の風が南よりの風でないこと
⑥天気図:夏型の気圧配置(鯨の尾型)、移動性高気圧又は低気圧や前線の間で気圧傾度が緩い場合